日本国内におけるタイカン充電ステーションの種類
2020年10月7日、日本国内初となる『目的地型のタイカン充電ステーション』が箱根にオープンしたという発表がされました(開設は10/6)。
…と、言われてても「目的地型ってなに?」ってなっちゃいそうです。
数か月前の私だったら「何ですか、それは?」ってなっていたと思います。え?今の私?今はお勉強したので多少は理解していますよ!!たぶん~^^??
というわけで、まずはポルシェタイカンを購入した場合、いったいどこで充電することが出来るのかということを、自分の為にもまとめなおしておきたいと思います。
ポルシェタイカンが充電できる場所(順不同):
◆ 自宅:モバイルチャージャーコネクトという充電器を設置し、自宅の駐車場内などで充電が可能(機械式駐車場の構造上であったり、自宅内への設置が難しい場合はポルシェセンターへ要相談)。
◆ ポルシェセンター:全国のポルシェ正規販売店に2020年第4四半期以降、ターボチャージャーまたはモバイルチャージャーコネクトが設置される予定(設置されない店舗もあるようなので要確認)。
◆ ポルシェターボチャージングステーション:ポルシェとABB社が共同開発したチャデモ(CHAdeMO)充電器が設置してあるところ。
今後このターボチャージャーは150kWとなる予定で、10分ほどで約100km走行分の充電が可能に。とにかく最も凄い充電施設がこのターボチャージングステーション。
現在(2020年10月)、東京都は有明にあるポルシェNOW Tokyoに設置されていて、今後は:
- 東京:都内どこか (まだ未発表)
- 大阪:あべのハルカス
- 大阪:ヨドバシ梅田タワー
- 愛知県:ヒルトン名古屋
- 愛知県:名古屋セントラルガーデン
などに設置予定。
◆ ポルシェデスティネーションチャージングステーション:ホテルなどの宿泊施設やレストラン、ゴルフ場などのレジャー施設を中心に、ターボチャージャーではない普通充電器が設置される。
普通充電器であるのは、設置されるのがレジャー施設であることから「泊まっていたり、食事をしていたり、ゴルフをプレーしている間」にゆっくりと時間をかけて充電すれば良いよね、ということからなのかな。まあ、そうですね。そこでは急ぐ必要もないでしょうし^^
デスティネーションチャージングステーション=目的地型充電ステーション
このデスティネーションチャージングステーションが、今回発表された「目的地型」というものなわけですね。
…って、なぜいきなり日本語になった?!ま、まあいいか…。
前置きが長くなりましたが、今回発表された国内初となる目的地型のEV充電ステーションが開設されたのは、箱根にある『富士屋ホテル』。
ここにはターボチャージャーではない普通充電器であるポルシェモバイルチャージャー(8kW)が2基設置され、ホテル利用者の方のポルシェの電気自動車&PHEVは無償で充電が可能となるそうです。
ポルシェ以外の国内充電基準のEV、またはPHEV車の充電も可能とのことですが、その場合の価格についてはまだ記載がありませんでした。
ちなみにこちらの8kW出力の普通充電器では、例えばホテルに泊まっている間、約9時間充電しておけば、80%以上(約300km走行分)まで充電完了し、約4時間くらいの充電時間だとしても、100km以上の走行距離分は充電できるとのことです。
それにしても、こちらの2基の充電器。
都会に設置されているイメージからだと、なんとも未来感あってクールが感じがしていたのですが、こうして、なんというか、クラシックな富士屋ホテルの敷地内の自然の中に2基がひっそりとたたずんでいると…。
これ…
私のなかでは、ちょっともう、こういうイメージ↓!!
あああ。遊んでしまった(カオナシさんは先日ジブリから無料公開された画像から^^)。
ご、ごめんなさい、ポルシェ様。でもでも、富士屋ホテルで自然の中のこの黒2基って、夜に見たらきっとこんな感じでしょう??
違う?違うか(笑)。
こちらが今回、カオナシが設置された…じゃなくて、タイカンの充電器が設置された富士屋ホテルの情報となります^^
富士屋ホテル (開設日:2020年10月6日(火))
住所:〒250-0404 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
電話:0460-82-2211 (受付時間 9:00~20:00)
充電器数:ポルシェ モバイルチャージャー(8kW出力) x 2基
充電可能時間:24時間年中無休 (法令点検日除く)