「ポルシェ」って聞くと、ちょっと高級なイメージがあったりするかと思います(実際、高い車を売っていますし…)。
なので、ポルシェジャパン株式会社さんや、各ポルシェディーラーさんなども「ちょっと高級感たっぷりで敷居が高く、近づきがたい存在なのかな」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、ポルシェブランドのブランディングの仕方、見せ方、そしてポルシェという車自体の素晴らしさは確かなもので、それに変わりはありません。
でも、じゃあだからといって、ポルシェが上から目線の会社なのかと言うと、私が思うにまったくもって全然そんなことはなく、むしろ私がお付き合いしている車会社さんや、過去に訪問させて頂いた車会社さんの中では、1番親しみやすいのではと思ってしまうような企業さんだと思っています。
何と言うか、どの職種の、どの方を取っても本当に良い人たちばかりで、親しみやすいことにくわえ、ポルシェのイベント等も、なんともフレンドリーなものが多いと感じます(あえて高級にされている趣旨のイベント時等はのぞく)。
先日ちょっと確認したいことがあって、ポルシェ911カレラのマニュアル(説明書)を手に取ることがありました。
確認したいところのページを見終わったあと、普段なかなかマニュアルなんて開くことはないので、その後ちょっとぺらぺらっと、マニュアルをめくってみると。
発見。
そう、私が言いたいのはこういうことなのです。日本のポルシェが親しみやすいと思える、なんというか、カッコいい中にも、必ずちょっとぬけてるところがあるというか(←ポルシェの皆様、すみません、良い意味で言っています、誉めてます(笑))。
これ、手書きモードでナビに目的地を設定するやり方の説明ページなのですが…。
行き先の設定場所として例えに出しているのが、まさかの「マクドナルド銀座インズ店」(笑)。
いやいや、やはりここは普通であれば(例えとしてカタカナでの検索にこだわったなら)、設定先を「ポルシェジャパン株式会社」にするとか、もし、もっとわかりやすく『行き先を探してる』というイメージを出したいなら「東京駅」とか、もっとそういう一般的なところを選ぶのが通常ではないのかな、と思ったりするわけです。
でも、ここでポルシェ911カレラのマニュアルに、行き先設定地として「マクドナルド銀座インズ店」という、めちゃめちゃマニアックなところを入れてくるのが、ポルシェジャパンさんの可愛いところ…だと私は思っています。
ホント…ポルシェの、こういうところが大好きです(笑)。