タイカンはターボSではなくて、ターボで
先日ポルシェが公式にアップした動画に、以下の3台をレースさせるというものがありました。
そのレースしたポルシェのモデルたちが以下の3台:
- ポルシェ タイカンターボ
- ポルシェ911 GT3 RS
- ポルシェ911 GT3カップ
2020年12月にオーストラリアのSandown International Racewayにて行われた、この3台をレースさせるという試みです。
何が凄いと思ったって、これをポルシェが公式に行ったということかな。
レースは2種類行われ、1つがこのサーキットを本気で1周するというレース形式で、もう1つが直線での速さを競うドラッグレース。
動画全体を見て頂いても2:46の短めのものなので、まずはとにかく見て頂くのが早いかと思います^^
動画はこちら↓
…というわけで、順番は前後しますがまず2つめのドラッグレースについてはタイカンが余裕勝ち。
途中に出てくるカモメさんたちがなんとも可愛くて良い味だしていて好き(笑)↓
これは3台ともが同時スタートで、ただただ直線を競っているので、タイカンターボの「さすが!」という勝ちでしかないかと思います。
ローンチコントロールでのタイカンの発進を「体感」された方ならわかる、あの物凄い加速感。
そして最初のレースであるサーキットを1周するものですが、こちらも何も考えずに見ていると、最後の最後にギリギリGT3 RSとGT3 CUPに追い上げられながらも、やっぱりタイカンが勝っちゃうので
「うわ、タイカンめっちゃ凄いな!」
と思っちゃったわけですが…ん?
これ、動画を普通に見ていると
「タイカン、凄っ!今回はタイカンターボSではなくて、タイカンターボであるのにも関わらず、GT3 RSとか、さらにはGT3カップにも勝っちゃうんだ!」
って思えるわけなのですが、そうそう、こちら、良く見てみるとこのサーキット1周レースは、タイムのハンディキャップ付き。
ポルシェが設定したそれぞれの車に対するハンディキャップが課せられていて、最初のサーキット1周レースをする際には、タイカンターボが「3.4秒」(3.4秒皆より先にスタート)、そして911 GT3 RSが「2.0秒」というハンデありきでスタートしているのです。
ということは、ポルシェ911 GT3カップはタイカンターボよりも3.4秒も遅れてスタートしたというのに、最後ぎりぎりほぼ追いつくくらいにまで迫っているということですよね。たったの1周のうちに。
それって、今度は改めてやっぱりGT3カップ凄い!って思っちゃいました^^
そしてGT3カップカーって本当に可愛い。速くてカッコイイのに、愛らしいという、もうずるい(なにが(笑))。
ポルシェが公式にこの3台をレースさせるなんて「そんなことしちゃっていいの??」って最初は驚いたのですが、実は良く見てみると「タイカンも凄い」「GT3 RSも凄い」「GT3カップも凄い」っていう結果になる動画なのかもって思いました^^
さすがポルシェ、やるな(笑)。
個人的にはタイムハンデなしでを見てみたかったです。まあ、それはやらないか~^^