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Porsche: ポルシェ ◆私の愛する黒カレラ (991.2) ◇2019年10月26日-27日

ポルシェ The Rally -Amazing Moment- リユニオン 2020 (後編)

投稿日:2020年11月7日 更新日:

八ヶ岳を走るポルシェ911

第2回ポルシェ・ザ・ラリー ~アメージング・モーメント~ リユニオンのブログ後編です。

前編はこちらポルシェ The Rally -Amazing Moment- リユニオン 2020 (前編)

前編で最後に書いていた、今回のラリー・リユニオンでの3つ目のチェックポイントである八ヶ岳高原ヒュッテをあとにし、続いては『八ヶ岳大橋』を目指します。

こちらの橋は、特にラリーとしてはチェックポイントになっていたわけではないのですが、撮影スポットとしてとても綺麗ということで、ドライブ中に立ち寄ることが出来るオススメポイントになっていたので、せっかくなら見て行こうということで。

エントラントさんたちの大半の方が、次の目的地であるランチ会場に向かう途中に、こちらの八ヶ岳大橋に立ち寄られるルートをとられたのではないかと思います。

そして、そんなルートを目指す私達の前にはスピードスター。

この霧が少しずつ晴れてきた森の中を走る1台のスピードスター、その後ろ姿の絵になることと言ったら!!!絵画ですよね、これもう、絵画。

フォトスポット:八ヶ岳大橋

だんだんまた、高度も下がってきて、霧も完全になくなり暖かさも戻ってきました。

そして、八ヶ岳大橋を目前にして広がるのは綺麗な景色。

…と、美しい景色に見惚れていたら、今までスイスイと走ってくることが出来ていた道が、突然なんだか混み始めて…そこからいきなりの渋滞に。フルストップです。

え?どうしたの?と思ったら、もうあと八ヶ岳大橋に入るまでに、私達の前にいる車は10台くらい?というくらいの時点で…突然の八ヶ岳大橋封鎖です。

ええええ。

レインボーブリッジ八ヶ岳大橋、封鎖できません!」じゃないの~??

と思っていたら、橋には救急車、そして空中からはヘリコプター。ううーん、これはなんだか大変そう。

というわけで、いきなり八ヶ岳大橋が封鎖されるというハプニングがあったものの、橋の手前でUターンをして違うルートで迂回することが出来たので、タイムロスとしては15~20分くらいで済んだかな、と思います。

橋からの景色を見ることは出来なかったけれど、引き返す時にその手前からの景色を再度楽しませてもらいました。

目の前に広がる美しい大自然を見て、生きていて良かったとしか思えない、私としてはこの美しい景色を前に、前向きな気持ちにしかなれない想い。

でも、この同じ美しい風景を見ていても、想うことが違う人もいたんだろうな…なんていうことを考えると、今、こうしてポルシェと楽天的に幸せにすごさせてもらっていることが本当にありがたいことで、幸せなことだと思うと同時に、ちょっとつらい気持ちにもなりました。

…って、何を言ってるかまたわからないですね^^ まあ、色々思うことがあったということで。

さてさて、そしてここから迂回したルートがまたとても良かったのです。

きっと神様は今回、この道を私たちに通らせる為にあえて迂回させたのかもって思えるくらい。それが、こちらのルート↓

それがここ、第1回目のラリーの時にチェックポイントだった場所『清泉寮』を通り抜ける道です。走りながら「あ、ここ前に来たね!」ってなりました。

それで、何が懐かしいって、ここなのです、ここ。この矢印の丁字路。

そこに向かう道を走りながら、第1回目のラリーでこの道を走った時のことを思い出します。

だって、さきほど地図に出ていた丁字路…まさに!前を走られていたエントラントさんの911が道を間違えられたポイント^^

これこれ、ここです。

本当なら(コマ図通りに行くなら)、ここを左に曲がらなければいけないのですが、前を行く911たちはここを右に曲がられていったのです。

それで「え??」ってなって、ここが私達にとって初めて「あれ、前についていってはダメじゃない?」と、自分たちだけ左折したという、すっご~く記憶に残っているポイントだったのです。

そんな懐かしい場所を、偶然また「ポルシェのラリー」として通ることが出来て、とっても良かったです。

懐かしさMAXな感じ^^

そうか~、もう第1回目のラリーに参加した時から、2年以上たっているわけですよね。あっという間だな…。

チェックポイント4:キースプリング

そんな風に、約2年前のラリーでの出来事を懐かしく振り返りながらのポルシェ911ドライブをしているうちに、次の目的地であるランチ会場『キースプリング』に到着。

今回、密を避ける為にもランチ会場は2つに分かれていて、1つがこちらのキースプリング、そしてもう1つがハーベストテラス八ヶ岳でした。

私達はお肉がメインで出てくるといわれていたキースプリングをチョイス。やっぱり肉食~。

お肉はとても柔らかくて美味しかったです。私にはお肉そのものだけで十分美味しくて、ソースは必要ないくらいだったかな。

外を眺めても、とまっているのはポルシェたち。

いつ見ても、幸せすぎる光景です。

チェックポイント5(ゴール):ハーベストテラス八ヶ岳

ゆっくりと美味しいランチを頂いたあとは、すぐ近くにあるチェックポイント5つめであり、今回のラリーリユニオンのゴールであるハーベストテラス八ヶ岳へ。

今回、ランチ会場が2つに分けられていたと書きましたが、こちらのゴール地点であるハーベストテラス八ヶ岳がもう1か所のランチ会場にもなっていました。

朝から午後までの短い時間でのラリーリユニオンイベントであったけれど、またこうして最終地点に到着すると、なんとも充実感があったというか、すっきりした気分というか。

すでに沢山ならんでいるポルシェ911たちに並んで、最後の駐車です。

そういえば、事前に送られてきていた今回のラリーリユニオンの説明動画の中にも登場していた、マットなモスグリーンでラッピングされたポルシェ911の姿もありました。

気になったので聞いてみたところ、ポルシェセンターで所有されている車両だとのことなのですが、な、なんだかポルシェセンターにしては冒険したカラーになっているような^^

こういうカラーでのラッピングとかもしちゃうんだ、って結構意外でした。思い切って迷彩柄とかにまでしちゃったら良かったのに~(勝手なこといってる)。

そしてこのラリーイベントの素敵なところは、同じポルシェ911であっても、違う時代の911であったり、違うグレードであったり、違う特別エディションであったりという色々な911たちに、同じ場所で会うことが出来るということ。

今回もこうして、ぱっと偶然にとめられている2台のポルシェ911は、ただ、到着した順番に停められただけだというのに、私からしたら、空冷ポルシェ911のフックスホイールと、ポルシェ911 50周年記念モデルのフックスホイールをモチーフにしたホイールを並べてみることが出来てしまうという奇跡だったり。

こんなちょっとしたことでも、通常であればなかなか偶然では本当は「ちょっとしないこと」に出会えるのも、またポルシェのザ・ラリーの素敵な魅力の1つだと思います^^

皆さんが集まるまでの時間、コーヒーやお菓子などを頂けたので、閉会式が始まるまでの間は暖かい太陽の下で、お庭でのんびりしました。

ポルシェのラリーということを忘れてしまうくらい、ただのんびりと日向ぼっこしているような気分。

閉会式がこのハーベストテラス八ヶ岳のお庭で行われる予定となっていたので、「寒いかもしれないから防寒具を」と言われていたくらいでしたが、本当にもうありえないくらいの良いお天気で、暖かくて、まったく防寒具は必要ないくらいだったし。

閉会式の会場であるこちらのお庭には、沢山のパネル化されたお写真たちが。

この飾られていた写真たち、過去のラリーからの写真たちでした。

1つ1つ見てまわったのですが、そのすべての光景に思い出がありました。「あ~、これあそこだね、ここではこうだったね」と色々なことが思い出されます。

知っている方が映っていたら「あ、この人がうつってるね」とか「この車もいたね」とか、とにかくどの光景もが思い出されて、とても良かったです。

そしてなんというか、このパネルたちが大自然を前に芝生の上に飾られているその光景が素敵すぎるというか。お庭でのこの見せ方を考えられた方、お洒落だな~^^

こうやって、ポルシェ911と、ポルシェのオーナー様たちと、ポルシェに携わる方々たちとの思い出が1つ1つ増えていくことがとても嬉しいです。

こういう思い出の写真たちって、今までならついつい「私も欲しい」って思ってしまいそうなところなのですが、このラリーに関しては、なんというか、こういう写真たち1枚1枚を見ていると、

「ポルシェ・ザ・ラリーがみんなの思い出をずっと管理していってくれる」

っていう風に思えて、自分のもとに何か形として持っていなくても、『The Rally』のなかに、そのラリーに参加したエントラントの1人として自分の思い出が一緒にあれば良いかなという気持ちになりました。

わかるかな(笑)。うーん。

また、この待ち時間に私は前回のラリーの時に私達のグループを先導して下さっていたペースカーを運転して下さっていた方にまたお会いすることが出来たので、それもとっても嬉しかったです。

あの時、とても楽しく走ることが出来る先導をして頂いたおかげで、私はポルシェ911 GT3で本当にとってもとっても楽しく走るという体験をすることが出来ました。

あの時のラリーでの、あのポルシェ911ターボでの先導があったからこそ、最後に私がGT3とさようならする時にも「あの時、楽しかったな」と、良い思い出を持ってさようなら出来たと思っているので。

その感謝の気持ちをお伝えしたかったので、お会いすることが出来て良かったです。次は素カレラでがんばってついていかねば…ついていけるのかな…^^

今回のラリー・リユニオンでは、写真コンテストも行われていました。

ラリー中に撮った写真を閉会式前までに1人1枚応募しておいて、それをエントラントの皆さんで最後に投票して最も素敵だと思われる写真を選ぶというもの。

多くの方が応募され、どのお写真たちもとっても素敵でした。写真を見ながら「こんなに紅葉が綺麗なスポットもあったんだ」とか、自分たちが走っていないルートの風景も見ることが出来て良かったです。

投票によって選ばれた上位3つの写真の撮影者の方々には賞品も。

そして、EBI代表の方からのご挨拶があり、閉会となりました。あ、ちゃんとスタンプラリーもコンプリートしましたよ~。

今までのラリーと比べて、今回のラリー・リユニオンで私が個人的に「めちゃめちゃ進化した!!」と思ったことが1つあったのですが、それが…このスタンプラリーで押してくれるスタンプです。

今まではインクをぽんぽんとつけて押すタイプのスタンプだったのですが、今回からはなんとこのポルシェ911たちの絵柄のスタンプが「シャチハタ」に!!!(あ、実際にはメーカーまでは見ていないのですが、いわゆるインク内蔵でただ押すだけで良いタイプということ)

これはもう、私からしたら画期的すぎて、たぶん今回1番感動したところ(そこなの(笑))。これ、スタンプを押す担当の方の緊張感もだいぶ軽減されたのでは^^

…って、あれ?今、気づいたけれど、最後のハーベストテラス八ヶ岳でのスタンプ、種類が違いますね??いくつか種類があったのかな。気づきませんでした。

では、ここでまた皆さまとはお別れです。帰らないと。

エントラントの皆さまたちとは「また次回、お会いしましょうね」というのが暗黙の了解のようになっている気がして、またきっと次の、もしくはその次の、いつかのラリーでまたお会い出来るのだろうなと思ってのお別れです。

そういうのって、素敵だと思います。

いつかまた会えた時に「あ、また会えましたね」と、それぞれのポルシェ911たちと共に笑顔で挨拶が出来るという、そんな関係がいっぱいあるポルシェ・ザ・ラリーは、とっても素敵な、ポルシェ911が大好きな方々が集まる場所だと思います。

最後はやっぱり運営スタッフの皆さまが全力でさようならしてくださいました。皆さん、笑顔、笑顔。幸せです。

普段はポルシェセンターにいらっしゃるわけではなく、イベントの時だけにしかお会いできない方などにも、また会う日を楽しみにしながら、笑顔でのさようならとなります。

またどこかでお会い出来ますように^^

帰り道も、ちらほらとポルシェ911に出会います。すれ違う時には手を振りあったり。

帰り道でさえ、こうして富士山が綺麗に見えていました。富士山とGT3の図。帰り道までなんとも幸せです。

…と、ご機嫌で帰ってきたのですが、翌日ふと日に照らされた911のフロントガラスを見てみると、そこには大量の虫さん?!が!!

どうやら森のなかで小さい虫の大群につっこんだのかな?すごいことになっていました。

さ、さ、さ、さらにはですよ!ラリーリユニオンの翌朝、車に乗ってしばらくしたら、なにかが突然、車の中を飛んだのです。

「なに!!何か飛んだ!飛んでる!!」って大パニック。そしたら…うわ、ハエさんでした。

ラリーの時に窓を全開にして走っていたり、とにかくもう自然の中で楽しんでいたので、どうやらハエさんを八ヶ岳から連れてきてしまったようです。

格闘の末、ハエさんには外に出ていって頂いたわけですが、彼もいきなりの東京暮らしが始まって大丈夫かな、とちょっと心配…。連れてきちゃって悪かったな~。

とにかくもう、ハエさんはいたし、ボディには虫さんがいっぱいだし、車内の床には芝生やら草やらがなんだか沢山で、なかなか汚かったので、とにかく「洗車しなきゃ!」ってなりました。

でも、ちょっと自分で洗う時間が取れなかったので、何年かぶり?!に自分での洗車ではなく、ガソリンスタンドのお兄さんに洗って頂きました。車内までぴかぴかに復活。ありがたい~^^

やっぱりAmazing Moment

こうして、洗車を終えてポルシェ911カレラをぴかぴかに戻してあげて、私にとっての第2回目のポルシェ・ザ・ラリーのリユニオンイベントも無事、終了したのでした。

今回もまた「Amazing Moment」を体験させて頂きました。

そして、今回あらためて、このポルシェ911のThe RallyのAmazing Momentのなかの1人、1台としてThe Rallyのなかの思い出の1つとして、これからも刻まれていくのだなということを実感しました。

沢山のポルシェ911、沢山のポルシェオーナー様、そして沢山の運営スタッフの皆さまの思い出がこれからもいっぱいいっぱい増えていくといいなと思いました。

※記念撮影の瞬間だけ、マスクを取りました&写真はラリー公式FBから

あ、運営の方々は良い思い出以上に大変な思い出なのかもしれませんが(笑)、いや、そんなことない!大変であったとしても、きっと終わったあとには「良かった!」の気持ちの方が大きかったはず(と、洗脳する!)。

何度お伝えしても足りないくらいですが、本当に本当にまた楽しい時間を、素敵な機会を、素敵な出会いをありがとうございました!!

今回、再会できなかったエントラント様たちとも、またどこかでお会い出来ますように^^

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