992のエアロ・オプションがやっとのことコンフィギュレーターに登場
さかのぼること、約10か月前。
2019年2月頃に、新型ポルシェ911 (992) のエアロパーツのオプションが発表されていました。
しかしながら、その後、コンフィギュレーターにもこのエアロパーツがオプションとして追加されることもなく、なんとなく音沙汰なしになっていて、私もたまにふと思い出して「そういえば、あのエアロキットってどうなっちゃったのかな」なんて思っていました。
そうしたら。ここにきてやっとのこと、正式にポルシェのコンフィギュレーターに、こちらのエアロキットがオプションパーツ(Porsche Exclusive Manufaktur)として追加されました。
まだ日本のコンフィギュレーターでは確認することが出来ませんが、海外(アメリカやイギリスなど)のコンフィギュレーターではオプションとしての取り扱いが始まっています。
ポルシェ992にエアロオプションをつけるとスポーツデザインに
では、さっそく見てみたいと思います^^
まずこちらが、エアロオプションなしの状態。1番見やすいかと思ったので、ボディカラーはホワイトにしてみました。
こちらのホワイトの新型ポルシェ911カレラSに、Porsche Exclusive Manufaktur のエアロオプションをつけると…こうなりました↓
ウィングをアップで見てみるとこのような感じです。
こちら、エアロパーツありと、ない場合のコンフィギュレーター画像を見比べて頂けたらわかるかと思いますが、エアロオプションをつけると、自動的にスポーツデザインパッケージになっています。
ちなみに、リアだけでなく、フロントも自動的にスポーツデザインになります。
エアロオプションでサードブレーキライトも変更になる
さらに、こちらは上から見てみたところですが↓、リアの縦線部分の中央にあるブレーキライト(通称サードブレーキライト)が、こちらのエアロオプションをつけるとなくなります。
サードブレーキライトの代わりのライトが、ウィング部分に装着されることになるからですね。
992エアロキットのオプション価格
こちらがエアロパーツをつけた992をサイドから見たところ。
こちらのオプションのお値段は、アメリカでの価格となりますが「$6,910」(約75万円)だそうです。
この価格には、つまりはスポーツデザインパッケージも入っているということになるので、その分も追加されていると考えれば、悪くないお値段なのでしょうか??
同じアメリカでの価格で比較してみると、アメリカでのスポーツデザインパッケージオプションは「$4,890 (約53円)」とのことでしたので、その差額は「$2,020」(約22万円)。
もともとフロントもリア、サイドスカートもスポーツデザインにして、かつウィングもつけたいと希望されている方には悪くないかもですが、スポーツデザインではなくていいから、ウィングだけ欲しい…という場合は悩ましいところかもしれませんね。
何にしろ、このスポーツデザイン・リアスポイラーが いつ正式に採用されるのか、ずっと気になっていたので、やっとのことコンフィギュレーターに掲載されて、なんともスッキリしました。
それにしても、最初の発表の時も、コンフィギュレーターに掲載された時も、ずいぶんと静かな公表でした…^^