めちゃめちゃカッコイイ!Porsche911 (996) Turbo 2001
主に交通関係の裁判を取り扱う弁護士であるJag Mattoさんという方。もともとはイギリスの方のようですが、法律を勉強するためにアメリカはシアトルへ移住。
そのアメリカに引っ越してきてから、最初の6か月の間に10回スピード違反を切られているという…凄い人?
いやいや、ご自身が交通系の裁判を扱う弁護士さんなのに、いいのかな…^^
しかも、もっと恐ろしいのは、この方のポルシェ996ターボは、なんとも凄すぎる「1,350馬力」を持つ、モンスターポルシェ。
そのパワーもさることながら、なんといってもこのポルシェ996、すっごーくカッコイイ!!
エボリューションモータースポーツのパーツでチューニング
最初にこのポルシェ996ターボを手に入れた時、彼は色々と車を自分でいじりたくて、エボリューション・モータースポーツというお店から、いくつかの「パフォーマンスをあげるためのパーツ」を購入したそう。
それらのパーツすべてを、自分自身でインストールしたところ、不運なことに、品質の悪いヘッドスタッドが紛れ込んでいたことが原因となり、エンジンを壊してしまったのだとか。
う~、いきなりエンジン壊れるとか、ショックが大きすぎる…。
いや通常、自分のポルシェ911を、いじってみたらエンジン終わった…なんて、もうショックとかいう表現では表ししきれないくらい、精神的にも、金銭的にも大打撃を受けてしまいそうな状況。
しかしながら、彼はショックを受けて泣き崩れていたわけではありません。
パフォーマンスキットの名前は『XXXX』
ちょうど、このエンジンが壊れたくらいの時期に、エボリューション・モータースポーツが、今度は新しい『XXXX』というキットを販売しはじめたのです。
って、キット名が「XXXX」って…(笑)。さすがのアメリカン・ネーミングセンス!まあ、なんだか「ヤバそうでしょ」ということだけは伝わります^^
このXXXX、いったいどういうキットなのかも、わかっている人があまりいなかったそうです。もう、なんなの、そのキット(笑)。
でも、とにかく、そのキットの売り文句が「このキットをインストールしているポルシェが、900馬力を得て、テキサスマイルで記録樹立したよ!」というものだったらしく…Mattoさん、とりあえず、ご購入^^。
キットを入れるために、まず車は3.6リッターから3.8リッターに変更され、インテークマニホールドとともに、ポルシェGT2 RSのスロットルボディーが搭載され、さらに大型のGarrett GT35Rターボ、フェラーリバルブ、EVOMSターボカムシャフトが取り付けられました…って、おかしい、もう何言ってるのかわからない(笑)。
キットをいれる下準備?なの?に、もう完全に私では理解できないことが行われています。
これだけやったら、とりあえず速攻「1,100馬力」まであがったのだそうで、さらにその後、いくつかのチューニングをほどこし、最終的に
- レース用のガソリンを使って「1,350馬力」
- 市販のガソリンを使ってでは「900馬力」
を達成したそうです。
とにかくカッコイイ996ターボ
まあとにかく、なによりも私がこの車に興味を持ったのは、なんといっても、その外見がとにかく「カッコイイ」から!!
だってもう、このポルシェ996ターボ、めちゃめちゃかっこ良くないですか??すっごくカッコイイ。かなり好き。
彼も、スゴいパワーの車は見た目もかっこ良くなければいけない!と思った…かどうかはわかりませんが^^、このエンジンルームに存在している綺麗なY型のパイプを目立たせてみせるよう、他の部分をブラックアウトしたのだそうです。
ちなみに座席も、フルカーボンのGT3モデル用のシートに変えられているそう。
よく見ると、プレートナンバーも「GT-XXXX」だし、なんとも色々こだわりですね~。
この記事の最後には、この996はオーナーによってまた新たなスピード違反のチケットをもらうのを待っている。
でも、大丈夫。
「彼は良い弁護士を知っているから」…って(笑)。
いやいや、でもこれ本当に、パワーもすごいですが、たぶん、私としては見た目的に、過去最高に1番カッコイイ!と思ったのではないかと思える、ポルシェ996ターボさんだったのでした。
うーん、ほんとに素敵^^!
出典:
◆ 2001 996 Turbo is a 1,350 HP Monster
◆ 2001 Porsche 911 Turbo - Can You Go Too Far?