2つのVTGターボチェージャーが対象に配置された新型ポルシェ911 ターボS
新型ポルシェ911(992)ターボSの動画をポルシェが公開。
1分以内の短い動画なのですが、私にしてみたらこの動画はシンプルで、とてもわかりやすかったです。
なんといっても走っているポルシェ911ターボSもカッコイイし^^
それにしても、ここはどこなのでしょう?果てしなく広がる景色。
このようなところを、思いっきりポルシェで走ることが出来たら最高に楽しそうですよね。
ポルシェ992 ターボS
動画の最初には車の簡単なスペック紹介。3.8リッター6気筒エンジン、650馬力(ps)、最大トルク800Nm。
この走っている時に、下の方からポルシェ911を映しているのいいな~^^
0-100kmは2.7秒。
誰かが動画へのコメントで「私が部屋の電気を消して、ベッドに飛び込むまでの時間よりも速い」って書いていましたが、まさにその通り。
私も夜に「さあ、寝ようかな」とスマホを消して、置いて、目をつぶるくらいの数秒の間に、このポルシェはすでに時速100kmでもうぶっ飛ばしちゃってるなんて(笑)。
ポルシェ911 ターボS エアインテーク
そしてこの動画、ここからが面白かったです。
まずはエアーの流れ。
リアの方は、ポルシェのフライラインから流れるように取り込まれている空気が、どう車内に入っているのか、その流れ方を表示してくれるのですが、ここからがイイ。
だんだんポルシェのリア部分が透けてくるのです。中が見える~!
外から取り込まれた空気が、どのようにエンジンを冷やしているのか、その流れが見えるのがわかりやすい。
最後にはここまで透けちゃう。
ははぁ、こんな風になっているのですね。
…と、言いつつ実は自分のポルシェ911(991後期)カレラの、こんな感じで透けている(いや、私の場合は実際に開けられている^^)状況も、写真では見たことがありました↓
ちょっと私としては、なんとなくカレラさんがこんな姿になっているのを見るのは好きではないのですが、見比べて楽しまれる方もいらっしゃるかもしれないので(?)、もう見せちゃうぅぅ。
…と、透けて見える992ターボSのリア部分は、今度はさらに中の方の仕組みをズームアップ。
可変タービンジオメトリー: Variable Turbine Geometry (VTG)
それが、そう、Variable Turbine Geometry、略してVTG。日本語だと「可変タービンジオメトリー 」と呼ばれているもの。
先日『ポルシェ・ターボの歴史』で学んだばかりだったので、こうして図解で見ることが出来て良かったです。
上の写真と、下の写真で、変化があるのわかるでしょうか?ちょっとわかりづらいかな。動画で見ると、その動きがわかります。
ああ、これが可変ということなのね…と、うんうん、なんだかすごくわかってきました(←大嘘(笑))。
参照記事:可変タービンジオメトリー (VTG)とは何か?はこちら→ ポルシェ・ターボの歴史
短いけれども、その短い中に色々とすっきり理解できることが多い動画でした^^
…うん、本当のところ、まだまだ難しいことは全然わかっていないのですけれど(笑)。
それにしても、本当にここってどこなのでしょう。走ってみたい!
ポルシェ公式動画: Porsche 911 Turbo S - The Engine
55秒の短い動画なので、是非是非ご覧下さい~^^
★追記★(2020.3.29)
ポルシェが992ターボSのエアロダイナミクス、空気の流れを動画してくれていましたので、こちらにも載せておきます~。