Monster Jam モンスタートラックとタイカンSクロスツーリスモ
モンスタージャムってご存知でしょうか?「モンスタートラック」と呼ばれるなんだか物凄い車などがレースだったり、ジャンプしたりして競うというアメリカで人気の競技(レース?)。
特にフリースタイルがなんとも皆さん大興奮となる競技であり、大きなモンスタートラックたちが何台もの車の上をジャンプしたりといった技を披露されます。
実は私、だいぶ前にこのモンスタージャムをアメリカ現地で見たことがあります。なかなかこれ、レアな体験かと^^
これが見に行った時の画像。2003年かな?そのくらいの時なのでまだまだ解像度が低いデジカメでの撮影ですが(笑)↓
今回、ポルシェがこのモンスタージャムの会場の1つでタイカンを走らせたとのこと。
もう10年に渡りモンスタージャムでドライバーをされている女性のLinsey Readさんが、ポルシェのレーシングドライバーのLeh Keenさんをテキサス州にある72,000人もの観客を収容できるNRGスタジアムに招待。
Keenさんがこのスタジアムに持ち込まれた車はポルシェタイカンターボSクロスツーリスモ。
いやいや、いくらクロスツーリスモといってもモンスタートラックを前にしては、なんてエレガント(笑)。
タイカンターボSクロスツーリスモは、ドイツはシュトゥットガルトで生産されたパワフルなデュアル電気モーター、5人乗りまで可能で、ホイールサイズは20インチ。
高度な調整が可能なエアスプリングサスペンションが装備されているモデルです。
それに対してモンスタートラックの方はメタノール燃料で動くV8スーパーチャージャー、ホイールサイズは恐るべし66インチ!
座席は運転席のみで、ボディは交換可能なグラスファイバー製で非常に頑丈なシャシーにデュアルチューブの窒素充填油圧ダンパーを装備。
これはなんと車がジャンプした時に約18メートルの高さからの着地の衝撃も吸収するとのこと。
4輪駆動という共通点以外にはこんなにも全然違う2台をモンスタートラック会場で走らせたわけですが、とっても楽しかったようです。
といっても、モンスタートラック側からは実はほとんどタイカンの姿をとらえることが出来なかったので(車高が高すぎる(笑))、タイカンがちゃんと安全な位置でついてきてくれているかを信用して走るしかなかったのだとか。
お互いがプロドライバーだからこそ出来たことなわけですね^^
タイカンを運転されていたキーンさんは「ビルに向かってレースしているようだったよ」とのことで、実はこの会場内での土の上での速度は3桁にもなりそうなくらいのスピードであったとのこと。
タイカンならまだわかるけれど、このサイズのモンスタートラックが時速100キロ近いスピードでこの土の会場内を走っていたとは、なかなか凄いことかと思います。
最後にはタイカンの上をモンスタートラックが飛び越えていますし。これこそモンスタートラックの醍醐味^^
なぜ今回ポルシェがわざわざモンスタートラックと一緒にタイカンを走らせたのかはよくわからないのですが、アメリカで人気のモンスタートラックファン層にもアピールしたかったのかな^^?
モンスタージャム観戦に行きました
せっかくなので、ここで以前私が見た時のモンスタートラックを振り返ってみてみたいと思います(これ以降は2003年に私た観たモンスタージャムの時の写真となります)↓
このように何台も並べられた車たちの上を…
モンスタートラックはジャンプして超す!!
…のですが、やっているうちにジャンプ途中で車の上に落ちたり(皆さん大興奮(笑))もするので、競技が進んでいくとこの通り、並べてあった車たちはどんどん無残な姿に。
もう観客は大喜び^^↓
ジャンプのあと車がひっくり返ったりした時には…
ブルドーザーが車を回収に向かうのですが、もうね、こうなった時も観客たちは…
大・興・奮(笑)。
モンスタートラック競技は、なんというか見ていて「That’s so American」な感じの雰囲気で、おじ様たちを中心に多いに盛り上がるイベントだったのでした。
モンスタートラックを実際に目の前で観る体験が出来たというのはとても良い経験でした^^
というわけで、最後にこちらがモンスタートラック会場で(実際のモンスタートラックたちと比べたら)エレガントな走りをするタイカンターボSクロスツーリスモの動画です(1:01)。
最後にモンスタートラックによるタイカンの上をジャンプするところも動画内にあります^^↓
ご興味がある方はこちらがモンスタージャム公式サイトとなります:The Official Monster Jam® Site