第46回東京モーターショー
2019年の第46回東京モーターショー、今回は東京ビックサイトで開催されています。
私、全然存じ上げておりませんでしたが、こちらの東京モーターショー、「総裁」となられているのは瑶子女王殿下とのこと。会長が豊田 章男氏。
開催期間は2019年10月24日(木)~2019年11月4日(月/祝日)。今回話題となっていた通り、入場料は一般で2,000円のところ、高校生以下は無料となっていたので、私が行った平日には、確かに学生さんたち(制服姿)の参加が多く感じられたかな~^^(学校として社会科見学?みたいので来られていた方々も多くみられました)
会場となるのは「東京ビッグサイト青海・西/南展示棟、MEGA WEB、シンボルプロムナード公園、TFTビル横駐車場」など、とにかくお台場の東京ビックサイト周辺一帯。
今回、すでに東京モーターショーのイベントの一環として、インテルのドローンが500機飛んでショーをつくりあげる、ドローン・エンターテイメントの『CONTACT』だけは見ていました。
日本スーパーカー協会の特別展示
でも、まだ東京モーターショー自体は見ていなかったので、どこかで時間を見つけて行きたいな~と思っていて、さらには、せっかく行くなら、10月30日(水)~10月31日(木)のどちらかに行きたいと思っていたのです。
というのも、この2日間だけは、東京ビックサイト前の「石と光の広場」にて、Special Exhibitionとして日本スーパーカー協会のご協力のもと集まって下さったスーパーカーさんたちが特別に展示されることになっていたのです。
そのことを教えて頂いてから「行くなら、この2日間のどちらかに行きたい~」と思っていました^^
そして、念願かなって10月31日(木)に東京モーターショー2019へ。もちろん、1番に見に行ったのは日本スーパーカー協会さんの展示会場。
ではでは、た~くさんのお車たちなので、どんどん見ていきたいと思います。
まずは日産GT-R。マットなピンク。
そして、Ferrari 308 GTS quattrovalvole (フェラーリ 308 GTS クアトロバルボーレ)。
Ferrari 360 Modena (フェラーリ 360 モデナ)。
Ferrari 348 TS (フェラーリ348TS)。
Porsche CAYMAN S (ポルシェ・ケイマンS)、こちらのボディカラーは、アラマンスレッドというそう。
Porsche 911 (991) GT3 RS (ポルシェ911 GT3RS)。
さらには、Porsche 911 (991) GT2 RS (ポルシェ911GT2RS)。
この、シルバーxブラックが本当にカッコイイ!
これだけ沢山スーパーカーたちがいても、(ポルシェがスーパーカーなのかはわからないけれども^^)ついついポルシェばかり探して、見てしまう自分がいます。
だって、もうこのおしりといったら。可愛すぎる。
ポルシェといえば、こちらも。
ADVAN Porsche 962C。いったいどのような方がこのお車を所有されているのでしょう。凄すぎる…。
こちらもいらっしゃいました。BUGATTI Chiron (ブガッティ・シロン)。
アストンマーチンは、Aston Martin DB9 GT Last of 9 by Q、Aston Martin DBS Superleggera、Aston Martin DBS Superleggera の3台。
マクラーレンはP1と675LT (McLaren P1、McLaren 675LT)。
ランボルギーニもまた沢山いらっしゃいました。
順不同で、Lamborghini AVENTADOR LP700-4、Lamborghini AVENTADOR S、Lamborghini AVENTADOR SVJ、Lamborghini GALLARDO Spider、Lamborghini HURACAN Spider RWD、Lamborghini HURACAN Spider。
Lamborghini DIABLO GTR (ランボルギーニ・ディアブロ GTR)。
日本スーパーカー協会様たちのお車をさんざん楽しませて頂いたあと、今度はせっかくなので東京ビックサイトのメインとなる展示会場の方にも行ってみました。
と、その前に。青海会場の方から西・南展示場に向かう途中にも色々なお車の展示があったので、そちらも是非。
痛車たちの展示
まずは痛車たち(というカテゴリーで良いのかな)。
以前、アズールレーン仕様のフェラーリ488スパイダーに遭遇したことがあったのですが、今回はフェラーリ458スパイダーがいました。あとはダッジ・チャレンジャーの痛車だったりして、なんとも凄い。
このお車たちを見ながら、男子高校生の団体が「どうしてカッコイイ車にアニメ載せるのかわからない。可愛いキャラを載せるなら、可愛い車にやればいいのに。俺はフェラーリは、シンプルにフェラーリがいい」と仲間同士で話しているのが聞こえました。
そんな会話を聞きながら「わかる、わかる。シンプルなカッコイイ仕様のフェラーリはやっぱり最高。でも、そんなあなた達も20年もしたら、もしかしたら「フェラーリを痛車にするぜ!」って、こういう楽しみ方を覚えて、スーパーカーラッピングしているかもしれないよ?」と、隣でほくそ笑んでいた私です。(←ただの変なおばちゃん^^)
あとは、すっごい金ピカのフェラーリ458スパイダーも。本当にキンキンに金色でした。凄すぎる~。ホイールまですべて金です。眩しすぎるゴールド仕様。
このピカピカのフェラーリさん、もちろん「お手をふれないで下さい」と、警備員さんもついていたわけなのですが、このフェラーリにちゃっかり乗っている、とある生き物を発見。
それが、こちら!ゴールドフェラーリのフロントのエンブレム近くを、のんびり歩くてんとう虫さん。可愛い^^↓
虫さんって黄色が好きと聞くので、やっぱりこちらのてんとう虫さんも、ぴかぴかの金色に引き寄せられてきたのかな?
東京モーターショー@東京ビックサイト西・南展示場
いよいよ、東京ビックサイトの展示場に到着です。
今回、ありがたいことに入場券を2枚頂いていたので、こちらのチケットを利用して入らせて頂きました。ありがとうございます^^
入場する時には、簡単に持ち物検査がされて、そのあと入場するとリストバンドをつけてもらえます。
今回のリストバンド、こういうリボンタイプでした↓。リボンの輪っか部分を手首に通すと、係のお姉さんが白い留め具を、く~って上にあげて落ちない長さまで調整してくれるのです。
これをつけてもらった私「このタイプのリストバンド、初めて見た。でもこれ、簡単に取れちゃいそうだから、いらなくなった時に他の人に簡単にあげることが出来ちゃうんじゃないの?」と思ったのです。
が、しかし。このリストバンド、意外にも白い留め具を、今度ははずそうという方向にひっぱっても、まったくもって動かない!
ちゃんと、一方方向(閉める方)にしか動かないようになっていて、はずす方向にはロックされるようになっていました。凄い。
まあ、そうじゃなければ意味をなさないかとは思うのですが、見た目では簡単にはずせそうだったので、ちょっとしたことですが1人このリストバンドに感動していました^^
会場はとにかく大きいです。もう、どこに行ったらわからない。
全体像としては、こんな感じになっていて、スーパーカーたちが展示されていたのが赤く表示されている有明エリアの方で、展示会場(西・南)もこちらの赤いエリアにあります。
展示場の中でもどこに行ったら良いかわからなかったので、とりあえずまずは南展示場へ。
なんだか芸人さんとかいて、トークショー?お笑いライブ?とかもやっていたようです。
こちらの南展示場にの奥にはメルセデス・ベンツのブースがあったので、行ってみます。
今、ファミリーカー探しをしている我が家なので、東京モーターショーの場だというのに、会場内でファミリーカーになりえそうなモデルを見つけると、ついつい結構真剣に後部座席に乗り込んだりして、検討してしまいました。そういう場じゃないのに~(笑)。
今回はメルセデスも電気自動車推し。
2019年の東京モーターショーのテーマが「Open Feature」であり、未来の可能性が広がる場となることをビジョンとしているものであった為ですね~。
メルセデス・ミー(Mercedes me)のカフェ出店もありました。ここだけなんだかオシャレ空間。
続いては、レクサスのブースへ。
LF-30 Electrifiedというコンセプトモデル。ボディカラーは「Voltaic Sky」というそうで、とても未来的でした。ドアの開き方、すごい。
そして、見てみたかったのはこちら。
レクサスLCコンバーチブル。こちら、LC500コンバーチブルではなくて、あくまでもLCコンバーチブル、なのですね。
アルピナコーナー (BMW ALPINA) もありました。
アルピナのホイールって、今はこんな感じなのですか??(すみません、全然詳しくないので…)。
あと、この下の黄色く〇してあるところ↓ ここに、こんな風にALPINAって入っていることも知りませんでした~。
さらに歩いていくと、日産ブース。
おお。日産リーフ NISMO RC-02。なんだか、とってもカッコイイ~!!新型EVレーシングカー。「日産リーフ」という名前だけを聞くと、まったく違う車を思い浮かべてしまうので、びっくりでした^^
日産フェアレディZ 生誕50周年記念車である「フェアレディZ 50thアニバーサリー」。
Nissan GT-R。
そうそう、あと日産ブースではこちらのセレナの車内を見て感動しちゃいました。
だって後部座席には、こんな風に前の座席の背に「テーブル+カップホルダー付き」がついてる!飛行機みたい。
この車に子供たちを乗せてしまったら、狭いポルシェ911カレラの後部座席に押し込まれるより「テーブルがあるこっちの車がいい!」って言われちゃいそうなので、子供たちには見せないようにしておかないと…^^ (ニッサン様、ごめんなさい…私がポルシェ911に乗り続けたいという理由だけで、後部座席が快適そうなお車たちを子供たちには見せることが出来ません(笑))。
あとは、こちらも見てみたかった、アルピーヌA110S。車両重量1,114kg。やっぱり軽い。
歩いているうちに、西展示場に入ったっぽいです。こちらにはHONDAなどが。
ホンダジェット エリート
ホンダでは、結構大きめにホンダジェットのコーナーが出来ていました。
こちらはホンダジェットが着陸する時の様子を、一緒になって体験できるような映像。見上げてみるのですが、見上げて飛行機着陸をコックピット座席から見ていると、立っていてもふらふらしちゃいました^^
ホンダジェットは「空飛ぶスポーツカーを作る」という夢をもって研究開発を始めたそうです。
何がすごいって、Honda Jetの飛ぶ高度は約13,000mのところ。ちなみに、通常の飛行機(旅客機)でも約12,000m、ヘリコプターで6,000mくらいだそう。
この、旅客機よりも高い高度を飛ぶことで、天候の影響や空気抵抗も少なくなるので、より速く、低燃費で安定した飛行が可能となるとのことでした。へ~。
ボディカラーもいくつかから選べるようで、なんだか車のコンフィギュレーターを見ているようでした^^
あとは、ホンダが誇るNSXの展示も。相変わらずカッコイイ。
バイク展示も。
こちらは、実際のレース?でプロのレーサーがコーナーを曲がっていく時の模型が展示されていて(向かって左側が、人形です↓)、その右側のバイクに実際に人が乗って、どのくらいの体制になっているのかを体験できるというもの。
何人かの方が試されているのを見ましたが、もう、オートバイにまたがるだけでも大変なくらいで、そもそも乗れない方続出でした(笑)。
まあ、走っていてコーナーでこの状態になるのではなく、いきなり静止しているこの状態から体制を取るということ自体が、そもそも難しいことなのだとは思いますが^^
ささっと見てまわることが出来たので、そろそろ帰ろうかなと思って、ふと思い出したことが1つ。
そうそう、展示場の会場内でも確かスーパーカーが出展されているという話だったような。どこだろう…。
パンフレットを見てみると、南会場の上の方だったようなので、外からまわってあがってみました。
そうしたら、そこはちょうどフードエリアみたいになっていて、たくさんのキッチンカーが並び、その前で沢山の方々が美味しそうにお食事中。
お天気も良かったので、外で食べるお食事、デザートたちは最高そう~。海外の方々も日本のキッチンカーフードを楽しまれているようでした^^
フードエリアに隣接している展示場に、まずは東京オートサロンのブース。
なんだかもう、ぎんぎらぎんのお車もいました。1958年製のシボレー・インパラ。それをレストアして、メタル塗装を施したそうです。
そのお隣ブースには、スーパーカーデーの展示。
おおお。こちらにもポルシェ911GT2RSが。
しかも、白x黒。あまり見たことがなかった白色なので、新鮮でした。可愛い^^
奥のピンク色のランボルギーニは、ピンクから後ろにかけて黒になってる~。
ZRスポーツ ドローンサッカー
あと、このスーパーカーたちのお隣に出展されていた「ZRスポーツ」というのが、これまたちょっと気になりました。
オートバックスが出展していて、こちらの競技「ドローンサッカー」なのだそうです。
5人で1つのチームとなって、ボール型のドローンを操縦し、時間内に相手ゴールにドローンを沢山くぐらせた方が勝つというもの。
実際にデモもやってくれたのですが、黄色の〇のなかに、青とピンクに光っている丸っぽいドローンが飛んでいるのわかるでしょうか↓?
これがぶつかりあったりして、相手を阻止しながら、相手側のゴールである円をくぐりぬけることを目的として操縦されます。実際には、1チーム5人なので、こういった会場内に10機のドローンが飛び交うことになるので、かなり見ごたえあるのではないかと思います。
お姉さんが、このドローンは時速100kmくらい出ると話されていたので、それはもう凄いスピード。これからの子供たちの遊び、スポーツは本当に変わっていくな~。
と、空飛ぶドローンを見ながら、ふと、さらにその先を見ると、あ~これはもしや。
いや、もしかしなくても、ランボルギーニはミウラ。
なんだかもう、当たり前のように色々なお車が展示されているので、ホント凄い。
あれ?このキッズカー(なの?)、前に東京オートサロンでも見たような。
そうそう、スフィアライトとリバティーウォークがコラボしてカスタムしたという光岡自動車のオロチの、チビオロチくんではないですか!感動の再会(笑)?です。
こちらはフェラーリのDINO246GT。1973年製。1973年にこの車が走っていたのだから、凄いことですよね…。
そしてこちらが、1952年製のMG TD。いやいや、1973年で驚いていたら、1952年って。1952年にこんな凄い車が走っていたなんて、想像つきません~。
あとは、車ではないけれど、さらにそのお隣に出展されていたBOSCHのブースで見つけた感動の商品がこちら。
白いカウンター(テーブル)の上に、左右に2面の画面があるのわかるでしょうか↓。これ、モニターなのですが、透明なの!!ガラスみたいなモニターで、その透明なところに映像がうつされていました。
何気に今回の東京モーターショーで、1番欲しいと思ったのは、私の場合、このモニターかもしれません(笑)。私が手に入れても、何に使えば良いのかわからないけど^^
こちらは、ダラーラストラダーレ。最初見た時、何のお車だかまったくわかりませんでした…。
物凄いカーボン使いで、このカーボンだらけなのにも驚きましたが、それよりも何よりもおどろいたのが、ドアがないこと。ドアがないって!
サイドの窓のところをまたいで車内に乗り降りするのだそう。それまた凄すぎるでしょ…。
テスラ・モデルSもいました。最近、モデルSについては色々と書かせて頂いていることもあり、興味あったのでちゃっかり乗り込んできました。
画面、大きい。ちょうどお隣に乗られた男性が、画面をいじって、オートパイロットはどこで制御するんだろう?とか色々さわってくれたので、横から一緒に「ふむふむ」と見させて頂きました^^
さらには、マクラーレンのセナ。実はこの日、別の場所でもセナに遭遇していたので、1日に2台のセナ(しかも1台は展示車とかではないし)に出会っちゃうなんて、なんという日でしょ^^
最後は、アストンマーティンのDBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ。
最近、新しいBMWのキドニーグリルが巨大化されていることが話題になっていますが、こちらのグリルも相当大きいと思うのですが、それとこれとははまた感覚が違うのかな…^^?
というわけで、スーパーカーを見にいって、ちょっとついでに展示会場も見ようかな、くらい気軽に立ち寄ってみたのですが、なんだかんだでほとんどまわってしまったような気がします。
青海会場の方には行けていませんが…。
ポルシェの公式な出展はなかったものの、ポルシェにも数台であえることも出来たし、こういう沢山の色々な車が一堂に集まってくれると、自分からでは興味を持ってあえて見に行かない車なども、気軽に出会って、見ることが出来るので、見てみると思ってた以上に興味がでたり、知らない技術を知ることが出来たりと、色々な発見があって楽しかったです。
今回は海外メーカーの出展が少ないことから「行かない」という意見をよく聞いて/見ていたのですが、なんだかんだで私が行った平日でもかなりの人が来場しているように見えました。週末はきっと大混雑だったのだろうな…。でも、盛況なのはなによりだと思います。
また第47回東京モーターショーも行けたら行こう~!