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Porsche: ポルシェ ◆私の愛する黒カレラ (991.2)

マサミミーティングに3回目の参加:筑波サーキットTC1000

投稿日:

午前プログラム:筑波サーキットジムカーナ場

2023年に2回参加させて頂いた『Masami Meeting (マサミミーティング)』@筑波サーキット。

マサミミーティングというのはプロレーシングドライバーの影山正美さんがインストラクターを務めて下さるドライビングレッスンです。

影山マサミさんなので、マサミミーティング。

…って説明しなくてもわかるか(笑)。

日程があう限り2024年に開催されるレッスンには全部参加したい!と年始から気合十分だったわけですが「そろそろ今年の予定が発表されたかな?」とホームページを確認したら、なんとその確認した日の翌日がすでに第1回目の開催日で。

シマッタ、気づいてなかった!!

というわけでいきなり1回目からミスってしまったわけですが、慌てて2回目の開催日である6月になんとか参加させて頂いてきました^^

午前中のプログラムは筑波サーキットのジムカーナ場での座学とオーバル走行でのレッスンです。

そうそう。

この日の朝、筑波サーキットに向かうために車に乗り込もうとして気づいたのが後部座席にいたポルシェのクマちゃんの存在。

いつもはカブリオレに乗せていたのですが、先日黒カレラに一時的に移動してもらっていたことをすっかり忘れていました。

家に置きに戻る時間もなかったので、しかたなくシートベルトをしてもらい今日1日一緒にすごしてもらいます。

朝1番は座学からのスタート。1時間の座学です。

これ前回も書かせて頂いたのですがマサミミーティングは座学の内容が本当に濃い。

何が濃いってつまり、例えばサーキットの説明で筑波サーキット1周分について「ここはこう、このコーナーはこう、次のポイントはこう」みたいな感じにいくつもあるポイントを全て説明していくようなイメージであれば、1時間ちょっとの座学という長い時間も納得です。

でもね、違うのですよ。

影山さんの座学はそのうちの「最初の1コーナー目だけに集中して1時間説明される」みたいな、そんな感じ。

※例え話なので本当にサーキットの1コーナー目の攻略についてをお話されているわけではありませんので誤解ありませんように^^

でもこの毎回1時間かけて説明して下さるサーキットを速く走るために「最も重要な部分」についてを真剣に、めちゃめちゃ熱く教えて下さいます。

影山さんのドライビングレッスンは開催スタートから今年で21年目になるそうなのですが、その21年間に渡りこの最も重要な部分について熱く語り続けて下さっているというのは本当に凄いことだと思います。

でも、その語られる内容は今でも影山さんにとってもまだまだ学び続けたいと思われていることであるとのことで、だからこそ何年たっても今でもその重要なところを何度も熱く語って下さるのだろうな。

私としては、初めて教えて頂いた時よりも2回目に教えて頂いた時の方が理解が深く、今回3回目に教えて頂いてやっぱりさらに「あ、なるほど」と理解できる範囲(理解の仕方?)も広がった気がします。

ということはたぶん、お話を聞いている時は教えて頂いていることを80%くらいは理解した気になっているものの、実際には1回目は20%くらい、2回目に25%くらい、今回でやっと30%理解できたかどうかくらいなのかも(笑)。

まあそれでも何にしても、私自身めちゃめちゃ単純な作りをしているので、説明を聞いていると「なるほどね~」って納得すればするほど「いやこれ、ちょっと今日はめちゃめちゃ良いタイム出ちゃうんじゃないの?」と意味不明に根拠もなく『教えて頂いたことが出来る気になっちゃってる自分』が出来上がります。

…で、実際には全然出来ないので、このあとの実践で「ダメじゃーん」ってなるわけですが(笑)。

では、今回また教えて頂いたことを前よりも少しはさらに理解して、かつ前回の反省を思い出しつつ今回の午前中の走行レッスン(オーバル)に挑みます。

マサミミーティングだけでなく、どのドライビングレッスンに参加させて頂く時も、出来る限り1分1秒も無駄にすることなく、やれることは頑張り、教えて頂けることは教えて頂き、わからないことは質問して練習するって、とにかく真剣に頑張るようにしています。

車の運転練習はいつでも簡単に出来ることではない(環境)し、レッスンに参加したりサーキット走行するにはそれなりのお金もかかるのだから、とにかく1回1回を無駄にしないようその時得られるものを得た方が良い…ということを改めて言って下さったのも実は影山さん^^

以前ポルシェのドライビングレッスン(PTX)で影山さんにそう言われてから、より真剣に1回1回の練習を無駄にしないよう心掛けるようになりました。

ジムカーナ場を使ってのオーバル走行レッスンでは、まず最初にインストラクターの方々がデモ走行をして下さいます。この日のインストラクターは影山正美さんと竹内浩典さん。

あとは自分で習ったことを実践しての走行練習、そして途中に同乗走行(運転して頂ける)があります。

運転して頂くことで、自分とは全然違うところ…つまり自分が全然出来ていないところがよくわかる。

わかるのに、わかったのに、わかっているはずなのにまた自分が運転席に戻ると、あんまりわかっていない動きをしている自分がいます。うーん。

それでもこの日は前回出来ていなかったと思われる「黄色をこの位置まで」ということ(すみません、何の話かわからないですよね)を意識してしっかりとステアリングを切りきることを1つの目標にやっていました。

その前のすべての動作がそこそこちゃんと出来ていないと、言われた場所で黄色の位置は絶対にそこまでは行かない(いけない)だろうと思うと、そうやって明確にやるべきことが『見える』わかりやすい目標は出来る限り出来るようになっていきたいなと。

それが出来るようになっていけば、きっと他のところの動作も変わってきているはずだろうし、次につながっていくだろうと思いつつ。

まぁ、私の実力をもってすると果たして本当につながっていくのかは微妙ですが(笑)、とにかく出来ることを1つずつやるしかない!!

それにしても、この日は本当に良いお天気に恵まれ日差しの下では真夏ですか?というくらい暑かったです。

自分の走行の順番がまわってくるまでの間は他の参加者の走行を見学したりしていたのですが、私は上の写真のような駐車場隅っこにある木々たちが作る小さな木陰を見つけて、そこから見学。

でも影山さんだったり、スタッフの皆様はまったく影がない炎天下でずっと立ちっぱなし。

確かに普段、暑い中エアコンなしでレーシングスーツでレースされたりもしているわけなので、体力も私が想像する以上なのでしょうし、影山さんも「大丈夫!」とは言われていましたが、それでも心配になっちゃうくらいの暑さでした。

黒カレラでオーバル走行を2回くらいしたあとかな?

スタッフさんが私に無線機の受け渡しをしながら、ふと後部座席に目をやって「あの、後ろのポルシェくんが…」と。

え?って思って見てみたら、あああ、クマちゃん!!完全にグロッキー状態。ごめん、酔った?

すっとんでいかなければいいやと思って、首元のシートベルトは苦しそうだからと腰部分だけにしていたのですが、やっぱりきちんと使用方法を守らなければいけないなと反省。

ちょっと首元は苦しそうになりましたが、この時点からちゃんと3点式シートベルトとして正しい使い方でシートベルトを装着してもらいました。※人間の場合に正しく使わないことは絶対にありません、念の為^^

午前中の練習、結局のところ自分で満足できる学びになったのかというと、前回よりはまた少しわかった気がするので良しとしたいと思います。

不思議なもので、何度も走っているうちにやっとわかっていくことって本当にある。

数年後の私が今の私を見たら「いや、全然わかってないじゃん」って思うかもしれませんが、それでも今の私が理解し出来ることを少しずつやるしかないので頑張りたいと思います。

午前のプログラムが終わるとランチタイム。

お昼ごはんにはお弁当が用意されています。マサミミーティングで用意されるお弁当は毎回大人向けお子様ランチ的なものでスタッフの方いわく「わんぱく弁当」^^

ハンバーグ、エビフライ、唐揚げ、ウインナー、卵焼きがそろい、さらにそこに生姜焼きとチキンとシュウマイと串カツ…に大盛ごはん。これ、見た目よりもかなり食べ応えあります。

おなかいっぱいになったあとはジムカーナ場から、同じく筑波サーキットのTC1000のコースへと移動です。

午後はこのTC1000を走る(タイム計測あり)プログラム。

前回の私のTC1000でのベストタイムは『44.005』。ポルシェ911 (991.2) スポクロなしのベースモデルカレラ、ヨコハマアドバンスポーツタイヤでの記録です。

今回はこの時の記録より0.006秒タイムを縮めてなんとかギリギリでも43秒台に入り込むことが私の中での目標。

いや~それにしても、ピット内に入ると車ってどうしてこんなにもさらにかっこよく見えちゃうのでしょう。

大好きな黒カレラがさらにカッコ良く見えちゃって、何気に1人で誰もいない時に「かっこよすぎるよね~」と悶絶(変態)。

そうそう、朝のレッスン前にも確認しましたがTC1000走行前にもフロントのブレーキ液(ブレーキフルード)漏れがないかを確認しました。

私の黒カレラ、過去に2回ブレーキが壊れていて、前回は実はじわーーっとブレーキ液が漏れていたことによる不具合らしいということだったので、ブレーキ液が漏れていないかを確認する為の処置をして頂いていました。

詳細はこちらポルシェ911 黒カレラ(991.2)がブレーキ故障修理から戻ってきました

もちろん、きちんと修理してもらっていて問題は起きないはずなのですが確認するに越したことはないので。

この日も漏れはなし。ブレーキの調子も変わりなく問題ありません。

念の為の安全確認を終え、いざ久しぶりのTC1000走行です。

でもこの日、サーキットを走るうえで自分の中に1つの大きな変化がありました。

走る前に緊張しまくるのはいつものことで同じなのですが、いつもは走り始めたら「うひゃー、カレラの音最っ高!ポルシェで走るのめちゃ楽しい!」ってアドレナリン垂れ流しでの大興奮で楽しく走っていたわけですが、今回は違っていて。

走る前からの緊張は同じだったのですが、その後走り始めてからもなんだかずっと変なドキドキが止まらず、なんというか、ずっと「不安」。

何が不安なのかわからないけど、なんというかずっと「びびりまくってる」っていう感じ。あまりに不安感が大きくて最初の数周は全然踏めずでした。

ブレーキの不安が少しは影響しているのかな?とも思ったのですが、でもきちんと整備してもらっているし、フルード漏れもないし、この日もまったくブレーキに問題を感じることもなかったので違うかな。

でもでも、なぜかめちゃめちゃ何かにびびっている自分がいました。

これ、年齢のせい?年とったのかな。まずい、このままだとどんどん走れなくなる!!

20分x3本ある走行のうち1本目を終えて、自分ではまったく納得が出来ない走りに猛反省。

2本目の前には影山さんの同乗走行があったので、影山さんが黒カレラを運転してくれたのですが、その時にも思わず影山さんに「なんだか今日は何かびびりまくっています…」って弱音まで。

そんなこと言われても困りますよね(笑)。すみません。

でも影山さん、優しく「そうなの?」という感じで聞いて下さいながらの走行スタート。

いざ走り始めてもらうとやっぱり凄くて、なんというか1本目で不安だらけだった自分に影山さんによる走行体験が私にアドレナリンを注いで下さったみたいな感じでメキメキと「ああ、もっとちゃんと私も走らなければ」っていう前向きな気持ちが出てきて、へたれへろへろな自分が薄まっていくのがわかりました。

ちょっと若返ったかな^^?

前回、竹内さんに走って頂いた時もそうだったのですが、どうしてもわからないヘアピンあとの次のコーナー部分は影山さんに走って頂いてもやっぱり自分が運転している時とは見ている景色が全然違うってなりました。

走っているラインどころか、走らせている車の向きそのものがそもそも違うくらいの違いで、あのコーナーは本当に全然理解できていません、私。

でもそのコーナーは走り込んでいかないとなかなか理解できないとのお話だったので、こちらも少しずつ理解していけたらいいなと思います。

さて、アドレナリンが良い感じに出てきたところで2本目に入るわけですが、今度は逆に「よし!なんとか43秒台を出す!」という欲が出てしまって、今となってみればまた私の悪い「強引に走る」な感じの走行になってしまったと思います。

今まで私、そんなに数多くサーキット走行経験があるわけではありませんが、それでも数回走っている(富士、袖ヶ浦、筑波)うちで、ビビりなこともあってかコースからはずれるという体験をしたことがありませんでした。

でもこの日は最初がへたれすぎた自分を塗り替えようと変に気合入ってしまったためか、初めてコースから出るという体験をしました。強引すぎ。

車が来ていないタイミングで自力で戻れたので良かったですが、これまた初めての体験だったので本当にドキドキしちゃいました。

強引な走りすぎて、ドラレコでさえ事故ったと思って録画停止(笑)。

今思えば、何をそんなに焦って強引になっていたのかと思ってしまうわけですが、自分の中で「(前回より)タイムを縮めたい」という気持ちが「教わったことを実践して丁寧に走る」よりも上回ってしまって、強気で行けばタイムが縮まると思ってしまっていたのだと思います。

最初の1本目がへたれすぎて全然ダメダメだったので、2本目で取り戻そうと強引になっちゃった感じなのかな。

2本目が終わった時点で反省し、教わったことを再度思い返しました。

そして最後の3本目。3本目は影山さんから教わった呪文みたいな文言を(なにそれ(笑))ずっと唱えながら走ってみました。

本当にすべてのコーナーごとに声を出してヘルメットの中で呪文をぶつぶつ…。さらにサーキット走行中はハァハァしているので、もうハァハァしながら呪文を唱えるという連続でとにかく怪しい極まりない(笑)。

でも!

この呪文作戦はとても良くて、実際に教わったことを声に出しながら走ってみたところ、声にだしていることと自分の走りがあっていないことが多々あって、そのたびに「あ、出来ていない」って気づくことが出来ました。

この呪文作戦は私にはとても良かったので、次回からも取り入れようと思います。

そして呪文によって自分が出来ていない点もわかったので、今回の気づきを次回に活かせたらいいな。

というわけで!

今回のタイムは…ううう、前回の自分(44.005)を越せなかった。そのタイム『44.638』。43秒台どころか遅くなりました。

前回走った時よりも暑かったというコンディションもあり、タイム自体が落ちたというよりは状況じゃない?と言ってくださる方もいたのですが、それでも私のカレラで同乗走行をして下さった影山さんのタイムは『42.293』。

しかもこれ、私に色々と教えながらで、かつ私以外に影山さん1人分も追加で重さも入っている状態でなわけで。

そんな状況でも42秒台を影山さんが私の黒カレラで出されているのですから、私のタイムに言い訳はない…。

次からも頑張るのみ。

マサミミーティングでは最後に記念撮影があるのですが(※記念撮影に私は入っておりません)、その時の撮影に黒カレラを入れて下さったので、今回走行がすべて終わったあとにコースに黒カレラを入れさせて頂くことが出来ました。

いや~こんな場所で自分の車を撮れちゃう機会は最高でした^^

最後にまた影山さんと竹内さんからのお話があって、この日のプログラムはすべて終了。

今回もまた学ぶことが多かった1日でしたし、今後もっと年を取れば取るほど恐怖心とかが出てくるのかもと思うと、この先楽しくサーキット走行が出来る期間は短いのかなと思ったりしたので(どれだけおばあちゃんな発言)、これからも機会がある時は出来る限り走ることを楽しんでいこうと改めて思ったのでした。

でもやっぱりまだまだ黒カレラがサーキットで走る音を聞くのも、全開・フルブレーキするのも、すべてが楽しい。

今回もまたとても有意義で学びのある楽しい時間をありがとうございました^^

あ、そうそう書き忘れましたが、やっぱりこの日の翌日も全身バッキバキに筋肉痛になりました(笑)。

特にひどかったのは左足のふくらはぎ(バケットシートではないので左足でかなり踏ん張って身体を支える)と右のおしり(ブレーキを思いっきり踏みつける)でした!

マサミミーティング公式サイト影山正美さんドライビングスクール:Masami Meeting

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