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ポルシェエクスペリエンスセンター東京 女性限定プログラムに参加させて頂きました

投稿日:

2022年最後の女性限定プログラムに参加

この日の私の目的地は千葉県木更津市。

都内から走っていって、やっとのこと「5㎞先ポルシェ通り右折」と書かれた看板を見ることが出来た時の安堵感といったらありませんでした。

というのも…大変だったのですよ、この日の朝!

この日は2022年最後の女性限定プログラムが木更津市にあるポルシェエクスペリエンスセンター東京にて開催される日であり、私はそのプログラムに参加させて頂くことになっていました。

※急遽参加させて頂くことになった為、以前から「PEC東京に行く時にはご連絡しますね」とお伝えしていた方々に事前にお声がけ出来ておらず申し訳ございません!

※集合写真等に私は入っていないので私は写っておりません、念の為^^ ↓

この日の集合時間はお昼の12時20~30分。本来、都内からなら早朝出発でなくても余裕で向かえる時間です。

とはいってもアクアラインは渋滞することもあるので、朝10時に都内自宅を出発すればたとえ混んでいてもなんとかなるだろうし、すいていたらPEC東京近くのコンビニとかで時間をつぶしてから行けばいいか、くらいの計画をしていました。

アクアライン通行止めからのスタート

が、しかーし。

この日の朝はまさかの「強風の為、アクアライン通行止め」という恐ろしい事態が朝8時の時点で発生。

えええええ。

でも、ありがたいことにツイッターでつながらせて頂いている方が同じ日の午前中の走行枠に参加されることになっていて、その方のツイートでアクアラインがヤバそうということを早めに知ることが出来たのです。

↑のちに撮らせて頂いたその方のお車とのツーショット。左が私の黒カレラ

それで急遽、私は出発時間を朝9時に変更。この時間に出れば最悪の場合すべてを下道で走って行ったとしてもなんとか間に合うだろうという計画で。

結果、問題なく受付時間前に到着することが出来ました。早めに頂けた情報に感謝です^^

↑その方のお車はタルガ。カッコイイ。

12:15頃だったかな?受付で事前に用意していた登録用紙などを提出し、ネームタグを受け取りました。

今までもPEC東京で走行プログラムに申し込んだり、ゲストで遊びに行くと以下のようなネームタグを頂くことが出来ていたのですが…↓

今回頂いたのはストラップ部分がピンクピッグの柄&色を思わせるデザインとなっていて、かつ『Woman Only Program』の記載も。

このストラップがとても可愛くて、もうこれを頂いただけですでにかなり大満足(笑)。

受け付けを済ますと「ブリーフィングが12:30からとなりますので、お時間になったらあちらの部屋でお待ち下さい」とのこと。

この日ブリーフィングが行われるあちらのお部屋というのが少し奥にある『917』と名付けられたミーティングルーム。

先にお手洗いを済ませたりしたのち、12:25になったのでミーティングルームに行ってみる…と、だ、誰もいない。

「場所、間違えてるかな??」と不安になったものの、画面には女性限定Programの文字が出されているので、たぶん場所はあっている。

もしやアクアライン通行止めで皆さん全然間に合わなくて…今日のプログラム、まさかの私1人の貸切イベントになっちゃうのでは?ふるさと納税で1,700万払っていないのにいいのかな(笑)??

…なんて、ちょっと1人笑いながらドキドキして待っていたわけなのですが、本当に12:30になっても部屋の中には私1人。

ただ、そのあと数分遅れて関係者の皆さまが入ってこられ、とりあえずブリーフィングがスタートする時点での参加者は私を含めて合計3名に(それでも3人(笑))。

女性限定プログラムは定員10名でのイベントとなっていましたが、この日はやはりアクアライン通行止めにより時間に間に合わなかった方が多かったようです。

とりあえず少し遅れて3名の参加者で始まったブリーフィング。ポルシェジャパンのご担当者の方、そしてこの日一緒に走行&アテンドして下さったモータージャーナリストの藤島知子さんからのご挨拶から始まりました。

続いてはチーフインストラクターの富澤勝さんから、PEC東京のコース(モジュールと呼ばれる各コース)の説明やドライビングポジション、ステアリングの持ち方、操作方法などのインストラクションがありました。

富澤さんにはポルシェ・トラックエクスペリエンス(PTX)でもインストラクターをして頂いたことがあり、また以前もここPEC東京でお会いしたりもしているので、思わず「あああ!」とお互いまずはこの日の出会いに驚くところからのスタート^^

ドリフトサークルの説明のあとには、富澤さんが「皆さんの中で車をスピンさせたことある方、いらっしゃいますか??」と問いかけ…ながらも、私には即座に「(あなたは)ありますよね、知ってます」って言われました、ははは(笑)。

ばっちりとドライビングについてや、モジュールについての説明をして頂いたあといよいよまずは90分間のドライビングエクスペリエンスがスタートです。

この90分間のドライブ体験は、女性限定プログラムではなくて普通にドライビング体験を申し込んだ時と内容はほぼ同じとなっています(唯一の違いは女性向けの方は最初にインストラクターさんによる走行でのコース確認があることかな)。

まずは入口でこの日お世話になるインストラクターさんたちとの出会いから↓

このドライブ体験が始まるぎりぎりまでの間に、他の参加者の皆さまたちも無事到着され最終的には10名中9名がプログラムに参加することが出来ました。良かった^^

992.1型 ポルシェ911 GT3 初体験

ドライブ体験では、予約時に自分が乗りたい車を予約しておくことになるのですが、今回私が乗らせて頂いたお車は…そう、あああ、あの。憧れの。大好きな。

もう今、思い出すだけで死んじゃいそうになるくらい音が素晴らしかった、連れて帰りたかった(さりげなく図々しいことを言う)、そう、今回乗らせて頂いたお車は…

ででーん!

992.1型ポルシェ911 GT3です!!!

カッコ良すぎる~!!!

と、言いつつ乗る前は興奮しすぎて写真を撮っておらず、この写真は走行後に撮ったものであるのですでに窓ガラスとかもめちゃ汚くなっているわけですが(笑)、実際には走行前のお車たちはどちらも中も外もピカピカにして下さっています^^

車に乗り込んだあとからは(許可を取っていない一般人は)撮影不可となるため、ここからドライブ体験について書かせて頂いている間はPEC東京の景色や展示車等の写真を挟みたいと思います。

というわけで、90分間のドライブ体験スタート!

今回、私のインストラクターさんを務めて下さったのはレーシングドライバーの佐藤駿介さん。

佐藤さんとは前回のPEC東京訪問時にすでにお会いしていっぱいお話を聞かせて頂いていた方であったので、またここでもお互いに「あああ!」ってなりました。

これはその過去の訪問時に撮らせて頂いていた佐藤さんとの写真↓。まさか今回こうしてインストラクターさんとして同乗して頂くことにつながるとは^^

カッコイイGT3のまずは助手席に乗り込み、佐藤さんの運転でスタート。ハンドリングトラックとよばれる1周2.1キロのコースをまずはゆっくりめにコース確認を兼ねて走って下さいます。

その次にラインどりを考えながらの少し速めの走行で2周目。

それが終わると運転交代で、そこからは自分での運転となります(助手席にインストラクターさん)。最初にこうして慣熟走行をして下さるので、PEC東京が初めての方も安心だと思います。

不安があれば「もう1周して下さい」とお願いすれば何度でも走って下さるわけですし。

女性限定プログラムに参加するには高いドライビングスキルがなくても、ポルシェに乗ったことがなくても大丈夫

女性限定プログラムに参加された皆さまのドライブ経験も様々なようでした。

藤島知子さんのようにすでにレース参戦されているレベルの方もいらっしゃれば、私くらいのPTXや広場トレーニングはやっていますというレベルもいれば、普段いわゆる普通の運転しかしていませんという方、またポルシェの運転は今回が初めてという方など。

でも、この女性限定プログラムの良いところは、なんといっても『参加者がどのレベルの運転スキルの人でも大丈夫』というところだと思います。

というのも、この「運転をするプログラム」のところはそれぞれが選択したポルシェに自分とインストラクターさんの2名だけが乗り込み走るわけなので、インストラクターさんがその「運転する人のレベル」にあわせて教えてくれる&指示を出して下さるので。

インストラクターさんを完全に独り占め状態での走行となるので、わからないことは初歩的なことでも何でも聞けるわけで、逆に経験がある方は経験があるなりに持たれている疑問などを聞いて教えてもらい、練習することも可能。

ポルシェ911 GT3 最高すぎる

さて、私の走行開始となったわけですがまずはゆっくりめにコース1周から。

憧れのGT3、運転席に座って「自分が運転するんだ」ってなったらもうドキドキで緊張、緊張。でもその状況だけですでにアドレナリンがダラダラ出てきているようで、常にもう顔はニヤニヤ状態。

完全なる変態と化した状態で90分お付き合い頂いた佐藤さんには申し訳ないくらいですが(笑)、とにかく始終楽しかったです!

2周目からは少し速度をあげ、教えて頂いたラインで走ってみます。ストレートなラインが見えたところで少し踏み込んでみたりすると、ああもうね、あああ、うん、これ、これ、これ。

もう、その踏み込んだ時の音がまさに G・T・3 !

なんなの、この興奮。最っ高なのです。

忘れていた素晴らしいGT3の音。

992.1になって、以前私が運転したことがある991.2よりもさらに凄い車になっているわけなのですが、それでもその「音の感じ」は「GT3」として共通するものであり、なんというか懐かしさと新鮮さがまじりあって、そこにとにかく響き渡っている音がすばらしすぎて、ひたすら感動でした。

ずっとずっと乗っていたかったです^^

「罰ゲームで今からコース1,000周走ってきなさい!」と言われても喜んで走ります。そんな気持ち。

キックプレートで危険回避の練習

続いて、キックプレートのモジュールに行ってみました。

このキックプレートというのはしっかりと散水され滑りやすくなっている路面の入口にプレートがあり、そのプレートを車のリアタイヤが通過した瞬間、プレートが車のリアを右か左のどちらかにドンッと動かすことで車をスピン状態にもっていくというもの。

そこで、右だか左だかに車を動かされた瞬間にカウンターをあてることで車がスピンすることを制御し、まっすぐに走り抜けていけるようにするというのがこのモジュールの目的。

私が以前PEC東京体験をした時にはまだこのキックプレートがオープンしていなかったので今回が初めての体験となりました。

プレートへの侵入速度は40キロ。

ドキドキしながらプレートの上を通過すると…「どんっ!!」と車が左の方へと飛ばされました。おおおお!って思った瞬間には自分でハンドルを右に切っていて、インストラクターさんからも「素晴らしい、右にカウンター当てられていましたね!」とお褒めのお言葉が。嬉しい^^

実際、最初の1回目はカウンターあてられたものの少し反応が遅くちょっとスピンした感じだったのですが、2回目にはスピンせずに制御出来たもののそのあと少しヨタヨタし(笑)、最後、ドリフトサークルをやったあとにもう1度キックプレートに戻ってきた時には驚くくらい、プレート通過後も何事もなかったかのようにカウンターをあててまっすぐに走り抜けることが出来ました。

ドリフトサークルでさんざんすべらせたあとはやっぱり身体の反応が良くなっていたのかな?

何にしても自然とスピンさせられそうになる方向に対し、瞬時にカウンターがあてられ車の体制を戻せるようになっているのは今までのPTX砂子塾でのトレーニングをさせて頂いてきたおかげだと思います。

普段の運転でもこの危険回避が出来るかどうかで、何か起きた時に助かると思いますので、ここPEC東京でのキックプレート体験だけでも1回経験をしておくのとしておかないのでは、いざという時に違いが出るのではないかな。

本当の危険がない状態で「あえてスピンするような状況を作り出して、それを回避する練習が出来る」わけですから、普段ドライビングレッスン等をされていない方にとっては非常に貴重な経験になるかと思います^^

GT3でもローンチコントロール体験

続いては、GT3でのローンチコントロールも体験しました。

ドライビングプログラム中にローンチが出来るのは1回ですが、それでもやらせて頂けるだけありがたい。

私は興奮してキックプレートの直後にローンチしてしまったので、まだタイヤが冷えきっていた&濡れていたことからローンチは出来たものの少しだけ空転したっぽいスタートとなってしまいました。

ローンチされる方はその前にしっかりタイヤを温めてからされた方が良いと思います!

ポルシェ911 GT3でドリフト1周出来た!

今回、何が嬉しかったって実は私にとって初めての「ドリフトで定常円を1周する」が出来たのです!!

初めてドリフト1周できた車がポルシェ911 GT3だなんて、贅沢すぎるし、なんとも嬉しくて嬉しくて。

PEC東京のドリフトサークルは水でびちょびちょなのでかなり滑りやすいこともあり、さらにはきっと神様がGT3でのドリフト成功をプレゼントして下さったのだろうと(しか思えない^^)いう、本当にほぼ2周…いや、興奮していたから大袈裟になってるかもなので(笑)、たぶん1.5周ちょいということで『1.5周』ということにしたいと思います…が出来てしまったのです!!

最初にいきなり出来てしまって、インストラクターの佐藤さんと一緒にもう手をたたいて大喜びしてしまいました。佐藤さんも一緒になってすっごく喜んで下さって、嬉しさ倍増^^

でもね。

これで終わらないのが皆さんご存知の通り、私のすごいところ(悪い方に凄い)。だって、このあとまた出来なくなっちゃったのです(笑)。なんなの~。

最初に1.5周できたのに、そのあとはまた色々考えちゃうからか、力が入り過ぎちゃうからなのか、また1周できなくなっちゃいました。ふふ。やっぱり神様からのクリスマスプレゼントだっただけなのか…。

でも、佐藤さんに「1.5周、一応成功したっていう証人になって下さいね!!」と念押しさせて頂いてきましたので(笑)、佐藤さんが証人となり、一応私のドリフト1.5周は2022年12月23日に1回成功した、と言うことにさせて頂きたいと思いますっ(自己満足(笑))。

今後「いつでも簡単に1周くらいはドリフト出来るようになる」を目標にまだまだ頑張りたいと思います^^

ローフリクションハンドリングトラック

ローフリクションハンドリングトラックという、コンクリートをさらに磨きこみつるつるにした特殊路面で作られたコースがあるので、そちらも体験。

ここでは路面がつるつるなのでアンダーステアになりやすかったりするので、そういうことに気をつけながら、しっかり目線を先にやって運転していきましょうと言われているところ。

ここで1つ思ったことがあったのですが、以前よりもつるつる度合いが減っていたような。

最初に体験したのは1年以上前のPEC東京オープン時。その時に走ったこのローフリクションコースは「氷上ですか??」って思えるほどのつるっつる度合いで、本当に時速30キロでも気を抜くと滑っちゃうくらいでした。

でも今回は時速50キロくらいでも普通に走れてしまったので「あれ?つるつる度合いが減ったの?それともGT3のミシュランタイヤが凄すぎるの?」ってなりました。

やっぱり磨かれていたのがだんだん摩擦で抵抗が出来てきたり、風が強い日だったから砂ぼこりみたいのが表面に沢山あったのかな?

あああ、ここまで書いただけで興奮しすぎて結構な文字数になってしまいました^^

ローフリクションのあとにも、まだまだコースに戻って走行したり、他のモジュールにいったりとたっぷり90分間、楽しくGT3を堪能させて頂きました。

モジュールで前に他の人がいる時にちょっとした待ち時間が出来た時にはGT3の色々なところを見て「あ、(当たり前かもだけど)WETモードはないのですね」とか、でもクルーズコントロールはついている個体だったりして「え、GT3でクルコン!」ってなったり、トラックモードの画面を見てみたり…と色々楽しませて頂きました。

って、勝手にいじっていただけなのですみません^^

インストラクターの佐藤さんには、今回いっぱい色々と教えて頂き、色々なことを体験させて頂きました。ありがとうございました!

長くなりましたので、続きます。次からがいよいよ「女性限定プログラム」にしかない内容となっていきます。

続き→ PEC東京 女性限定プログラムに参加:ブランチとタイカンワークショップ

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