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ポルシェは年間20万台体制へ?利益率重視の新戦略が報じられる

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Value over Volume (販売台数より利益)

現在、ポルシェは新CEOであるMichael Leiters(ミヒャエル・ライタース)氏のもと、生産計画、経費(人員削減)の見直し等に着手されています。

つい先日もカーIT部門を解散させ、部門数を8つから7つに削減するなどいくつかの新たな施策を発表されていました。

参照記事
ポルシェが経営陣の合理化、自動車IT部門を研究開発部門に統合へ
ポルシェが子会社3つの事業を終了へ:コアビジネスへの注力を強化

前社長であるオリバー・ブルーメ(Oliver Blume)氏の時のポルシェは年間35~40万台の販売台数を目標に売上拡大を図ってきていて、それに伴い従業員数も増加。

でもそこから電気自動車の販売不振、そして米国や中国における様々な事情により事業全体が低迷。あっという間にポルシェの利益率は大きく低下してしまったわけです。

生産削減計画

今回、海外メディアで報じられたのはそんなポルシェが「今後は年間約20万台の生産で収益を上げられるように会社を編成したいと考えている」ということ。

ただ、この情報はドイツのHandelsblatt誌が伝えていると言われているだけで、具体的に誰がこの具体的な「年間約20万台」と言ったのかの出典がありません。

2025年のポルシェ販売台数は279,449台となっていて、すでにそもそも減ってはきているわけですが、今回の報道の約20万台となると昨年度よりもさらに少ない台数にすることを計画的に行うかもしれないということになります。

ただ、2026年4月の決算時にライタース氏は確かに「ポルシェをよりスリムで迅速な会社にする、損益分岐点(break-even point)を引き下げる、Value over Volume」といった内容については語られてはいますが、この時も具体的な数字は出されていないと思います。

よって、この年間約20万台にするという数値がどこまで信ぴょう性があるのかは現時点ではわかりかねるのですが、それでもポルシェが今後はまず生産台数を今までより少なくして販売していく戦略をとっていくことに間違いなさそうな気はします。

ポルシェは2020年代末までに営業利益率を10~15%にはしたいとの目標だということも報じられています。※ちなみに先日の2026年通期業績予想で発表された今年度の営業利益率予測は5.5~7.5%。

あとは、現在人員削減の計画もしているポルシェですが、今回新たに報じられた内容によると、ポルシェの販売責任者であるMatthias Becker氏も、ポルシェの中国での販売不振の一因とされていることから、職を失う可能性があるとのこと。

Becker氏は先日開催された北京モーターショーにも姿を見せられなかったそうです…。

出典:Porsche Spent Years Chasing 400,000 Sales, Its New CEO Wants Half That

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