車のボディカラーを変えるには、最初にオーダーする時に色を選択する、納車後にどこかでペイントしてもらう、ラッピングしてもらうなどいくつかの手段があるかと思います。
購入時に欲しい色がメーカーより用意されていたらそれを選べば良いだけですが、ポルシェのように「用意はされているけれど、PTSにしたら値段も高いし納期もかかる(または最近ではPTSを選べない時もある)」など簡単ではないことが多いため、気軽に好きな色に変える時にはラッピングをされる方が多いのではないかと思います。
私も過去に何度か色を変える為にラッピングしてみたいなと検討したことはあったのですが、結局今のところまだそこまでに至らず。
そんな中、サンマリノブルーというカラーにペイントされた1台のポルシェを動画で発見。
このボディカラーはラッピングではなく、いわゆるカラーを調合したものをスプレー塗装したもの。
だから何?と思われるかもしれませんが、驚いたのはこちらのペイントを取り除く時…いや、元のボディカラーに戻したくなった時のことなのです。
今回、サンマリノブルーに塗られたポルシェはそのままにされるので塗装ははがさないのですが、同じ塗料にて塗装した別の車を「元の色に戻す」時のやり方を見せてくれていたのですが、その方法が「はがす」のです。
ラッピングではなくてスプレー塗装されていたものであるのに、はがす時はラッピングのようにぴろ~んとはがせちゃうのです。
見ていても気持ちイイ。
こういうのはがすの好きなので、なんかもうこれをはがすだけの仕事がしたいくらい^^
この特別なペイントは様々な特注色を作り上げることが出来るそうで、世界中のほぼすべての自動車ブランドの数十年分のカラーコードにもアクセスが可能とのこと。
他にもストライプをいれたり、マット仕上げにすることも可能。
標準的なカーケア製品とも互換性があるそうです。
走っているうちにちょっと傷がついてめくれちゃった時に、そこからぺろーんってはがせちゃわないかなとか(自然にはがれるのではなく、人が「あれ?何かついてる?」ってゴミを取ってあげようとひっぱったら少しはがれちゃうんじゃないかな、みたいな)、ちょっと心配はありますが、よほど「はがす!」と気合いれないとはがし始められないのであれば、この剥がせるスプレー塗装もいいなと思いました^^
そういえば何年か前に東京モーターショーかな?でもこういう「はがせる塗装」を見たような気がします。
こちらが動画です(10:40)↓