3連休に子供達を連れて、何か映画でも見に行こうと思ったのですが、今上映されている映画のうちまだ観ていないもので、かつ小学生の子供たちが観られそうで、さらに私が「一緒に観てもいいかな」と思えたのは、もう「プーと大人になった僕」か「アントマン&ワスプ」くらいしか残っていませんでした。
なので、子供たちに「どっちか観に行かない?」とお誘いをかけてみたところ。
なんとちょうど、児童館かどこかから「若おかみは小学生!」というアニメ映画のちらしをもらってきていて「え~、映画行くなら、これ観たい」と。2018年9月21日に公開されたばかり。
ええええーー。「若おかみは小学生!」?知らないしー(すみません、知りませんでした)!全然、考えてもいなかった映画をいきなり提案され、ちょっとひるんだのですが、まあ皆さんが見たいというなら、いいか~と、久々に子供のアニメ映画に付き合ってみることにしました。
内容は全然知りませんでしたが、「文部科学省選定作品」「アヌシー国際アニメーション映画祭出品作」とちらしに書いてあったので、きっと子供達にも良い影響な作品なんだろう、と勝手に思いつつ鑑賞開始。
映画の中にポルシェ911が登場
映画を見始めて…普通に楽しんで観ていたわけですが、途中に結構、映画のキーとなる登場の仕方で、ある登場人物の女性が車をドライブする場面が出てくるのですが。
ここで、もう我が子たち全員が私の方を向いて「(口パクで)ママ!ママ!ポルシェ!!」とスクリーンを指さし大興奮。
もちろん。私も大興奮(笑)。そう。ここで登場した、その女性の愛車というのが「真っ赤なポルシェ911 カブリオレ」だったのです!
あとから思い出して、コンフィギュレーターで作ってみましたが、その登場人物が乗っていたポルシェ911はこんな感じ。
映し出された描写からだけでは、911の何かまでは見分けることは私には出来ませんでしが(今回は私の想像で勝手に911カレラS カブリオレにしています)、もうとにかくこんなの出ちゃうと気になっちゃって!
ポルシェ911 カブリオレ 991後期型を女性が運転
とりあえず何が凄いって、この赤ポルシェ911カブリオレ、ちゃんと最新の991後期型(991.2)で、車内が映った時にはちらっと、あの「時計」までうまく、ぎりぎりに描写してあるのを見せていたので、それを見て私はもう「おお。スポーツクロノパッケージじゃないの!(登場人物の)xxさん、こだわってるね!」となり(笑)。※スポーツクロノパッケージ:オプション価格404,000円
これ↓は私の車の写真ですが、内装のこのあたり部分も、かなり正確に描写されていて「これ描いた人、かなりこだわってちゃんとポルシェにしているな!」と感動して観てしまいました。
ポルシェコネクトの画面(Apple® CarPlay)もちょっと映ったりして、細かいこだわりに感動。ちなみに右ハンドル車の「品川300」ナンバーでした。その他の番号は下2桁が01とかだったような気がしますが、見落としました。
★追記★
コメントで情報を頂きました(ありがとうございます!)。ナンバーは「9601」だそうです。こちら、映画を観て頂けたらわかりますが、この911カブリオレオーナーの名前にちなんだナンバーとなっており「なるほど~!!」と、さらなるこだわりに感動しました!!!ありがとうございました^^
さらにです。一瞬、ポルシェのタイヤが映った時に、キャリパーが黄色だったのです!「うわ、PCCBついてるよ!」と1人アニメを見ながら、変なところで感心(笑)。
※PCCBとは「ポルシェ セラミックコンポジット ブレーキ (Porsche Ceramic Composite Brake)」の略称で、宇宙一(笑)と言われるポルシェのブレーキの中でも最上級といわれるもので、採用されているセラミック製ブレーキディスクはめちゃくちゃ軽く軽量化されています(通常の鉄製ローターの約半分)。ちなみに今回登場している991.2型のポルシェ911でこちらのPCCBオプションをつけると、それだけでオプションの追加価格は「1,545,000円」です。
そのあとにも、あえてタイヤだけが大きく映される画面が出て「え、ここであえてわざわざタイヤだけをアップで映すことって、ストーリー的にはまったく必要なかったよね??」と思いつつ、映画制作した方の「ほら、黄色キャリパーでしょ、この女性、PCCBつけているのですよ!」というアピールだろうと思い、その想いをしっかり受け止めさせて頂きました(笑)。
キャリパーには、はっきりとは見せないけどPorscheっぽい文字もありました。もちろん、キャリパーの位置もちゃんとあってる!
ホント、ポルシェ911カブリオレ登場シーンでは、色々なところに相当なこだわりを持って描写されていると思いました!!
泣きながらポルシェを見て混乱(笑)
さてそして、いったんポルシェの登場シーンが終わり、また映画の話が進んでいくわけです。だんだん話も盛り上がってきて、「子供のアニメ映画に付き合うか」なんていう軽い気持ちで観に行ったはずなのに、気づけば、もうボロボロ泣いている私(笑)。
もう、涙止まらないよ~!と最大級に大泣きになったところで…き、きたーーーー!また、その最大に泣いている場面で、赤ポルシェ911カブリオレが再登場。やめて~!!!泣いているのに、またポルシェ見て色々考えちゃう(笑)!!
…と、やはり泣きながらポルシェを眺めて「え~、これだけ完璧に外装、内装の描写がされているのに、このドアハンドルの前にあるスイッチはなに?!」と、気になっちゃって…。
そう。というのも、なぜか、車の内側のドアハンドルの部分の前方あたりに、3つのスイッチっぽい形状が見えるのです。それが何かわからなくて。影とかではなく、スイッチっぽく描かれていたような。赤く描いたように、その部分に四角いスイッチみたいのが3つ描写されていたのです。
もう泣きながら「ポルシェのこのドアハンドルのとこだけは何~??何かオプションつけたらこんなところにスイッチつくのなんてあった~?」と1人混乱(笑)。もう何なの、私。
実際の私の車ではこの状態で、スイッチらしきものはありません↓
いや~、結局ドアハンドルの部分だけはわかりませんでしたが、ホント、あとはかなりしっかりとポルシェ911は991後期型のカブリオレの描写がされていて、感動したのでした。
速度50km以下なら走行中も開閉可能なポルシェ911カブリオレのルーフ
登場人物の女性が、車を走らせながら911カブリオレのルーフを開ける描写もあったのですが、これも走りながら開けているところが、ちゃんと「速度が 50km/h 以下であれば走行中も開閉可能」という911カブリオレのことをしっかりとわかっているからこそかと。さすがです!
映画製作で、ポルシェ部分にこだわられた方。しっかりと、こういうことポルシェオーナーたちは見ていると思います!映画内容以外で、嬉しくなる、感動した出来事だったのでした。
途中にストーリーの中に出てくる「雑誌」の裏表紙も(ポルシェではないですが)車の広告になっていたし、きっと制作の方で、車好きの方がいたに違いない…と思っています(笑)。違うかな~。
映画が終わって、会場のライトがついたあと、子供達の口から1番に出た言葉は全員そろって「ポルシェだったね!!!」でした。あ~ホントに、変な家族…(笑)。
★追記★
私が映画でストーリーに泣きながらも「あのスイッチは一体なに~!」と悩んでいた(笑)、ドアハンドルの隣のスイッチ(ボタン)について、コメントを頂き謎が解けました!!「メモリーパッケージ」というオプションをつけると、ここに4つのボタンがつくそうです。なるほど~!!↓これですね。
この部分だけ描写間違いなんて、ありえないだろうと思っていたので、謎が解けて本当にすっきりしました!ありがとうございました^^
★★さらに追記★★
本日(この為にではなく(笑))別件でポルシェセンターに行く用事がありましたので、実車で見てきました!まさに映画でもこんな感じでした!!
3つボタンだと思ったのは私の勘違いで、3つの線で分かれていたのを見た私が「ボタンが3つ」と思い込んだのかもしれず、実際には描写も4つボタンだったのかと思いました。
ちなみにこちらの車は911ターボS。運転席側にしかこのボタンがなかったので、営業さんに聞いてみたところ、オプションで助手席にも同じようにボタンをつけることが出来るということでしたので、映画の中の車は助手席にもオプションつけていたわけですね!!(助手席側のドアでこのボタンを見たので)
★追記★ (2018.11.6)
若おかみは小学生!関連から、沢山の皆さまにこのブログにお越し頂き、とても嬉しいです。感謝の気持ちを込めてもう1つブログ書きましたので、ご参考頂けたら幸いです。皆さまの温かいツイートたちに、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます^^
追加記事はこちら:
若おかみは小学生!に登場するポルシェ911を真剣に考察する