#GetCreativeWithPorsche: car detailing 5
ポルシェがコロナウイルス感染予防で外出自粛となっている期間中に出してくれている車に関するクラスのシリーズ、第3回目の5つめです。そして、これで終わりです(第3回目は)。長すぎました?すみません^^
#GetCreativeWithPorsche
第1回:ポルシェ(車)の撮影方法 (Richard Pardon氏)
第2回:自動車のデザイン:ポルシェ911の描き方
第3回:ポルシェ:車の洗い方
第4回:(原文)Keeping fit with Mark Webber
第5回:車の描き方(ペイント)
第6回:(原文)ロードトリップのプランの仕方(Planning road trips)
第7回:レゴでポルシェの象徴的なシーンを再現する
第8回:車の撮影の仕方 (filming cars)
第9回:eスポーツのシムレーサーになる方法
講師は車に関して現在大きな影響を与えているインフルエンサーであるリチャード・ティッパー(Richard Tipper)氏。
というわけで、これで彼の車の洗い方についての5つに渡る講座、最後となります。いよいよ最後は車を磨きあげる方法。
では、見てみたいと思います。
車のポリッシュ方法
- 車を磨くことを始める前に、車が完璧に綺麗になっていることを確認する。
- 車のボディペイントを出来る限りスムーズにして、艶出し剤がより接着するようにする。
- 研磨(ポリッシュ)することで、オールインワンで車は綺麗になり、光沢が回復し、かつペイントが保護される。車のボディがスムーズで綺麗であれば、艶出し剤はより長期間に渡って、車を保護してくれることになる。
- 私はクレイバーを使用する(ビスケットの形をしたパテ)。これで、まだ最後にボディペイントに付着している物質を取り除く。どれだけ完璧な洗車をしたとしても、やはり小さなタールの跡や、カーボン炭素堆積物が残ってしまっているので。
※クレイバーについては「Claybar」で検索すると、どのようなものかと使い方の動画が沢山出てきます。
- クレイバー潤滑剤を車の小さなエリアに少しスプレーし、そこをクレイバーを使って、まっすぐなラインを描くように、同じエリア内をそっとこする。自分は軽く力を入れるだけで、あとはクレイバーが綺麗にしてくれるのにまかせる。
- クレイバーが車の表面を静かに滑るようになることで、作業が完了したことがわかる。
- クレイバーは汚れを自分に付着させていくので、常にクレイバーの表面を綺麗にするように保つ。1つのセクションを終えたら、クレイバーを折り重ねて、次のセクションの為に新しい表面を準備する。
- どのくらい車からの汚れが付くかによって変わるが、通常であればだいたい、クレイバーを新しいものに交換するまでに3~4回は使用できると思う。
- 次がいよいよポリッシング。オールインワンのクリームポリッシュを使用する。アプリケーターのパッド(マイクロファイバークロスで包まれたスポンジピース)に、4つの豆くらいのサイズのポリッシュを取る。それで、だいたい2平方フィート(約60cm)の面積を磨くことが出来る。
- パネルの中央から始めて、まっすぐに磨く。磨いてみて(こすってみて)、ポリッシュがほとんど見えない場合、それが正しいポリッシュの量を使っているということ。
- 使った商品のラベルを確認して、ポリッシュしたあとにどのくらいの期間、乾燥させる必要があるのかを見る。必要な時間乾燥させたら、続いてマイクロファイバークロスを使い、ポリッシュを拭き取り始める。
- これをするには、そのクロスがやわらかい素材である必要があり、ボディに傷をつけない為にも、私はマイクロファイバーについているタグも先に取り外している。
おおお。私も洗車に使うマイクロファイバー(それ以外にも、車用の用途のマイクロファイバー)は、すべて使用前にタグを綺麗に切り取っています。我ながら完璧すぎるな~(自己満足)。え?あ、常識でした?ごめんなさい^^
- マイクロファイバークロスを4つに折りたたむ(くしゃくしゃにしない)。そして、広げた手でマイクロファイバーを使って、マイクロファイバーがボディペイントの上を簡単にすべるようになるまで、ポリッシュを取り除いていく。
- プラスチック、ガラス、ゴムシール、マットカーボンファイバーなどに、このポリッシュはしないこと。やってしまうと、白くなってしまう。光沢のあるカーボンファイバーはポリッシュ可能。
- 窓を磨きたい場合はマイクロファイバークロスを使うのがベストだと思う。まずは湿らせたクロスでガラスを拭き、その直後にすぐ乾いた綺麗なマイクロファイバーで拭き取り、乾かす。
- 最後の最後に1つ。オールインワン・ポリッシュの代わりに、世の中には非常にすぐれた車用のハードワックスというものもある。この場合、マイクロファイバーのアプリケーターではなく、スポンジのアプリケーターが必要になるが、使用する量は少なくて済む。
- 使用する量が少ないというのは、ハードワックス自体が高価であるということもあるが、使う量が多すぎると、マイクロファイバーで拭き取る時に拭き取りづらくなるためでもある。ハードワックスを使ったら、上記と同じプロセスで進めていくが、ふき取りはすばやくすること。だいたいのハードワックスはだいたい塗ってから60~90秒で拭き取り可能となる。
- 全てが終わったら、あとはリラックスして、自分の背中でもたたいて癒して^^ これで少なくとも次の6回分くらいの洗車(ハードワックスの場合は10~15回分くらい)、車のボディペイントを保護することが出来た。
…と、これでリチャード・ティッパー氏からの車を綺麗にする方法のすべてのレクチャーが終了となります。
最後に彼いわく「これであなたの車はドライブに出るのにとても綺麗になって、次にあなたがドライブに出る時の準備が出来ました」とのこと。
まさに、今、ぴかぴかにされたポルシェを前に満足しておいて、また好きなように楽しくドライブに出かけられる日が来たら、ぴかぴかのポルシェでお出かけ出来たら最高ですね。
私の大好きなポルシェ911カレラも、洗車されて、ぴっかぴかになって、暗い駐車場の中で黒光りしながら、日の光を見る日を待っています^^
出典:#GetCreativeWithPorsche: car detailing
#GetCreativeWithPorsche
第3回目:Car detailingの目次
1:ポルシェ:車の洗い方
2:アルカンターラのステアリングホイールを新品のように綺麗にする方法
3:ホイールをプロのように綺麗にする
4:車に傷をつけない安全な洗車方法
5:安全にエンジンを掃除する方法
6:車を磨く秘訣