…のお見送り(笑)
最近、朝起きるのが早いのです、私。(誰、今「それ、歳だから」っていったの!)
よって、前までは「イベントで朝8時に富士スピードウェイに行かなければ」などという時には、そこそこ気合をいれて頑張って起きなければいけなかったのですが、今となっては「朝7時に海老名ね」と言われても、なんとも無駄に明け方から起きちゃって、早々に5時には出発しちゃう。
まあ、言ってみれば、起きることは出来るようになっても、結局のところ走行時間の計算は相変わらずテキトウなので、ただ単に早く出発することで現地に早く着きすぎてしまうことは必至。
でも、とにかく朝から元気いっぱいで走りたかったこともあり、さっさと5時すぎには出発して走っちゃいました。今回の車はポルシェ911 GT3です。
目的地についたら、想定通りに1番乗り^^
ゆっくりと自分の車を眺めたりして、それはまたそれで幸せな時間でした。
そして、これから集まってくるであろう沢山のポルシェたちが、いつくるのか、いつくるのかということが楽しみで。
ポルシェ911 GT3と共に「楽しみだね~」と待つ時間。
朝日に照らされるGT3がまた、綺麗なのです。泣けてくる美しさなのです。
自分の車なのに「なんて品のあるカッコ良さなの」と、朝から見惚れて、今までGT3とすごしてきた色々なことを思い出したりして、色々な想いをめぐらせていました。
と、しばらくしたら、あっという間に続々と集まってきたポルシェたち。私の大興奮時間の始まりです。
まずはこちらのマイアミブルーのポルシェ 718ケイマンGT4。こちらが今回のポルシェツーリングを企画して下さったHulahawaii様のお車。
今回、私にとってはこちらの718ケイマンGT4に会わせて頂くのが初めての機会であったので、会えることをとても楽しみにしていました。
マイアミブルー可愛いし、なんといっても…いや~もう、見てびっくりの、こちらの718ケイマンGT4には、私の憧れのオプションがつけられていたのです。
それが…。
そう!
これ今、私の中で最大級の憧れである「黒キャリパーのPCCB」!!
通常であれば、このポルシェ・セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)のキャリパーは、そのブレーキがPCCBであることを主張するかの「黄色」なわけですが、それをあえて黒色にするというオプション。
私にとって、この黒キャリパーのPCCBというのは本当に憧れで、もうこの日のスタートはこの黒PCCBへの興奮でテンション上がって始まりました^^
さてさて、どんどん集まってくるポルシェたち。
この日に計画されていたポルシェツーリングは、物凄いポルシェのラインアップとなっていて、その数全部で18台かな。
ちなみに私は、ツーリングには参加せずに最初の出発地点でのお見送りだけだったのですが、その私のGT3もカウントしたらこの場にいたのは19台ということに?
なぜお見送りだけだったのかというと、子供たちが夏休みに入っている関係で、お見送りの朝イチのあとには、その後の予定が入ってしまっていたので。
でも、こうしてお見送りに行かせて頂いただけでも本当に幸せで、沢山の素敵なポルシェたち&オーナー様たちと出会えて、とっても楽しいひと時でした^^
何気に、Hulahawaii様のツーリングに最初にふれたのも実は「お見送り」。
参照記事:ポルシェツーリングお見送り…憧れのポルシェ911 GT3さん達と!
最初の「お見送り」をさせて頂いた時に、私はまだカレラしか所有していませんでした。
そして、その場で初めて沢山目の前に並ぶ実車のポルシェ911 GT3たちに出会うことが出来て、私の中で「GT3が欲しい」という気持ちがよりリアルに、真剣な妄想に変わった(=もう買うと決めた(笑))という経緯があります。
今回もまた、この物凄いポルシェたちの「お見送り」をさせて頂くことで、私の中で何かしらの妄想が始まるかもしれません(さんざん「次はGT3 RSにしなよ~」と熱いお誘いを頂きましたが、私には扱いきれませんから~!→ GT3も扱いきれていない^^)
念願のポルシェスピードスター(991)との出会い
もう1つ、今回とってもとっても楽しみにしていたことがありました。それが「ポルシェ・スピードスター(991)」に会わせて頂くということ。
スピードスターの販売が始まった頃に、こちらのスピードスターのオーナー様から『スピードスターの納車待ち』ということを伺っていて「納車されたら会わせて下さい!」と言っていたのが、やっと叶った形です。
何度となく、画像や映像では見てきたポルシェ911 スピードスター。
そんな何度となく妄想していたスピードスターが、本当にホンモノのリアルな実車として目の前に存在してくれているのが、なんだか現実ではないような気分でした。
「え、目の前にいるこのポルシェがスピードスターなの??」と思ってしまうというか、なんとももう、スピードスターを前にして、自分がポルシェのことをまだ全然良くわかっていない人に戻ってしまったたような気がしました。
とっても、とっても憧れていた存在であったスピードスター。
目の前にいると、色々と自分の脳では処理できない思いがめぐって「ああ、これがポルシェ」みたいな、自分でも意味不明な感動となりました。
いや、だからやっぱり私の感想って意味不明すぎる。私も自分で理解できない(笑)。
さらにはなんと、この日は1台だけでなくスピードスターがもう1台!
こんな豪華な状況ってあるでしょうか。感動~。
こちらのスピードスター、まだまだあまり走られていないとのことでしたので、この日のツーリングでたっぷりとその走りを楽しまれたのかな~と想像しています^^
興味深かったのが、それぞれのスピードスターのオーナー様に、別々に感想を聞いたというのに、お2人ともほぼ最初に口をそろえて言われたことが「風の巻き込みがすごい」ということでした^^
スピードスター、そうなのね。風の巻き込み、凄いのね。
でも、そんなことでさえ「こんなに完璧に素敵なスピードスターなのに、風だけはちょっと巻き込んじゃうの?まったくもう、そういうところがお茶目なんだから^^」…なーんて、完全にポルシェに盲目な感想を持つ私(笑)。
とにかく、欲しくてたまらなかったスピードスターが目の前に2台もいてくれたのですが、その2台を見ても自分でも不思議なくらい
「欲しい、欲しい、欲しい!」
ってならずに
「はぁ、やっぱり素敵」
と落ち着いて感動することが出来たのは、きっと私の中でスピードスターはやっぱりまだまだ私にとって「憧れの存在」であり「所有させてもらうには早い」ものだったのだな~と、自分の中で納得することが出来たからなのだと思います。
私のところには、来ないべくして来なかったのだな(そんな日本語ある?!)、とやたらポジティブに受け止められた自分がいました。
何ごとも自分の目の前に開ける世界が、その時の自分にとってベストなものであると信じているので、その場では「残念」と思える出来事が起きたとしても、その時はつらくても、でもきっとその時の結果は、その時の私にとって最適な道であるのだと思っているので。
ポルシェ911 964型 シンガー・ポルシェ
話がそれてきましたが、ツーリングのお見送りに話を戻すと、この日は空冷ポルシェさんのご参加もありました。
これがまたスゴイ。964型のシンガー・ポルシェです。ひえ~。
もう、目の前で拝見させて頂いたら、ボディもなんだか艶めかしいツヤで、美しさ全開でした。
カラフルなポルシェ911
沢山集まってきたポルシェ911のなかでも、とある一角に集まった数台のポルシェたちがまた凄かった。
それがこちら。そう、皆さまとってもカラフル~。
ラバオレンジにマイアミブルー、そしてリザードグリーン…で、ここには計6台(※もう1台、ちょっと駐車が離れてしまったのですがガーズレッドもいらっしゃいました)。
カラフルなポルシェってやっぱり素敵です。見ていてとっても映える。
おしり側~。
こんな風にリザードグリーン3兄弟が見られるなんて、なかなかないことかと思います。3台ともポルシェ911 GT3 RS↓
1台がヴァイザッハ・パッケージ。
そして、もう1台はフルフルに色々なところがカーボンになっていて、もうなんだかワケわからない仕様(誉め言葉です^^)。
いや~リザードグリーン3台は凄いな…と思っていたら、遠くの方から爆音が聞こえてきました。
どうしたの??と思ってそちらに目を向けると、またしてもグリーンが目に入ってきて…。
おお。ランボさん登場。
こちらのオーナー様は他の用事の前に、少し立ち寄られたようで、ポルシェの中にいきなりのランボルギーニ・ウラカンペルフォルマンテ。
ポルシェの音とはまったく違った、ランボルギーニの爆音が轟いていました^^ ランボルギーニの貫禄を感じました。カッコイイ。
さらにさらに、この日はもう1つ私が楽しみにしていたことが。それが、こちらのボクスターのオーナー様とお会いすること。
というのも、こちらの981ボクスターのオーナー様は女性の方で、かつ、前から「たぶんこの方と私には、ある大きな共通点があるに違いない」と思っていたことがあったのです。
ご挨拶させて頂いて「共通点ありますよね?」という会話になり(←なんていう怪しいお近づきの仕方(笑))…なんとも楽しい会話をさせて頂くことが出来て嬉しかったです^^
なかなか女性ポルシェオーナーの方と知り合えるチャンスも少ないので、こうして女性の方々とポルシェを通じて知り合いになっていけることも、とても嬉しいことの1つです。
718スパイダーはご夫婦で参加されていて、奥様は981ボクスターでした。ご夫妻でこうして走られるって、素敵~。
と、さんざん皆さまの素敵なポルシェを拝見させて頂き、またこの場にはポルシェのラリーで一緒に飲んだくれさせて頂いた方々もいらっしゃったので(あ、飲んだくれたの私だけ(笑)?)、再会を楽しませて頂いたり、新たな出会いを楽しませて頂いたり。
本当にあっという間の時間でした。
時間になったので、皆さまはツーリングに向けてご出発です。最後にお見送りしている時に、こちらに手をふって出発して下さる皆さまの姿とポルシェを見て、本当になんだかとっても幸せになれました。
ポルシェっていいな、ポルシェを通じて知り合える出会いっていいな、と。
今回、私個人としては、自分のポルシェ911 GT3をこの沢山の素敵なポルシェたちと一緒に並ばせてあげたいという想いがあったので、それが達成できて本当にありがたい限りでした。
スピードスターを見せてあげたかったので(GT3に…^^)、こうしてお隣に並ぶことも出来て、親心?何(笑)?わからないけれど、こう、自分のGT3が素敵なポルシェたちと一緒に並んでいる姿を見て、とても嬉しかったのです。
全員が出発され、そこに最後に残された1台の私の車。
とても大事な、大切な、大好きなGT3です。
楽しい時間でした。でも、こうして終わる時間もくるのです。儚いな~。
ツーリングに参加するわけでもないのに、今回またお見送り参加させて頂けて、かつ皆さまと楽しい時間をすごさせて頂けたことに感謝いたします。
ありがとうございました^^