2018 ポルシェ935
ポルシェ935が現在RMサザビーズ(RM Sotheby's)のオークションに出品されてる~。
マルティーニリバリーのポルシェ935。
ベースは991.2のポルシェ911 GT2 RSクラブスポーツ
こちらは2018年に、70年代の935/78、Moby Dick(モビーディック)の愛称で親しまれていたモデルのデザインを復活させ、ポルシェ911 GT2 RSクラブスポーツ(991.2型)をベースに77台のみ限定生産された復刻モデル。
この新しく復活したポルシェ935はツインターボチャージャー付き3.8リッター水平対向6気筒エンジン、最高出力700馬力。トランスミッションは7速PDKです。
乾燥重量1,380キロ、最大時速340キロ、0-100kmは恐るべし2.5秒。公道を走ることは出来ません。
これら77台のポルシェ935は、2019年8月にオーダー受付が始まり、もちろんあっという間に完売。今回が初めて最初のオーナーのもとから次に売られる為に市場に出てきたポルシェ935ということになります。
シリアル番号は2番「Nr.02/77」
今回のこのオークション出品されたポルシェ935は、77台しか生産されたなかったうちの2番目のポルシェであり、そのシリアル番号は『02/77』です。
さらには、こちら、モナコにいらっしゃるという最初のオーナーさんが購入してから実は1度も乗られていないそうなので、このポルシェ935は工場から出荷されて以来の走行距離はゼロ。ほぼ新品同様というもの。
シートはレカロの6点式バケットシート、内装はカーボンファイバーとアルカンターラの組み合わせ。ちなみにエアコンは標準装備^^
ラミネートされた木製のシフトレバーは、ポルシェ917、909ベルクスパイダー、そしてカレラGTにインスパイアされたもの。
カーボンファイバーのステアリングとクラスターディスプレイは2019年のポルシェ911GT3 Rから。
77台の2018 ポルシェ935には、レトロなリバリー(デザイン)が施されていたのですが、今回出品されているのは、そのなかでもマルティーニのリバリーモデル。
実はこちらのポルシェ、ベースのボディカラーはアゲートグレーなのだそう。そこにMartiniデザインのラッピングを施しているとのこと。マルティーニではなくアゲートグレーの状態で見たら、また全然印象が変わりそうですね。
販売された時の価格はだいたい78万ドル(約8,400万円)だったそうですが、今回のサザビーズオークションでは、落札価格がたぶん1.4~1.6ミリオンドル(約1.5~1.7億円)になるのではと予想されています。
※最低落札価格なし、との記載はなかったので、最低落札価格があるかと思いますが、その金額の記載もないのでおいくらなのかは不明…。
オークションは2020年6月11日に終了予定です。
さー、皆さん急いで!!!(誰に言ってる(笑))
★追記(2020.6.12)★
2020年6月11日にオークションが終了し、こちらのポルシェは無事落札されたようです。その結果がこちら↓
その落札価格は「1,320,000ユーロ」つまりは、今のレートでだいたい「1.6億円」となります。さすがのプライスでした^^
RM Sotheby'sオークションサイトはこちらから: Lot#409 2020 Porsche 935 'Martini'
出典:
◆A 2020 Porsche 935 is already up for auction, and it has zero miles
◆(公式)World premiere: Exclusive new edition of the Porsche 935