ポルシェタイカンのコンフィギュレーター
さすがです。
今回、ポルシェの電気自動車であるタイカンの発表に向けて、ポルシェがかなり用意周到に準備してきていたことなどを受け「これ、絶対にワールドプレミア直後からコンフィギュレーターも公開されるって!」なんて言われていたわけですが、実際にその通りでした。
凄いな~、ポルシェLOVERSの方々。皆さん、ポルシェの動きの「読み」が凄い(笑)。
ポルシェジャパンのサイトでは、本日9月5日の時点ではまだタイカンのコンフィギュレーターは公開されていませんでしたので、現時点で遊ぶ(?)には、こちらの米国サイトのものが英語で1番わかりやすいかと思います^^
ポルシェタイカンはいくら?価格も公表に
こちらのコンフィギュレーターから、アメリカでの金額になりますが、タイカンの車両本体価格も発表されています。ポルシェタイカンの価格は以下の通り(米国):
- タイカンターボ: 150,900ドル (約1,600万円)
- タイカンターボS: 185,000ドル (約1,969万円)
※上記金額は、オプション・税金・登録料・ディーラーチャージなどは含まれていない、メーカー希望車両本体価格(ちなみにアメリカではディーラーが売値を決めることが出来る)。為替レートは2019/9/5でのGoogle換算を適用)。
タイカンのボディカラーは10色
※現時点においては、すべて米国での話となります
タイカンのボディカラーは10色から選択が可能。しかもなんと、カーマインレッド以外にはオプション価格がかかりません。デフォルトで9色選択可能です。
White:白
Black:黒
Carrera White Metallic:キャララホワイトメタリック
Jet Black Metallic:ジェットブラックメタリック
Volcano Grey Metallic:ボルケーノグレーメタリック
Dolomite Silver Metallic:ドロマイトシルバーメタリック
Gentian Blue Metallic:ゲンチアンブルーメタリック
Frozen Blue Metallic:フローズンブルーメタリック
Mamba Green Metallic:マンバグリーンメタリック
ちなみにマンバグリーンの「Mamba」って、熱帯アフリカの樹上にすむ、猛毒を持つ毒ヘビのことだそう。
実際、Mamba Greenで検索すると、めちゃめちゃ綺麗な緑色のヘビの画像が出てきます。ヘビの方がもうちょっと黄緑色な感じもしますが。
Carmine Red:カーマインレッド
今回、10色のタイカンボディカラーのうち、なぜかこの1色「カーマインレッド」のみが、スペシャルカラーとしてオプションとなっていて、そのお値段が3,150ドル(約33.5万円)。
タイカンに選べるホイールは5種類
ホイールオプションは5種類ありました。
20" Taycan Turbo Aero Wheels:20インチ タイカンターボエアロホイール
こちらがデフォルトでついてくるホイールのようです。20インチ。
20" Sport Aero Wheels:20インチ スポーツエアロホイール
こちらのスポーツエアロホールのオプション価格は、600ドル(約6.4万円)。
21" Mission E Design Wheels:20インチ ミッションEデザインホイール
ワールドプレミアの時にもつけられていた、ミッションEコンセプトからのホイールがこちら。21インチとなる、ミッションEデザインホイール。オプション価格は、3,570ドル(約38万円)。
やっぱり、ミッションEコンセプトだけに、これが1番人気でてくるのでしょうか?
21" Taycan Exclusive Design Wheels:21インチ タイカンエクスクルーシブデザインホイール
こちらも21インチ。なかなかごっつい感じ…。オプション価格は、ミッションEコンセプトと同じく、3,570ドル(約38万円)。
21" Taycan Exclusive Design Wheels with Carbon Fiber Aeroblades:21インチ カーボンファイバーエアロブレード付きタイカンエクスクルーシブデザインホイール
最後のホイールオプションはこちら。
1つ前のタイカンエクスクルーシブデザインホイールに、カーボンファイバーのエアロブレードがついたもの…とのことで、オプション価格は一気にあがって、7,650ドル(約81万円)。
タイカンの内装、選べるコンビネーションは9種類
ここまできたら、もうついでに内装のコンビネーションの9種類も一気に見てしまいたいと思います^^
Leather Interior in Black:黒レザー
こちらデフォルトのものなので、オプション価格0円。
Leather Interior in Black/ Limestone Beige:黒とライムストーンベージュのレザー
こちらは、オプション価格570ドル(約6万円)。
Leather Interior in Black/ Bordeaux Red:黒とボルドーレッドのレザー
こちらも、オプション価格は570ドル(約6万円)。
Race-Tex in Black:黒レーステックス
ん。これが新しい素材ですね。レーステックス。
Race-Texとは?
こちちらのレーステックスは、完全なレザーフリーであり、高品質なマイクロファイバー材料が使用され、その一部はリサイクルされたポリエステル繊維で出来ているそう。生産時に従来の材料よりCO2が80%低減。アルカンターラっぽいと表現されているところもあります。
こちらはデフォルトでの選択可能なので、オプション価格は0円です。
Race-Tex in Graphite Blue:グラファイトブルーレーステックス
同じく、レーステックス素材のグラファイトブルー色版。こちらもオプション価格0円での選択が可能となっています。
Race-Tex in Black/ Slate Grey:黒とスレートグレーのレーステックス
レーステックスも2色になると、オプション価格570ドル(約6万円)がかかってきます。
Olea Club Leather in Basalt Black:バサルトブラック OLEAクラブレザー
またまた出ました。新素材である「OLEAクラブレザー」。これにすると、ハンドル内とかエアコン吹き出し口のまわりのトリムカラーも変わって、なんだか豪華な印象に~。
OLEAクラブレザーとは?
オリーブの葉をなめし工程で使用しているクラブレザーとのこと。革の自然な品質や風合いが、特別なクラウドプリントによって強調されているそう。
こちらのOLEAクラブレザー仕様のブラックが、オプション価格2,450ドル(約26万円)。
Olea Club Leather in Truffle Brown:トリュフブラウン OLEAクラブレザー
トリュフブラウン色のOLEAクラブレザー仕様も、オプション価格は2,450ドル(約26万円)。
Olea Club Leather Interior in Basalt Black/ Atacama Beige:バサルトブラックとアタカマベージュ OLEAクラブレザー
こちらのやはり2色になるとオプション価格が少し上がって、3,010ドル(約32万円)。
タイカンのスポーツデザインパッケージ
続いて、スポーツデザインパッケージも2種類あったので、見てみたいと思います。カラーはフローズンブルーメタリックが1番違いが見えやすいかな、と思ったので、そのカラーで^^
まずはこちらが、デフォルトのデザインです↓
SportDesign Package Porsche Exclusive Manufaktur
そして、こちらがスポーツデザインパッケージ。オプション価格は5,660ドル(約60万円)。
ヘッドライトの下にのびているエアインテーク部分とかのデザインが変わっていたり、リアのナンバープレート周りにも顕著な違いが。
SportDesign Package in High Gloss Black Porsche Exclusive Manufaktur
さらにこちらが、スポーツデザインパッケージのハイグロスブラックエディション。オプション価格は6,040ドル(約64万円)。
フロントの下の方もすべてブラックになってきます。リアも同じく、黒部分が増えていますね。
ちなみに、フロントのみをスポーツデザインパッケージにする、とかそういうオプションも細かく設定されいます。
今回のタイカンは、サイドに「TaycanTurbo」っていうデカールをいれるオプションなども最初から公開されているので、なかなか凄い!
あとは面白かったのが、これです。とあるロゴが入っているのですが、わかりますか↓??
近づいてみます。この辺です↓
そう、このオプションは、このサイドミラー下のフロントドアに「electric」というロゴを入れる『"electric" Logo on Front Doors in High Gloss Silver』というオプション。
まさに、タイカンにしかいれることが出来ないロゴとなります^^ こちらのオプションは0円、無料です^^
モデル名をいれるオプションはこのような感じです。この場合は「Taycan Turbo」↓
さきほどの「electric」ロゴの下の方にはいります↓ こちらのモデル名ロゴオプションは310ドル(約3.3万円)。
今回、私はタイカンターボのコンフィギュレーターで遊んでみましたが、これがタイカンターボSだと、同じスポーツデザインパッケージでもまたカーボンオプションになっていたりと、ちょっとずつ違いがありました。
日本でのコンフィギュレーター、また日本国内価格なども知りたいところです。
あ~、本当に、なんだかもう、ポルシェも電気自動車なんだな、って改めて凄く思い、感慨深いというのか、何なんだろう、ちょっとやっぱり、まだ私の中では違和感をやっぱり感じるというか、ああ、でも、本当にNew Eraが始まってしまうんだな、と、色々な思いを巡らせています^^