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公道走行可能なポルシェ962を約2億円弱でいかがですか

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ル・マン24時間に出場した車を購入出来ちゃう

現在、ポルシェ962C Kremer (シャシーCK6-88)が販売されています。

通常こういった「すごいポルシェ」はオークションにかけられることが多いわけですが、今回のこちらのお車は何が凄いってオークションではなく「販売」なので「買います!」と言えば買えてしまうのです。

そのお値段、£999,950。

ポンドのレートにもよりますが188円計算で約1.88億円。輸送費だの諸経費を入れてもきっと2億円弱で購入できちゃいます。

この価格が安いのか高いのかは私には判断できない…^^

ポルシェ962C Kremer

1960年代に設立されたクレマー・レーシングは、1979年のル・マン24時間で優勝した935 K3などを開発しプライベーターとして名声を築かれたそうで、1982年にはポルシェ936ベースのCK5を製作。

のちに962Cをもとにアルミハニカム構造を採用した独自シャシー「CK6」を開発され、これが最も成功した私製962Cとされているのだそう。

今回売りに出されているCK6-88号車は1988年シーズンに世界スポーツプロトタイプ選手権やインターセリエ、ワールドチャレンジに参戦。

Kris Nissen氏のドライブでハンガロリンクでの勝利を皮切りに、ホッケンハイムやヴンストルフでも連勝を収め、さらに1988年のル・マンでは、ジャガーが総合優勝する中、このマシンは高橋国光氏、岡田秀樹氏、Bruno Giocomelli氏のトリオで総合9位を獲得。

シーズン終盤の米タンパでのレースではAndrettis親子のドライブで6位に。

その後、1990年に米コレクターの手に渡ったこの車は2009年に英国入りし、ル・マン・クラシックやグッドウッドでDerek Bell氏がドライブし注目を集められたそう。

近年では公道仕様に改造され、2022年に英国でナンバー登録。

グッドウッドのイベント走行後に自走で帰宅したというエピソードもあるらしい。

こちらのお車は、もちろんル・マン・クラシックや2025年のマスターズ・グループCシリーズなど、数々の歴史的レースイベントに出場可能だそうです。

充実した記録とスペアパーツを備ているお車なのでコレクションとしても極めて価値が高い一台と言われています。

現在のオーナーはこちらのお車を数年前に購入されたというJoe Maraci氏。

このJoe Maraciさんが750馬力(hp)、ツインターボ3.0リッター水平対向6気筒エンジンのこのレースカーを英国のBBM Sportの協力を得て公道走行可能な車へと改造されたとのこと。

そのアップグレードにはサイドブレーキ、エンジン冷却ファンの改良、ドライバーとパッセンジャー間のコミュニケーション用ヘッドセットインターコム、トラクションコントロールシステムなどが含まれています。

というわけで(どういうわけ?)、今なら購入可能なこちらのポルシェ962、いかがでしょうか~?

高速道路を走っていて後ろからこんなポルシェがせまってきたら幻覚かと思ってしまいそうです^^

出典:
racecarsdirect.com (販売サイト)
Street-Legal Porsche 962 for Sale, for a Mere $1.3 Million

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