2022年上半期ポルシェAG 売上高は179.2億ユーロ(約2.43兆円)
2022年上半期(1~6月)におけるポルシェ全体での売上高と営業利益が発表されました。
売上高は昨年2021年の上半期が165.3億ユーロだったものが、前年同期比8.5%アップの179.2億ユーロに。
そして営業利益は昨年2021年の上半期が27.9億ユーロだったものが、前年同期比なんと24.6%アップの34.8億ユーロに。
この結果を受けて、ポルシェは
「(世界情勢的に)色々とあってこの大変な時でもポルシェは良い感じでちゃんと出来るんだよ、あははは」
と再度強調されています。あ、意訳しすぎ(笑)?すみません。
2022年上半期のポルシェ販売台数は『145,860台』(2021年上半期は153,656台)。
2022年上半期の自動車におけるネットキャッシュフローは23.9億ユーロ(2021年上半期は26.0億ユーロ)だったそう。
ポルシェとしては、将来への投資も引き続き沢山しているのに、これだけの強力なネットキャッシュフローを生み出すことが出来たとのことで、キャッシュフローに焦点を当ててきたことが成果を上げていると思うとのこと。
まだまだサプライチェーンに問題があったり、原材料・エネルギー価格の上昇などの大変な状況ではあるものの、ポルシェAGとしては2022年の売上高利益率を約17~18%&売上高を約380~390億ユーロにすることを目標に設定(中期的には売上高利益率を約17~19%が目標、長期的には20%越えが目標)。
ファイナンスとIT担当取締役のLutz Meschke氏は
「今のこの市場の大変な環境において、こうして売上高と収益が大幅に増加したことを誇りに思う。これは従業員たちと経営陣によるチーム努力の結果」
と言われています。
こういった2022年上半期の非常に良い感じの結果から、ポルシェCEOのオリバー・ブルーメ氏も今後について楽観的にみられているとのこと。
この他に発表された内容についてはほぼ同じ内容を以下の発表の際に語られていますので、以下をご参照頂けたらと思います:ポルシェが新しいフル電気自動車SUVモデルを追加することを発表
最後にやはり今回の発表についても免責事項が沢山つけられていましたので「あくまでも現時点での目標ですよ」ということですので、念の為以下に免責事項もそのまま掲載させて頂きます^^
Disclaimer (免責条項)
This press release contains forward-looking statements that reflect Porsche’s current views about future events. The words “will,” “target,” “aim,” “ambition”, “anticipate,” “assume,” “believe,” “estimate,” “expect,” “intend,” “may,” “can,” “could,” “plan,” “project,” “should and similar expressions are used to identify forward-looking statements. These statements are subject to many risks, uncertainties and assumptions. If any of these risks and uncertainties materializes or if the assumptions underlying any of Porsche’s forward-looking statements prove to be incorrect, the actual results may be materially different from those Porsche expresses or implies by such statements. Porsche does not intend or assume any obligation to update these forward-looking statements since they are based solely on the circumstances at the date of publication.
The forward-looking financial information for the current fiscal year 2022 set forth above is based on a number of assumptions, including no significant deterioration of economic conditions or the COVID-19 pandemic situation in Porsche’s main markets, no significant disruptions in the supply chain, especially relating to semiconductors, energy, materials, parts and components, no material price increases of raw materials and no further escalation of the war in Ukraine. Such forward-looking financial information also assumes that in the second half of the fiscal year 2022 the euro remains weak against the currencies of Porsche’s main markets.
出典:(公式)Porsche increases sales revenue, operating profit and return on sales
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