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2018年のポルシェまとめ:アニュアルレポート2019

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ポルシェのアニュアル・プレスカンファレンスのライブ配信

2019年3月15日(金)10時(日本時間:3/15 18:00)から始まった、ポルシェのアニュアル・プレスカンファレンス。ライブストリーミングで、世界に向けて配信されました。

後日、その動画と内容がHPにアップされるとのことだったので、私はライブで見る気はまったくなかったのですが…、昨日、家にいた時、ふとスマホを見るとちょうど18時。

「あ。18時といえば…ライブストリーミング、始まったかな?」なんて、ほんのちょっとの好奇心で、ついついライブストリーミングのサイトにアクセスしてしまったのです。

そして、その結果…。はい、そりゃーそうです。ついつい、18時から始まったライブ映像を見始めてしまったが最後、私が見るのをやめられるわけなく…、結局そのままずるずると、約1時間15分のライブ配信を全部見てしまったのでした(笑)。

リビングで食事準備とかをしながら、スマホでライブ配信を流していたので、子供達も強制的に1時間15分、びっちりとポルシェの年次報告を聞かされたという…^^

その時、宿題をやっていた低学年の子供が「新しい〇〇〇が、〇〇〇」という文章を作りなさいという国語の宿題をやっていたのですが、あとで見たら書いていた答えが「新しいポルシェが、走ってきた」だったので、ポルシェ年次報告を流し続けていたことによるサブリミナル効果的なものがあったのかもしれません(笑)。

前半はポルシェCEOのOliver Blume氏によるプレゼンテーション

さて、ポルシェのVice President CommunicationsのJosef Arweck氏の司会から始まったアニュアル・プレスカンファレンス2019。以下、私が聞き流していた情報なのでざっくりですが、まとめてみました

メモとかを取りながら聞いていたわけではないので、うろ覚えのだいたいの感じですみません~。ライブ配信では英語だったのですが、会場では、日本語での同時通訳も行われていたようです。いいな~。

プレゼンターの背後にある巨大なスクリーンが、もうとにかくカッコ良すぎました^^

前半のプレゼンはポルシェCEOのオリバー・ブルーメ氏によるもの。それにしても、偏見かもしれませんが、海外の企業トップの方ってどうしてこうも素敵なのでしょう。

シャツが黒でネクタイなし、というのがまたカッコ良くて、彼らがプレゼンしている姿と、バックのスクリーンの画像/映像を見ているだけで、なんだかもう、それだけで満足度高いんですけど^^ (もともと私、こういうカッコいい外資系のプレゼンとかに頻繁に触れられる世界にいたので、ホント好きです、こういう雰囲気)

2018年のポルシェを振り返る出来事として、まず最初にプレゼンされたのが、やはり8世代目となる新型ポルシェ911についてでした。

ウェットモードなどの新しい機能が搭載されたことや、インテリアが一新されたことなどにもふれ「タイムレスマシーン」だと。

続いて、718ケイマンTと718ボクスターT、ミッションEの発表、ポルシェ911GT3RS、新型マカンについての紹介。

さらには、ポルシェ935、911スピードスターコンセプト、パナメーラGTS、ポルシェGT2RSクラブスポーツについて紹介。

ポルシェモデルについての紹介の次には、2018年に起きたことのハイライトとして、上海にポルシェエクスペリエンスセンターがオープンしたこと、また、2019年にはHockenheimringにもエクスペリエンスセンターがオープンすることにもふれられました。

また、ドイツの雑誌で、911カレラと911カブリオレがベストカーに2年連続選ばれ、ラクジュアリークラスではパナメーラがトップだったということは非常に名誉なことである、と。

ルマンなどのモータースポーツについて、またニュルブルクリンクでのポルシェが出したコースレコードなども紹介されました。

プロジェクトゴールドの紹介、そしてポルシェ70周年を記念したSportscar Together Dayイベント、ポルシェに関する世界最大級のファンイベントであるRennsport Reunionについてと続きます。

また、ドイツのシューラー社(Schuler AG)とのジョイントベンチャー立ち上げについても紹介されました。

イベント続きとしては、オートチャイナ2019への出展にもふれていました。やはり中国は今のポルシェにとって、かなり注目しているマーケットであるようです。あとはパリのモーターショー2018への出展。

スポーツ分野でもテニスでのスポンサーシップを行っていること、そして、オーストリアのフェデラルプレジデントがStuttgartのポルシェに訪問されたことも紹介されました。

続いては、ポルシェがディーゼルから降りたことについてと、新しいWLTP (Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure:乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)=国際的に統一された、車の燃費を評価するテスト方法について。

ここまでが、ざっと2018年に起きたポルシェに関するトピックスの振り返りでした。

2018年度ポルシェ販売台数、売上、営業利益など

ここからは、もっと具体的に数値が出てきてのプレゼンとなってきます。

世界での経済成長は+3.2%だったのに対し、車業界における成長(販売状況)は非常に悪い1年だったと。

しかし、そのような世界的状況の中、ポルシェは256,255台の車を販売し、前年度より+4%を記録。そのなかでも、なんといっても1番の伸びを見せたのが、パナメーラで、+38%の増加で台数にしてその数、38,443台。そのうち、約60%がプラグインハイブリッドであったとか。

マカンは86,031台売れ、ポルシェ911は新型911が発表されたことにより、すでに一世代前のモデルとなってしまったのにも関わらず、35,573台が売れ、前年度比+10%。

リージョン別の販売台数をワールドワイドで見ると、中国が前年度比+12%で最大。

売上高も前年度より+10%となる258憶ユーロ、うち営業利益は43憶ユーロ。

途中からはLutz Meschke氏のプレゼンテーションに

さて、ここからは、ファイナンス& IT部門のエクゼクティブボードメンバーであるLutz Meschke氏(ルッツ・メシュケ氏)によるプレゼンに交代です。

コスト、自己資本率、投資利益率など、ファイナンス系の話が続き…利益率は2017年度の17.6%よりは減ったものの、16.6%を達成。

2019年度には2018年以上に世界中への車のデリバリーが増えるだろう、と。その理由は新型911を始めとした、色々なモデルのラインアップがあるから、と。

2019年以降のポルシェはイーモビリティとデジタル・トランスフォーメーションにフォーカス

そして、今後に向けてポルシェは「E-mobility」と「デジタル・トランスフォーメーション」にインベストしていかなければならないということで、デジタルサービスに力を入れていくとのこと。

例えば、アプリでは車のナビゲーションをするだけでなく、ホテルやチケットの手配、レストラン予約なども含んだりと、ポルシェブランドをデイリーライフに取り入れていく。そして、このサービスを利用するために、ポルシェオーナーである必要はない、と。

その他、ポルシェIDの話、そしてグローバルな話においては「一番、注目しているのは中国。中国の客層は若く、新しいこと(エクスペリメンタル)への抵抗が少なく、そしてITの発展が凄い」と。

他にもパートナー企業の紹介、新しいモビリティのコンセプト、また、AIの話にもおよびました。AIについても気合はいって語られていたような。

人の仕事をAIによって奪ってしまうのではなく、AIを活用することで人の仕事がより効率良く(大変でなく)なることが目的。

2019年は新しい時代の始まりである、と。

ポルシェにおけるCSR活動

そして、ここでフェリー・ポルシェ氏の言葉のクォートが。

"Those who are fortunate enough to build a business out of a dream owe it to the world to be the guardians of that dream."

「これはいったい、どういう意味?」と問いかけ、「ポルシェという素晴らしいタイムレススポーツカーを作ることで、雇用を確保するということが、フェリーポルシェにとって重要であった」そして「ポルシェの従業員だけにとどまることではなく、コーポレートレスポンシビリティ(企業責任)として、世界に対してポルシェが何をしていけるのかを考えている」と。

フェリーポルシェは、従業員たちをファミリーメンバーのように扱い、技術と賃金をしっかりと与えていたということを出し、ポルシェが従業員たちをとても大切にしているということが語られていました。ちなみに、ポルシェの従業員数は2018年で、32,325人。

2018年にはポルシェに903名の実習生を受け入れていたことや、社会的貢献の一環としてのバレエ団やオーケストラ、若いサッカー選手の支援などのスポンサーをしていること、チャリティーにも力を入れていること、フェリーポルシェファウンデーションを創立したことなども紹介されました。

いわゆる企業としてのCSR活動あたりのお話ですね。車に関することだけではない、環境についても考慮しているということが語られました。

そして、ここが私としては「そうそう、これって凄いことだよね~」って思った「現在でも、過去に販売されたポルシェのうち70%がまだ走行可能である」ということ。凄い。

そして、凄いと思いつつも、同時にシンプルな疑問として、そうすると、ポルシェが売れれば売れるほど、どんどん世の中にポルシェがたまっていってしまって、いつの日かポルシェだらけになっちゃうのではないか、とか思っちゃう^^

さて続いて、エミッションについてと、出来る限りのリサイクルをして無駄をなくすことについて、タイカン等のバッテリーのリサイクルについて、車のハイブリット化=現在3つのモデルでハイブリットカーを提供している(パナメーラターボS、パナメーラ4、カイエンS)、などなど。

あとは、QuantumScapeと共同でバッテリー開発をしていくこと、E-mobilityのコンポーネントとかを作っている電動スポーツカーメーカーである「RIMAC」とのパートナーシップ締結、2020年までの間に60億ユーロをE-mobilityに投資していくことなど。

2019年はポルシェにとって、タイカンの年であり、新しい時代の始まり

そして、話はポルシェの電気自動車であるタイカンへ。

タイカンの紹介と、インフラの整備が非常に大切になる、みたいな。ハイブリットと、完全なる電気自動車化、そして合成燃料であるe-Fuelについても語られました。

最後に

「2019年はタイカンの年であり、ポルシェにとって新しい時代の始まりだ (2019 is a year of the Taycan and beginning of a new era for Porsche)」

と。

というわけで、思わず最後まで見てしまったポルシェ・アニュアル・プレスカンファレンスだったのでした。楽しかった~^^

それにしても、ポルシェは、車はもちろんのこと、「ポルシェ」としてのブランディング、企業としての在り方が本当にカッコ良いと思いますし、そんなポルシェと、ちょっとでも私の人生において関わらせてもらって、911という素晴らしい車を知ることが出来ていることが、本当に幸せです。

これからも、色々な観点からにおいて、カッコ良いポルシェさんでいて下さい^^!

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