911 タルガ4S ヘリテージデザイン・エディションと出会えちゃった
以前、ポルシェディーラー(EBIグループ)様主催によるポルシェのラリーイベントに参加させて頂いたことがあったのですが、そのイベントの2回目のポルシェ参加台数は『55台』。
そして、この日。
メーカーイベントでも、ディーラーイベントでもない個人主催でのツーリング企画があったのですが、この日のポルシェ参加台数はまさかの『31台』。
ありえない!
サポートするスタッフさんたちがいるわけでもないのに、ポルシェ31台をまとめあげてランチ付きツーリングを計画&遂行されてしまうだなんて、その本当の凄さは実際に31台のポルシェでツーリングされた皆さまにしかわからないかもしれません^^
実際にこの31台(1台はお見送り=私)でのポルシェツーリングを開催され、全員が無事に事故や問題を起こすこともなく楽しまれたという素晴らしい会にされた、はい、主催者である”山田さん”こと山田さん(笑)は本当に凄い方だと思います。
山田さんについてはこちら:フジテレビ『あなたのコネのおかげです!』でポルシェツーリングが紹介されました
さっそくですが、この日のツーリングの様子を見ていきたいと思います。
私は夏休みに入った子供たちの予定があった為早朝のお見送りしかすることが出来ず、ツーリング自体には参加出来ていません。
この日の早朝のお見送りにはポルシェ911 カブリオレ(992.1)で行きました。
後述しますが、この日の参加ポルシェ車両たちは「え、なにそれ?!」って思ってしまうほどの物凄いラインアップ。
その中でも今回私がもっともお会いしたいと思っていた1台がこちらです。
私の992の奥にいるのがそのお車。
見えてきたこのお車の色はチェリーメタリック。
そして、これはもしやタルガ?!
そう、チェリーメタリックのタルガといえば、もうコレ!!!
こちらのお車。
泣く子も黙る、いや、私は騒ぐ(笑)、ポルシェ911タルガ4S ヘリテージエディション。
もうコレ、奇跡。
まさか実車に会わせて頂ける日がこんなにも早く来るだなんて思ってもいませんでした。感動。
だってこのチェリーメタリックのヘリテージエディションタルガって、発表されて以来見れば見るほど素敵すぎて「このタルガさん、本当に素敵すぎる」ってずっと思っていたモデル。
もう、じろじろと眺めさせて頂きました。オーナー様、ありがとうございました^^
車のサイドにつけられているナンバーはオーナー様による希望ナンバー。
そして、こちらのヘリテージエディションは全世界で992台しか生産されないという限定モデルであるので、もちろんのことxxx/992というシリアルナンバーもつけられていました。
リアグリルにはポルシェのヘリテージバッジも。このバッジはもともとついてくるそうです。確かに発表時の記事を見返してみると最初からついてた~。
とにかくもう、この落ち着いたチェリーメタリックカラーにゴールドアクセントのTargaといったロゴ名だったりの入れ方がなんともお洒落で、本当にとってもとっても素敵でした。
あとはオーナー様から教えて頂いたのですが、このタルガにつけられているクレストもヘリテージエディションだけあって歴史あるものに。
左側が今回のタルガのクレスト、そして右側が私の992のクレストです。
確かにタルガのクレストはいわゆる空冷さんモデル時代とかのオレンジ色x黒のカラーリングで、かつ中央のお馬さんもちょっと違う。
朝からヘリテージデザインエディションのタルガと会わせて頂けてもう大興奮だったのでした。
いつの日か、ここに今度はもう1つのポルシェ・ヘリテージデザイン・ストラテジーに基づいて出されたポルシェスポーツクラシックも入ってくれたりしたら最高。
日本で是非、このポルシェ・ヘリテージデザイン・ストラテジーによって出される4台すべてを並べて頂きたいなと、未来のツーリングを夢見たりしちゃいました^^
ポルシェ911 GT3 ツーリングパッケージ (992.1)
続いてこの日もう1台お会いすることをとても楽しみにしていたポルシェがありました。
それがこちら!↓
992.1型ポルシェ911 GT3なのですが、同じGT3でもこちらはツーリングパッケージ。
いわゆるウィングがないバージョンです。
私にとっては初めての出会い~。
まだまだツーリングパッケージは日本国内ではあまり納車されていないのではないでしょうか?どうなのでしょ。
何にしても今回こちらのお車と会えることを楽しみにしていたら、実はこの日PAに行くまでの高速道路で走られているところにも遭遇できたりしちゃったので、なんともとっても嬉しかったです。
走行時にリアウィングが上がっていたので、なんというか「GT3ツーリングパッケージ、羽なしだけれど羽はあがるんだ」と、当たり前のことを私の中ではややこしく納得しながら走らせて頂きました^^
ポルシェスピードスター(991)が3台
さ~ら~に~。
この辺りからはもう「ありえない!」の連続な感じになるわけですが、以前私が欲しくて欲しくて騒いでいたスピードスターがまずは1台。
相変らずカッコ良すぎる。
と、しばらくするとその場にはさらに2台のスピードスターたちが。
なにこれ!ここ、普通の日本のパーキングエリアなの?
わかるでしょうか、75番とそのうしろに70番とナンバーがついたスピードスターが2台。
この場に集まったスピードスターは合計3台。奇跡すぎる。
991型スピードスターに続いて今の私が「欲しい~」と思ってしまっているのが、992.1型ポルシェ911 GT3(ウィングありバージョンの方)なわけですが、もちろんこちらのモデルもこの場に集結。
以前お会いさせて頂いたクレヨンのGT3から…(お隣には空冷964カレラ2!)
ガーズレッドのGT3…(お隣には992ターボSカブリオレ!)↓
シャークブルーに…↓
ブラック!↓
本当にもう、なんなのこれポルシェの展示会???
RWBポルシェ
このPAまでお見送りに行くまでの高速道路走行中に992.1ポルシェGT3ツーリングと出会ったわけですが、その前にもう1台出会ったポルシェがいました。
それがこちらの水色のポルシェ。
数台前にこちらのポルシェを発見した時、まだまだだいぶ先にいたお車であったというのに、なんというか遠近法が狂ってくるというか「んん?なんだか前にいる水色のポルシェっぽい車、やたら幅が広くて大きく見えるけど…なに???」ってなりました^^
気になっちゃったので追いかけさせて頂いて、しばらく後ろを走らせて頂いてじっくり見せて頂きました。
そして、このPAで再会。
私にとってはたぶんこんなにも間近で見せていただくRWBポルシェは初めてではないかな。
物凄い迫力でした。
ホイールにつけるバランスウェイトもこんなところにつけるのか!!って、もう1つ1つが新鮮で。
こちらの930ターボさんは、サーキット走行しまくりのサーキット仕様となっていました。
エアコンもない…というどころか、車内はもうほとんどサーキット走行に必要なもの以外はほぼない(取り外されている)というお車でした!!
オーナー様はこちらのお車を30数年前に新車購入されてからずっと乗られているそうで、しかもその乗り方は「ガレージに保管」ではなくて、がっつりサーキット走行の連続。
なんというか、ああ、このポルシェさんはオーナー様にめちゃめちゃ愛されているのだな、幸せなポルシェだなと、とってもとっても感動してしまったのでした^^
もちろん、この場にいらっしゃった皆さまそれぞれにポルシェ愛がたっぷりあるわけなのですが。
ポルシェツーリング参加モデルリスト
ではここで最後になりますが、この日参加されたポルシェモデルたちの一覧を見てみたいと思います。
本当に凄すぎるラインアップ(※色はメーカーが出している正しいカラー表記とは異なり、だいたいの色を表しているだけのものも含みます):
- 718 スパイダー レッド
- 718 スパイダー イエロー
- 981 ボクスター GTSシルバー
- 981 ケイマン GT4ガーズレッド
- 930 ターボ ブラック
- 964 カレラ2 シルバー
- 993 RWB ブルー
- 991.2 カレラ S レッド
- 991.2 GT2RS GTシルバー
- 991.2 GT3 イエロー
- 991.2 GT3 イエロー
- 991.2 GT3 ホワイト
- 991.2 GT3 レッド
- 991.2 GT3 ガーズレッド
- 991.2 GT3 クレヨン
- 991.2 GT3RS グリーン
- 991.2 GT3RS グリーン
- 991.2 スピードスター GTシルバー
- 991.2 スピードスター GTシルバー
- 991.2 スピードスター GTシルバー
- 992.1 カレラ ブルー
- 992.1 カレラカブリオレ クレヨン
- 992.1 GT3 シャークブルー
- 992.1 GT3 ブラック
- 992.1 GT3 クレヨン
- 992.1 GT3 クレヨン
- 992.1 GT3 ガーズレッド
- 992.1 タルガ 4S チェリーメタリック
- 992.1 ターボ S カブリオレ ホワイト
- 997 ターボ S シルバー
- 997 ターボ カブリオレ GTシルバー
この日は朝から物凄い暑さで、何もせずその場に立っているだけでも熱中症で倒れるのではないかと思えるくらいのお天気だったわけですが、手動でも自動でもオープンに出来るモデルの方はツーリングに出発される際にはオープンにされた方も多く、尊敬しちゃいました。
私はへたれすぎで、まったく開けることは出来ず(笑)。
ツーリング出発時間となり、皆さまをお見送りしたあとはいつものことながら今までは沢山の素敵なポルシェに囲まれていた自分の車が、ぽつんと1人ぼっちになってしまう姿が哀愁漂いすぎていて涙を誘います。
そんななか、いざ気を取り直して帰ろうとしたらPAでこれまた私にとっては初のヒッチハイク希望の方??を見かけました。
この暑いなか「静岡方面」という紙を持って立たれていました。すごいな~。
とにかく、この日の朝のひと時は私にとって夢のような時間だったのでした。
参加車両リストを見ていると「ポルシェの車って、モデル名にGTという文字がつくのが普通なんだっけ?」と錯覚してしまうほどの、本当に凄すぎるポルシェたちの集まり。
いつもこのような素晴らしい場に立ち会わせて頂けて本当に幸せです。
山田様、そしてこの場に集まられていた皆さまには感謝・感謝です。
ステキなお車たちに会わせて頂き、ありがとうございました!!
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