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Porsche: ポルシェ ◆ポルシェ911 (992.2型) ◆ポルシェエクスペリエンスセンター東京

始めてのポルシェTハイブリッド(GTS)体験@PEC東京

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911初のTハイブリッド車体験

少し前のお話になりますが、ポルシェエクスペリエンスセンター東京(以下PEC東京)で、新型992.2のポルシェ911 GTSの走行体験をしてきましたのでその時のことを。

この日のPEC東京には夫と2人で行って、2人で同時にドライビング体験をしてきました。

PEC東京でドライビングプログラム体験をするのはいつぶりでしょう??

記憶が曖昧ですが、最後に体験したのは2023年のポルシェ911ターボかな??

PEC東京には色々とイベントだったり知り合いと遊びに行かせて頂く等でちょこちょこ訪れているので、頻繁に行っているような気がしていますが実は走行体験は少なめです。

夫婦揃ってGTS

この日、夫と私がそれぞれどのポルシェモデルでの走行体験をさせて頂いたかというと…いやもう、やっぱり変な夫婦?

私が下の写真にうつっている左側の「右ハンドル992.2GTS」で、夫が右側の「左ハンドル992.2GTS」。

2人でぞれぞれ新型GTS体験です。だってやっぱり最新かつ911初のTハイブリッドモデルを試してみたかったので^^

では、ここからは私の911 GTS体験についてです。

まずは助手席に乗り込ませて頂いて、インストラクターの方による走行(※ここから掲載している写真たちはすべて許可を頂いたうえで撮っております)。

まずはハンドリングトラックを走行して下さるわけですが、ここで驚いたのがコース上に沢山のコーンが設置され正しい走行ラインへと誘導されていたということ。

以前はこのようなコーンがなかったので最初はびっくりしましたが、このコーンがある状態で何度か走っていると、このコーンがあることがとても良いなと感じました。

というのも、インストラクターさんから理想のライン取りを口頭で教えて頂いても実際にそのライン通りに走れるかどうかは個人の力量によるわけで、実際には「ちょっと違うよね」となってしまう場合もあるかと思うのです。

でも「ここはここを走ってね」というポイントにおいてコーンをびっちり置いて下さることによって、どの人でも確実に通るべきコースが強制的に決められるので実はこれが最も学びやすいのではと思いました。

一見「こんなのあったら邪魔!」って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも上級者の方であっても、上級者の方ならまずこの理想のラインを通られるわけですから結局のところコーンたちが邪魔になることもないはずで、つまりはライン取りが出来ていない人に対して強制的に良いラインを走行させてくれることになるだけの良いシステムのような。

少なくとも私にとってはこのコーンたちによって自動的にきちんと良い走行ラインが取れることによって、それによる走りやすさなどを実感することが出来てとても大きな学びにつながりました。

インストラクターさんによる走行が終わったあとはいよいよ私が運転席へ。

まずこの新型GTS体験で私にとって初体験となるのが、そう、これ!

911なのにボタンでのエンジンスタート。おおお~。

TハイブリッドはNAっぽさを演出しているのかな

自分でアクセルを踏んでみて恐る恐るスタートさせた992.2のGTS。走らせ始めての最初の感想は…「重たい」でした。

ははは、またしても私の変な感想なわけですが、普段ターボ搭載の991.2のベースカレラに多く乗っていて走り出しが軽いことに慣れている為なのか?、NAのポルシェに乗っても走り出しは「重っ」という感想になるし(ローンチみたいに一気にアクセル全開の時は違います)、今回はTハイブリッドでターボなはずなのになぜか今回も走り出しは「え、重たいな」という感想となりました。

もちろん、この「重たい」は実際の車重を感じているとかではないし、走り始めて速度が出てきたらまったくもって「重たい」と感じるものではありません。でも低速時というか最初の加速の時に重たさ、重厚感を感じるというか。

いつものことながら、なんともまったくうまく説明できなくてすみません(笑)。

ただこの「重たい」という重厚感はネガティブなものとして言っているわけではありません。なんでしょう。なぜだろう?ターボ搭載のGTSなのに、いわゆるNAのポルシェを走らせる最初の感覚に似ていたというか。

うーん、いつものことながら私のただの変な感想だと思って下さい…。

いやでも、これはもしかしたらポルシェがあえて「ハイブリッドさを出さずにあえてNAっぽさを演出した」とも考えられるのでしょうか?どうなのでしょ。

PEC東京走行での色々な体験

今回のドライビングプログラム体験では、インストラクターさんが私のクセをぱっと指摘して下さったので本当にこれはありがたいことでした。

そのクセというのがなにかというと「曲がる時に背もたれから体を浮かせてしまう」とか「ブレーキ&アクセル時にかかとを浮かせてしまう」とか。

自分ではまったく意識していなかったのですが指摘されてからそれらを意識して運転してみると、確かにスラロームする時でもなんでも曲がる時は背もたれから体の左右を少し浮かせていたりしていました。

普段、プロドライバーの方によるドライビングレッスンに参加させて頂いたりもしていますが、そういったレッスンではプロの方の運転での同乗はあっても逆に私の運転をプロの方に助手席からじっくり見て頂くということはなかなか出来ません。

でもここPEC東京では助手席からインストラクターさんが私の運転をじっくり見て下さるので、それによる気づきがあることが大変ありがたく貴重だなと思いました。

この日は他にもインストラクターさんが色々と課題を出して下さったのでとっても楽しかったです^^

例えば課題の1つはハンドリングトラックを走行する時に「Gフォース」の表示を出して、そのGフォースレベルを一定にして走ってみましょうというもの。

左右にかかるGフォースを左右とも1.00にならないくらいを目指しましょうというもので、確かに左右のGフォースが高ければ速く走れるというものではないということを実感できましたし、1.0以下に抑えられる走りをする方がよほど安定していて結果としては速いのかもとも思えました。

この日のチャレンジでは左右ともに0.97くらいで抑えて走ることが出来て、こういう目標値を持って走ることも楽しかったです^^

私のサーキットでの運転はいつも右に左にとめっちゃGを感じながらワタワタしてせわしないので(笑)、これを抑えるように左右のGがあまりかからないスムーズな運転が出来るように次回は頑張ってみようと思ったり。

ちなみにフル加速&フルブレーキが出来るエリアでフル加速からのフルブレーキした時の縦のGは死ぬ気でブレーキを踏んだのに1.36。

左右のGはちょっとでも荒く運転したらすぐに1.00を超えるというのに、縦Gはフルブレーキでもこのくらいなのかと思うと左右のGの大きさにも驚いた体験となりました。

あとはドリフトサークルでのドリフトは、ついに私の夢の1つであったPEC東京でのドリフトサークルでくるくるドリフトしながら回るということも達成できて感動。

練習の甲斐あってドリフトサークルでのドリフトをばっちりすることが出来ました。これホント感動(涙涙)。

さらにここで出された課題は「ドリフトサークルをドリフトしてもいいし、普通に走ってもいいから一周のタイムを出来るだけ速くしてみましょう」というもの。

これ、ドリフトして走った方が良いのか、あえてドリフトしないぎりぎりレベルで走った方が速いのかも最初はわからず色々試して面白かったな。

結局一周だたい12.17秒?とかでもう少し速く出来たらいいねという結果ではあったのですが、ドリフトしないでぎりぎりのところで走行するのが速かったような気がします。

PSM (ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム)をOFFにした状態で水でびちょびちょのドリフトサークル上を滑らせないように走ることに挑戦するのもなんとも楽しい体験でした。

他にもフルブレーキングのところでもどこで止まれるかの目標を変えてやってみたり、キックプレートも速度をだんだんあげていったり。

キックプレートはホントなぜか出来てしまうので(たぶん今まで様々な練習をさせて頂いてきたおかげ)、今回も時速35キロくらいから始めて最大47キロだったかな?まですべてクリア。これ楽しい^^

その人それぞれのレベルにあった課題を出してくださったりするPEC東京のドライビングプログラム体験、本当にとても楽しかったです。学びも多い。

さらにこの日は朝にアクアラインで事故があった為に朝から物凄いアクアライン大渋滞が発生していて、この日の私たちの走行プログラムの時間に予約されていた方々も時間までにたどり着けない方が多く、結果として私が予約した走行プログラム時間には3台しか参加することが出来ていませんでした。

って、3台のうち2台は私と夫(笑)。

そんな我が家でさえ、かなり余裕を持って自宅を出ていたのに渋滞でプログラム参加は15分遅れになっちゃいましたが。

というわけで、ほぼガラガラとなったPEC東京でのドライビングプログラム体験が出来たのでやりたいことをやりたい放題、待ち時間なしでびっちり楽しめたので最高でした^^

※間に合わなかった方々はこの時間以降に振り替えられたようでしたので良かったです!

PEC東京 レストラン906でランチ

走行プログラムを終えたあとはそのままPEC東京でランチ。

PEC東京の2Fに展示されているポルシェ通りの看板もポルシェ通りが延長されたことにより増えていました。

あとはレストラン906の前にこのような906の模型も新たに設置されていました。

カッコイイ。

レストラン906では窓からハンドリングトラックを眺めながらのランチとなり、これまた最高。

この日は906のハンバーガーを頂きましたが、これまた美味しかったです。

シェフのパスカルさんともまたお会いすることが出来てとても嬉しかったし。パスカルさんのお料理、どんどん美味しく進化しています^^

あとはどうでも良いことですが、レストラン内に飾られていたミシュランのビバンダムくんと…

ポルシェのキャラクターであるトムタルガくんが張り合って同じポーズをしていたのが可愛かったかな(笑)。

私がPEC東京に行く際には必ずチェックしているソメイヨシノの成長も確認して、青々と育っている姿を見て一安心。

このソメイヨシノが大木となる日まで私もポルシェを運転出来ているのかなと考えたりしながらいつもその成長を確認している桜の木です。

992.2型のTハイブリッド搭載911 GTS体験、とても楽しかったです。

全然「あーなるほどね、これはハイブリッドな感じで今までの911とは全然違う」みたいに違和感を感じることは全くなく、楽しく走ることが出来ました。

秘めたるTハイブリッドの物凄いパワー

あ、そうそう、1点だけびっくりしたことが。

ローンチコントロールスタートをさせて頂いた時のことなのですが、ローンチコントロールをしないでアクセル全開で加速した時と、ローンチコントロールでアクセル全開した時ではスタートから設置されているコーンまで到達した時の時速が同じだったのです。

思わずインストラクターさんに「え、ローンチコントロールした時と、ローンチなしでただアクセル全開で発進した時とコーンまでに達する時速が一緒だったのですけど?!」と言ってしまったくらい。

この体験から、最新のTハイブリッドは最新のパワートレインと電子制御によってローンチなしでも十分速いということがよくわかった体験となりました。

本当にとっても楽しい体験でした。初Tハイブリッド911体験に感動!!

ありがとうございました~^^

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