※この記事は『ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録4 (2日目-2)』からの続きです。
GIRO Japan 2024 最終日
いよいよ2泊3日のGIRO Japan2024もあっという間に最終日。このブログにおけるGIRO Japan体験記も今回で最後です。長々とお付き合い頂きありがとうございました^^
最終日は沖縄本島のちょうど真ん中くらいに位置しているリッツカールトン(2日目の宿泊地)からさらに一気に北上し、沖縄本島最北端である辺戸岬までツーリングするという予定となっていました。
しかしながら、最終日前夜の時点で「明日は警報級の大雨となる可能性がある、特に北の方」と言われていたことからGIRO Japan運営の皆さまは最終日のツーリングルートをどうするべきか協議に協議を重ねられていたようです。
結果、最終日の午前中に予定されていた辺戸岬までのツーリングは中止され、さらにツーリング中止により時間がズレたりすることからその後予定されていたリッツ・カールトンでの昼食も急遽キャンセルに。
最終日はもともと最後の目的地(解散場所)として予定されていた琉球ホテル&リゾート名城ビーチまでのツーリングのみに変更となったのでした。
が、しかし。
大雨が予想されていた最終日に目覚めて外を見てみると「ん?なんだか良いお天気では?」↓
とりあえず午前中の予定がキャンセルとなった為、遅めの朝食&ドライバーズミーティングから。
朝食はビュッフェ形式。
この日の朝のミーティングで、今日はやはり大雨が降る可能性があるということで安全をとって午前のプログラムはキャンセル、でも琉球ホテルまでのツーリングは決行しますという内容が伝えられました。
ランボルギーニ・ジャパンの英断
本来であれば「リッツ→辺戸岬→リッツ」という往復をしたのちに、昼食のあと解散式をするという流れになっていました。
解散後はそのままリッツ・カールトンや他のホテルに延泊する人はそこでさようならとなり、この日そのまま空港に向かう人はリッツからさらに琉球ホテルまでツーリングをして、琉球ホテルで解散(空港まで送迎)という予定。
でも一気に午前の「リッツ→辺戸岬→リッツ」がなくなってしまったので、朝のこの場でいきなりもう解散式をすることに。
朝食ビュッフェを頂いた直後なのに、やっぱり出てくるおやつ(笑)。
もうとにかく食べ物にはまったく困らないGIRO^^
それにしても今回のランボルギーニ・ジャパンの判断は凄いなと思いました。
つい企業側になって考えてしまうと、リッツ・カールトンでの昼食(しかもGIROの為にまた沖縄食材をふんだんに使ったものを用意していますとレストランの方がお話していた…)をいきなり前夜にキャンセルするという判断ってなかなか難しいのではと思ってしまうわけです。
それでも「万が一大雨となった場合走行したら危ない」ということを第一にスパッと午前のツーリング&ランチをキャンセルしてしまうとは。
なかなか簡単に出来る決断ではないと思います。事前に辺戸岬までのコマ図だって用意されて色々大変だったでしょうに、それがすべて使われなくなってしまうのに。
でもその決断が出来る、その決断をされるランボルギーニを私は素晴らしいと思いました。
何も起きなければ「キャンセルしなければ良かった」となるかもしれませんが、それでもやっぱり何かが起きてからでは遅いわけで。
GIRO Japan 2024 解散式
解散式では1人1人の名前が呼ばれ、ランボルギーニ・ジャパンのダビデ社長からサーティフィケートを頂きました。
それぞれのツーリングへ
解散式のあとは前述のようにこの場を持ってさようならとなる人と、ツーリングを継続して琉球ホテルまでを走るという人にわかれました。
最後のランボ集合地点にはレヴエルトもお見送りに。
初日の夜にアンヴェイルされた時は室内のライトの下であったのでもう少し薄めの紫色に思えていたこちらのレヴエルトでしたが、太陽の下で見ると結構濃い紫。
さて、ここからの予定ですが、私たちはこの日もう東京に戻る予定でいたので本来なら琉球ホテルまでツーリングして、その後空港まで送迎していただく組。
でもね。
私達もこの場でオフィシャルなツーリング、つまりGIRO Japanから離脱させて頂きました。
離脱してどうしたかって?
はい、隊長についていったのです!
隊長…って、いや、まさに隊長のごとく素晴らしい決断力と判断力を持った方が何人かをまとめて下さり「やっぱり最北端の辺戸岬に行こう」と別途ツーリングを計画して下さったのです。
最高すぎる。
GIRO Japanはこの場で解散でOKなので(当日帰る人達は自分の飛行機時間にあわせて決めれた時間までに琉球ホテルに戻ればOK)、解散後に自由行動ということで有志メンバーにて辺戸岬ツーリングへと向かったのでした。
もちろん、オフィシャルではないので自己責任。
3日間大変お世話になったランボルギーニ・ジャパン様、そして各ディーラーの皆様に御礼とさようならを伝え、辺戸岬へと向けて出発。
※担当営業様はこのあとのツーリングにも一緒に来て下さいました、ありがとうございます^^
リッツ・カールトン沖縄を出る時にはホテルの皆さまも手を振って送り出して下さいました。こちらもまたありがとうございました^^
今回、GIRO解散後に辺戸岬を目指すツーリングに参加させて頂いたのは我が家を含めて5台。
他にも別の場所を目指して別途ツーリングに出られたグループもいらっしゃったようです。
あとはそのままホテルに残るグループと、琉球ホテルまで残りのGIRO Japanツーリングを楽しまれた方々に分かれた感じかな。
海沿いの道を北上し、なんとも気持ち良いドライブ。
沖縄本島最北端 辺戸岬
あっという間に辺戸岬に到着。
沖縄本島最北端、来れて良かった。
そして大雨になるかもと言われていたお天気は嘘のようで、たぶん今回の3日間のうち1番快晴となり、暑いくらいの気候で最も沖縄感がありました。
最後にこんなに最高の体験が出来たのは、すべて「行こう!」と決行して下さった隊長をはじめ、ご一緒させて頂いた皆さまのおかげです。
すてきな時間を本当にありがとうございました。
ご一緒させて頂いた5台を並べて記念撮影も。うーん、最高。カッコイイ。
GIRO Japanとして沖縄県にランボで来て、最後の最後にはこんな自由行動で皆さんとツーリングしちゃうみたいな楽しみ方まで出来て本当に楽しくて最高でした。
少年とランボルギーニ
この辺戸岬まで来たことは、私達が楽しかったということももちろんありますが、ただそれだけではなくもう1つ「来て良かった」と思えたことがありました。
それがこちらの少年。
車の間でランボを見ている男の子がいるのがわかるでしょうか↓
なんと彼(とお母様)は、この日にランボルギーニたちが辺戸岬に来ると聞いたことから、そのランボたちを見る為にわざわざこの辺戸岬まで来て車中泊までされてランボの到着を待っていたそうなのです。
そこまでしてランボ達に会うことを楽しみにしてくれていたのに、実際には辺戸岬へのツーリングは中止されていたので、本来であればここに来るランボはいませんでした。
でも隊長率いる5台が…25台がたった5台になってはしまいましたが、それでも5台のランボルギーニたちが辺戸岬に行ったことで男の子にランボルギーニを見てもらうことが出来たのです。
皆さん男の子をご自身のお車に乗せてあげたり、色々開けて見せてあげたりして、男の子もめちゃくちゃ喜んでくれていて、これこそが「本当に来て良かった」と思えた瞬間でした。
「ずっと待っていたのに来なかった」と悲しい想いをして帰るのではなく、5台だけでもこの場でランボに会ったというこの日のことを大きくなっても覚えていてくれたら嬉しいなと思います^^
私も忘れないと思います。
辺戸岬から見えた大きなヤンバルクイナは『ヤンバルクイナ展望台』だそう。大きい。
海もとても綺麗でした。
GIRO Japanで出会えた皆さまと最後の最後まで楽しい時間をご一緒させて頂き本当に感謝です。
私達はこのあと自分たちが琉球ホテルに帰らなければいけない時間までの間は個別行動をすることに(皆様それぞれこのあとのホテル集合時間や予定が違いました)。
辺戸岬をあとにし、来た道を戻ります。
昨日渡った橋が遠くに見えます。
もうすでにランボルギーニがつらなってあの橋を渡ったのが遠い思い出のよう。
しばらく一本道を走ったのち、ここで本当に皆さまとはさようならとなりました。我が家はこのあと右折。
最終的に我が家だけとなったあとに向かったのはここ。
この駐車場に停める前には、私たちは何も言っていないのに駐車場入口で係のおじさんが「あ、他のランボは3階に停められていますよ」と親切に教えて下さいました。
他のツーリンググループでもこの場所に来られていた方がいたようでしたので、私達もお車並べさせて頂こうと3Fに行った…のですが、ちょうどのタイミングで他のグループのランボたちはこの場から帰られるところで、出口に向かって走って行かれる姿が見えました。惜しかった。
美ら海水族館でジンベエザメと会う
というわけで、一体どこに着いたのかというと。
そう!!
初日にGIRO Japan沖縄のプログラムを確認した時に「行けるなら行きたいけれど今回のプログラムには入ってなかった」と思った『美ら海水族館』です。
念願叶って来ることができました。
そして夢見ていた、ご対面~。
会いたかったよ、ジンベエザメさん!!
あーもう幸せ。
いつか美ら海水族館でジンベエザメに会いたいと思っていたので、会えてめちゃめちゃ嬉しかったです。
時間があるならこの巨大水槽の前にいつまでもいることが出来ちゃいそう。
…でも、あまり時間がないのですぐに出発。それでも数分でもジンベエザメに会えて本当に嬉しかった!
次へ向かう目的地の途中では採石場に出入りされているトラックたちに囲まれる体験をしたりしながら走りました。
ランボルギーニでA&Wドライブインへ
続いて到着したのはここ。
ここも今回、時間があれば行きたいと思っていた場所の1つ。
その場所こそは『A&W』、さらにそのドライブインがある店舗。
A&Wって若い頃にアメリカで食べていたものだったので、今回せっかく沖縄に行くなら食べたいなと思っていました。
なので、GIROが通常の予定通りに行われた場合、夕方に解散となったあとに空港でA&Wを食べる時間を取るためにわざわざ帰りのフライトを遅い時間にしていたくらいでした。
それが今回、偶然にして早い時間から解散・自由行動となったことから「だったらA&Wの中でもさらにドライブインにランボを停めてA&Wを楽しみたい」と思って^^
ハンバーガーも食べましたが、A&Wで何が1番食べたかったかというとそれは『チリチーズカーリーフライ』。
むか~し(のアメリカ)では、チリチーズカーリーフライ単体だけで頼めていたのですが、今ではさらにチリチーズカーリーフライの中にチップスも追加されていました。いや、そんな情報いらないか(笑)。
ちなみに私はルートビアは苦手なので、ここはもう1つA&Wといえば(?)のオレンジジュースで。
A&Wを堪能したあとは、いよいよ琉球ホテルに戻らなければならない時間が近づいてきましたので、ホテルへと戻ります。
琉球ホテルまでの帰り道の途中に少しザッと雨に降られましたが、この日雨に降られたのはこの帰り道に走っている少しの時間だけであったので本当に助かりました。
琉球ホテルについて、先日までこのホテルでランボルギーニたちを駐車させて頂いていた駐車スペースを見てみると、そこにはすでにトランスポーターに載せられているランボルギーニたちの姿が。
今回、全国各地から沖縄県へとランボルギーニを運んで(運ぶ手配をして)下さった会社がすでにまた全国各地へとランボルギーニを戻すべく作業に入られていたようです。
そして今回、沖縄県内で空港からホテル間の送迎をして下さったのもランボルギーニたちを運んで下さっているのと同じ会社の皆さまでした。ありがとうございます^^
琉球ホテルに自分たちのランボを置き、私達はまた今度はこちらのアウディで空港へ。
GIRO Japan 2024に参加させて頂きありがとうございました
今回のGIRO Japan 2024、参加させて頂けて本当に本当に楽しかったです。
そしてこの場で出会いご一緒させて頂いた皆さまにも楽しい時間を一緒にすごさせて頂き感謝しかありません。素敵な時を一緒にすごさせて頂きとても光栄でした。
1番最初にも書きましたが、沖縄県までランボルギーニを送って沖縄県を走るだなんてことは後にも先にも個人的には一生しないかと思います。
この「沖縄県をランボルギーニで走る」という体験だけをとってもとても貴重な体験であったわけですが、今回のGIRO Japanはやはりそれだけでなく、そのランボルギーニたちを皆さんと一緒に楽しみ、そして走行時だけではない他の時間も共有し楽しむというすべての体験が最高の時間を作り出してくれていたと思います。
また、このGIROという体験は普段から我が家を担当して下さっているコーンズの営業様ともいつも以上に長い時間を共に過ごせる機会をくれたものでもありました。
都内に帰ってきてからもしばらくは、ふと周りをみると参加者の皆様の誰かしらとまたお会い出来るのではないかと錯覚してしまうような気持ちになっていました。
それくらい、この2泊3日の間はどの場にいてもふと見れば必ず参加者のどなたかとお会いしてお話出来るような、そんな日々。まさにファミリー。(って私が書くとワイルドスピードのドムっぽくなるのはなぜ(笑))。
ランボルギーニ・ジャパン様、コーンズ芝様、その他ディーラーの皆様、運営に携われていた多くの皆様、そしてご参加された皆様、本当に楽しく素晴らしい、思い出に残るGIRO Japan 2024をありがとうございました!
ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録
①ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録1 (1日目-1)
②ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録2 (1日目-2)
③ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録3 (2日目-1)
④ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録4 (2日目-2)
⑤ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録5 (3日目)