ランボルギーニ Super Trofeo アジア選手権観戦
2023年7月16日(日)、いつもお世話になっているランボルギーニ芝様のご厚意により富士スピードウェイで開催された『Super Trofeo アジア選手権』の観戦に行かせて頂きました。
まずは事前に観戦に向けて宅配便が届いたのですが、梱包に使われていた箱は普通に宅配便が用意されているものだというのに、こうしてサイドにLamborghiniと装飾して下さるコーンズの我が家の営業様、ステキでしょう^^??
これだけで「ん、ランボルギーニから何か届いた?」とテンションあがり度が違ってきます(単純)。
中身はスーパーフォーミュラ&スーパートロフェオ観戦に向けてのパスと、パーキングパス。
BullRun "Road to FUji"
ランボルギーニとしてはこのスーパートロフェオ観戦に向けて、まずは都内から富士スピードウェイまでをランボルギーニでツーリングして向かうというイベントも開催。
それが『BullRun "Road to Fuji"』というもので、当日は結構な台数のランボルギーニがツーリングされながらFSWへと向かわれたようでした。
この日の私はランボルギーニではなくポルシェでFSWへ向かったので(すみません…)、ブルランには参加せず。
FSWへ向かう行き道から物凄い渋滞に巻き込まれ、この日は都内からFSWに着くまで3時間。久々に凄かったな。
やっとのこと到着したFSWで指定パーキングに車を止めさせて頂くと、そこにはずらーっとランボルギーニたちが。
こちらの皆さまがBull Runでツーリングされてこられた方々かと思います。
みんなで高速を走っていた光景はなかなかのものだったのだろうな。
駐車場からパドックの方へと向かうと、スーパーフォーミュラ開催で「お祭り」となっていたFSWはこの週末お泊りが許されていたことから、テントを張られて観戦されている方々も沢山。
暑い日だったのでテントの中は日陰とはいえなかなか大変だったのではないかと思うのですが、どうなのでしょう。意外と快適なのかな?
いや、暑いですよね…?
渋滞でFSW到着が遅れてしまったことから、私がパドックについた時にはすでにスーパーフォーミュラのピットウォークが始まっていたので、とりあえずPORSCHEゲートから入ってピットウォークに参加…したのですが、もうそこにはとにかくすごい人・人・人。
やっとのことFSWについたばかりのところに物凄い人たちに圧倒されてしまった私は、とりあえずほぼ何も出来ずにとにかく目の前にある道を進むことしか出来ませんでした。
パドックをずーっと奥に歩いて行って終着地点にあったのはこちらのランボルギーニのスーパートロフェオのお車たちが待機されるピットエリア。
こちらものちほどゆっくり見てみたいと思います^^
ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア選手権
ピットウォークが終了したら、続いてはランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアのRound3がいよいよスタート。
セーフティーカーはウルス。
続々と入ってくるランボルギーニたち。
やっぱり目の前で見るレースカーたちは迫力ある。
見ているだけでワクワク感がどんどんあがってきちゃう。
ランボルギーニ・ホスピタリティラウンジ
レース直前になり観客たちはピットレーンから退却しなければならないので、このタイミングで私はやっとのことランボルギーニのホスピタリティエリア(クリスタルルーム)に移動し、この日の受付をさせて頂きました。
受付ではリストバンドを頂き装着。
ランボルギーニによるホスピタリティラウンジは黒っぽい感じがメインで落ち着いた&クールな装飾でまとめられるのでなんともステキです。
これは皆さんがまだピットから戻られておらず空いている時の様子ですが↓、クリスタルルーム内はレースが始まると結構な人でにぎわっていました。
他にもクリスタルルーム内には今回のシャンパンファイトにも使われたCARBONのシャンパン展示や…
ROGER DUBUISのブースも。
他にはシミュレーターも2台設置されていたのですが、この日のこのシミュレーターはほとんどの時間海外からこられていたお子様たちが使われて楽しまれていました。
大人たちはレース観戦の方に忙しかったので、お子様たちはシミュレーターがあったことで飽きずにすごせていたのかなと思います。
楽しそうでなにより^^
いよいよスーパートロフェオのスタートが近づきます。
せっかくなのでスタート時にはクリスタルルームを出て屋上にあがり実際の音を目の前で聞かせて頂きました。
いや~、楽しい!
しばらく外で観戦したのち、またクリスタルルームに戻って観戦。
ストレートは目の前で実車が走る姿を見て、他のエリアは会場内にあるモニターで観戦です。
この日のスーパートロフェオは接触はあるわ、スピンはあるわ、タイヤがなくなっても走り続けて煙ふきまくるわと、色々なことが起きて、もうずっとハラハラドキドキ。
こちらの画面に映し出されているランボに右後ろのタイヤがないの、わかるでしょうか?それでも走る、走る↓
もちろん、ピットに戻る為に走っているのはわかるのですが、それでも「え、本当にその状態で走っていいの??」という感じで。
このあと煙がもくもく出てきて、リアフェンダーあたりもふっとんでいきました。
さてさてレース観戦しながら軽食や、ランチタイムにはランチをすることも出来るようになっていましたので、そちらのご紹介を。
クリスタルルームの中心にこうしたフードエリアが設けられていて、こちらで軽食や食事を受け取ることが出来ました。
メニューはこんな感じ。
今回観戦させて頂いているレースがスーパートロフェオ・アジアということから、参加されているドライバー様たちも海外からの方がほとんど。
よって、そのドライバーさん&チームと一緒に応援・観戦にこられている方々も海外の方が多いことから、これら食事を提供してくださるスタッフの皆さまも海外の方々ばかりでした。
日本語はほとんど通じないので、英語でのコミュニケーション。
ピザはその場で生地をのばして焼かれていて、パスタもその場で調理して下さるスタイル。もうイタリアン全開。焼きたてピザとかとても美味しかった^^
それにしてもレース観戦中は、あまりに波乱万丈色々なことが起きるのでもうハラハラして食事どころではありませんでした。
私もですが他の皆さんもモニターを見ながら、つい食事を食べている手が途中で止まっていました(笑)。
さらには観戦されている方が海外の方が多かったこともあって、みんなでモニターを見ていて何かが起きる度にあがる声が「OH~!!!」だったので、会場内ずっと「OH~!!」ばかり。
そんな雰囲気が楽しかったな~^^
会場ではランボルギーニ・ジャパンのCEO様もいらっしゃってのご挨拶もありました。
レースが終わったあと、スーパートロフェオのお車たちのピット見学へ。
走り終えたランボさんたち。
皆さんレースが終わって撤収の準備に入られています。
ピット内にはこの日得られたトロフィーを飾られているチームも。
トロフィーをクリスタルルーム内に持ち込まれて、トロフィーと一緒にご家族とランチされている方もいらっしゃいました。
コーンズの営業さんに「なんだか今日は色々あったレースでしたね??」とお話したところ、営業さんいわくスーパートロフェオは毎回こんな感じで結構色々起きることが多いらしい。
さすがランボルギーニのレース?皆さん凄いな。
2023 スーパーフォーミュラ観戦
せっかくなので、さらにスーパーフォーミュラのピットたちがあるパドックエリアも歩いてみます。
今回の私はスーパートロフェオ観戦でこの場に来させて頂いたわけですが、この日のメインイベントとしてFSWで開催されていたのはスーパーフォーミュラ。
よってFSW全体としてはやっぱりスーパーフォーミュラの雰囲気でいっぱい。
この日開催されたのは『全日本スーパーフォーミュラ選手権 第6戦』です。
ちなみに今回のスーパーフォーミュラで使われているタイヤは、横浜ゴムが開発された天然由来の配合剤やリサイクル素材等、再生可能原料を活用したレーシングタイヤだそうで、33%(DRYタイヤの再生可能原料比率)のリサイクル素材と再生可能原料の採用を達成した「カーボンニュートラル対応レーシングタイヤ」とのこと。
決勝は14:30から始まり41周。
スーパーフォーミュラって私にとっては全然知らない世界であり、だからこそなんというのかな、いつもとはまたワクワク感が違う。
ポルシェゲートに着くと、そこには黄緑色のビブスをつけた沢山のお子様と大人の方々が。
Out of KidZania in Super Formulaというキッザニアの場外プログラムが開催されていたようで、お子様たちはそれぞれグリッドボードスタッフだったりメカニック(!)だったりと色々なことを体験されていたようです。可愛い。
ここで私もまたグリッドウォークへ。
今度はスーパーフォーミュラのお車たちが並び始めていて、そこにはレースクイーンの方々もいらっしゃったり…
可愛らしいレースクイーン(?)やグリッドボードを持つ少年などの姿も。
衣装を着ているからか、黄緑色のビブスはつけていないけれど彼らもキッザニアなのかな?(関係なかったらすみません)↓
当たり前ですがフォーミュラカーはいわゆる普通の乗用車とはまったく違うので、目の前で見れば見るほど「これで走るなんて凄すぎる」としか思えません。
屋根もなければ「これ視点が低すぎでしょう!」って思える位置での運転は、運転席から目の前に広がる世界の想像さえつきません。
ちなみにこの日頂いた公式冊子に書かれていたのですが、トヨタのヤリスの車重が約1,210kgのところフォーミュラカーはドライバーが乗っている状態で677kgなのだとか。
メカニックの方々がぎりぎりまで色々調整されていました。
メカニックさんがお仕事されている姿を見るの好きなのです。めちゃめちゃカッコイイと思います。
さらに観客席の方に向けてはFSWのスーパーフォーミュラ祭の一環で「バズーカでTシャツを撃ち込む」みたいなイベントをやっていて、お姉さんが観客席に向けてどかーんとTシャツを撃ち込み、それを皆さんが争奪するという。
撃つ方も受け取る方も楽しそうで、見ているだけでも楽しかったです。結構な距離飛ぶし~。
スーパーフォーミュラのグリッドウォークが終了となったらひとまずクリスタルルームへ。
やっぱりこちらも生の音も楽しまさせて頂かなければ!と屋上からの観戦も。
フォーミュラカーと聞くとF1に近いのかなと思ってしまう素人の私は、もっとF1のような高音なのかと思っていたのですが、意外にもF1よりは全然低めの音でした。
でもめちゃめちゃ速かったです。F1につぐ速さだそう。
いったいどのくらいの速さなのだろうとタイムを見てみたら、皆さんだいたいFSWを1'25台で走られていました。速い…。
外で観戦したり、(自分が)暑くなりすぎたらクリスタルルームに戻ってきたりしてのスーパーフォーミュラ観戦。
それにしてもスーパーフォーミュラの決勝戦はFSWを41周するとはいえ、フォーミュラカーだと「え、もう10周?」「え、もう20周??」と想像以上にどんどん周回されていくので、あっという間。
このレースでは必ず「4本のタイヤを交換しなければならない」ということが条件であるため、どの車も必ずタイヤ交換に来られるため、上から何台かのタイヤ交換を見せて頂けてこれもまた大興奮でした。
たった数秒の出来事で、でもその数秒間は見ているこちらまでもがつい緊張して身体に力が入って見入っちゃって、数秒後に車が発進すると緊張がとけて「はぁ、は、速かったね~!」ってなりました^^
そうそう、あと私は知らなかったのですがスーパーフォーミュラには2009年から「オーバーテイクシステム」というものが搭載されていて、ドライバーが前の車を抜くぞ~ってなった時にそのボタンを押すと一時的にエンジン出力がアップするというシステムがあるのだとか。
へ~(って2009年から採用されているのに今まで知らなかった私)。そのオーバーテイクシステムは合計で200秒間分しか使えないものだそう。
色々と内容を知っていくと面白いな~と思いました。
子供でもわかるくらいの簡単なレースについての事前解説があると、初めて観戦する人もより楽しく見ることが出来て、その後レース観戦が好きになる人も多くなるのではと思うのだけれど、(詳しくない人、初心者は)やっぱりまだまだ自分から調べていかなければなかなかわかりづらい世界な気がします。
レース後には今回初めてこちらの表彰台の見学にも行ってみました。
初めてのスーパーフォーミュラ、そしてスーパートロフェオ・アジアの観戦でしたが、どちらも本当にとっても楽しかったです。
レース観戦って、観戦中そして観戦後も自分が走っていたわけでもないのにやたら興奮しちゃうので、FSWからの帰り道がまた信じられない4時間半の渋滞だったというのに眠たくなることなく帰ることが出来ました。
楽しかったな~^^
レースってレース開催時のサーキット全体の雰囲気からなにから、チームの皆さん、メカさん、ドライバーさん、走り抜ける車たち、大興奮な観客の皆さん、すべてがワクワクするもので、本当に大興奮な1日となりました。
とても楽しく刺激的な1日をくださったランボルギーニ様、コーンズモータース・ランボルギーニ芝様、ありがとうございました!