Lamborghini Day Japan 2025
2025年10月24日にランボルギーニ・デイ2025が開催されましたので参加させて頂いてきました。
まずは江東区にある海の森公園に集合です。

この日私達は会場に到着出来るのがセレモニースタートのぎりぎりになってしまう予定だったのですが、なんとか間に合って良かった^^

会場に到着したらすでに沢山のランボルギーニたちが。

この場で「あ、xxさん!」とか、知り合いの方々にお会い出来て嬉しくなったのもつかの間、到着したのがぎりぎりだったのでとにかくまずはささっと受付をすませます。

100台を超えるランボルギーニが集結
ちなみにこの場に集まったランボルギーニは100台を超えたそう。
さらにこのあとに開催されたパーティーも含めると今回のランボルギーニデーに集まられたランボルギーニオーナー、メディアの人数は500人以上だったとか。

見渡す限りのカッコ良いランボルギーニや、知り合いの方とお会いしてご挨拶などしていたら、あっという間にランボルギーニのCEOであるステファン・ヴィンケルマン(Stephan Winkelmann)氏のご登壇。

この時、雨が少し降ってきていたこともあってか挨拶も短めとなり、このあとは皆さまと一緒にランボルギーニデーのスタートを飾るパレードランへと出発することになります。

車に乗り込み指示された通りパレードランへ向けて走り出すわけですが、車内から見える景色には目の前にも、バックミラーに写る光景にも当たり前ですがランボルギーニたちがずらり。
これはもう毎回のことですがやっぱりテンションあがっちゃう。カッコ良すぎるのですよ、ホントにもう。

出発直前に我が家のウラカンEVOの前に止まっていたこちらのお車ですが↓アヴェンタドールSVJ?(違っていたらすみません)、良く見ると黄色で丸したところが左右で縦と横になっていて違いません??
こうなっているのはなぜ?今度調べてみよ…。

ランボルギーニのパレードラン
会場をあとにして銀座へ向かってのパレードランスタートとなりました。
ランボルギーニデーに参加されるランボルギーニたちはすべて正規ディーラーさんから購入され、変に改造されたりもしていないお車たちであり、かつこうしたパレードラン中でもアクセルの必要以上の踏み込みだったり、停車時の空ぶかしなどは一切禁止とされ品行方正に行われます。
会場を出てすぐはずらりと並んだランボルギーニに加えて、偶然マクラーレンが現れたりも^^

銀座エリアでは沢山の海外からいらっしゃったと思われる皆様から手を振ってもらったり、沢山見られたり。
それにしてもランボルギーニ、銀座の街が似合う。

前回の都内パレードランの時もそうだったのですが、ランボのパレードランってなんだかバラバラとバラけてしまうことが多く、そもそも出発する時点で最後の方だった私達は途中からもう「あれ、なんか1~2台のみで走ってるよね」という状況になったりもしましたが(笑)、まあ毎回そんな感じなのでこれもランボルギーニのパレードランということでいいかな^^
ランボルギーニデージャパン2025 パーティー
パレードランを終えたあとは続いて有明アーバンスポーツパークにて開催されるパーティーへと向かいます。

パレードランのほぼ最後尾であった私達は最後の方に会場入り。ここでは芝生の上に停めさせてくださいました。
そういうこともあり、今回のパーティーには事前に「ハイヒールや革靴は避けて下さい」というメッセージがあったこともあって、パーティーだけれど私もヒールではない参加です^^

この日はあいにくの雨となってしまっていたのですが、それでも雨が降っていたのは基本的にはパレードラン中で、パレードラン前だったりこのパーティーが始まる前だったりは傘があってもなくても大丈夫…くらいの小雨だったり、降っていなかったりで助かりました。
そして雨であったことが良かったなと思えたのがこちらの駐車場での光景。
雨の夜だからこそのなんとも素敵なランボルギーニたち。

夜の景色と雨で光る路面、そして水も滴るいいランボ(って言う(笑)?)。


駐車場の奥のイベント会場には様々なランボルギーニたちが展示されていました。
全体図はこのような感じで、とにかく広い会場に色々とセッティングされていました(写真の上半分の明るいところがすべて会場な感じです)↓

ではさっそく会場内に入ってみましょう。

中に入るとそこはグランピング場かな?と思えるようなお洒落なアウトドアサイトなイメージになっていて、たき火なども焚かれていました。

最初のオフロードエリアにはウルスSE、ウラカンステラート、またLM002などの展示が。

実際にレース参戦されていたと思われるウラカン・スーパートロフェオ EVO2。

そしてこちらの『You can't hide who you are』が見えてくると、そこにいるのは…

そう、テメラリオ。


他にも3つのハイブリッドモデルが並んで展示されていました。左からウルスSE、レヴエルト、テメラリオ。
これらモデルたちがランボルギーニのサステナビリティ戦略(Direzione Cor Tauri)に向けた重要なお車たちとなっているわけですね。

お車たちだけでなく、ウラカン・スーパートロフェオEVO2のスポンサーであるスイスの時計メーカー、ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)の出店なども。


屋外エリアももっとゆっくり見てみたかったのですが、何といっても最後の方に会場に到着したこともあって時間が足りず…このままだとメインイベントが始まってしまうので急いで会場内へ。
こちらが入口。

入口を入ってすぐにはまずウェルカムシャンパンのごとく、こちらも公式ブランドパートナーであるCarbonのシャンパンから。
この日、運転は夫にまかせてあったことから夫から「せっかくだから飲んだら?」と言ってもらったこともありせっかくなので1杯だけ…^^

Polo Storico10周年記念展示 ミウラSVR
ふと横を見るとそこには、ランボルギーニ・ポロストリコ(Polo Storico)の10周年を記念した展示ということで『ミウラSVR』が。
ちなみにポロストリコとはランボルギーニが歴史的モデルの保存・復元・認証・部品供給に特化して設立した部門とのことだそう。

アド・ペルソナム
ランボルギーニが提供する完全なるカスタマイズプログラムである『アド・ペルソナム』の紹介コーナーもあり、そこに展示されていた1台のレヴエルトがいたのですが、これがまた凄かった。

営業さんに教えて頂いたところ、こちらのお車の外装はダイアモンドダストとなっているそうで、ペイントだったかコーティングだったかまで伺わずわからなかったですが、とにかく想像以上にキラッキラでした。

このダイアモンドダストのオプション(ペイントかコーティング)の価格、聞いたところ8桁とのことで恐ろしや…。

屋内会場の中央には正面奥の舞台に向けて4台のランボルギーニが鎮座。
手前からレヴェントン(Reventón)、チェンテナリオ(Centenario)、シアン(Sián)、そしてカウンタックLPI 800-4(Countach LPI 800-4)。

すでにこの4台だけでも迫力がありすぎて、なかなか正面ステージまで近づくことが出来ませんでした^^

これらお車の途中にはDJブースもあり、相変わらず軽快な音楽を会場内に流して下さっていました。

そして入口すぐにあったシャンパン以外にもソフトドリンクの他、ワインの提供もあり…
いや~夫から「せっかくだから飲みなよ、僕が運転するし」と言われつつも、やっぱり私だけ飲むのは(運転してくれる夫に対して)申し訳ないな~と遠慮したのもつかの間、ついついワインに手を出し始めたら、止まらずにとりあえず赤ワインは全種類頂いちゃいました。
夫への遠慮もなければ、節制もできてない(笑)。

カッコいいお車たちを前に音楽と美味しい食べ物と、そしてなんといっても再会できた多くの皆様たちを前にしたらそれはもう飲まずにはいられないでしょう(言い訳)。
今回私は最初から最後までお酒に行ってしまってこちらは頂かなかったのですが、イタリアの高級コーヒーブランドのLavazzaによるコーヒーの提供もありました。

いよいよ会場ではランボルギーニCEOのステファンさんがこの日お披露目されるお車の発表をされる時間になったのですが、やっぱり我が家はなかなかステージの方に行きつけず。
というのもこの日はもう会えないのではと思っていた、諸事情あって行き別れた((笑)?)我が家にとってのランボルギーニの元営業様と奇跡的な再会をすることが出来たのです。
まさかこの場で再会出来るとは思ってもおらず、本当にもう感動しちゃって。お元気そうでなによりでした。嬉しかったな~^^

この元営業様は我が家にランボルギーニとの出会いを最初に作って下った方で、かつその後多くの素敵なランボルギーニ・オーナー様たちとの出会いの場も作って下さった方なので感謝しかなく、今回お元気な姿でまたお会いすることが出来て本当に嬉しかったです。
もちろん、現在の営業様にも大変良くして頂いていて感謝の日々です^^
…という最初の興奮があったり、GIROでお会いした方との再会があったり、そのあともポルシェ関連での知り合いの方に色々とポルシェ話を聞いたり(ランボルギーニの場だということを忘れすみません…)と話し込んでしまって。

ランボルギーニ Few Off 限定車 フェノメノ:Fenomeno
結局、ステージに近づけないままいつの間にかアンヴェイルされていたこの日のメインイベント『Fenomeno』の発表です。

ランボルギーニで最もパワフルなV12の『Few Offモデル』であるというFenomeno(フェノメノ)。
この日がアジア太平洋地域での初公開となりました。

同時にこの場でお披露目されたレヴエルト・アド・ペルソナム(向かって右側↓)もこの日がアジア初お披露目。

まずはフェノメノから見ていきたいと思います。


こちらのフェノメノは全世界でわずか29台の限定生産。
ん?Few offということでめちゃめちゃ少ない生産台数のモデルということは理解できるものの、なぜ中途半端な「29台」?


闘牛だけに「肉」で29?
二駆だから29?
…いやいや、フェノメノは四駆だし、そもそも「ニク」という呼び方は両方日本語だから絶対違うし(笑)。


これ、どうやら「1台は自社用のコレクションに、そして29台を顧客向けに」ということで「合計30台」のようなのです。たぶん少ない数ということで30台なのかな。
お値段は350万ドルと言われていますので、本日の為替レートで計算しても約5.3億円。すご。


そんなこちらのフェノメノにはV12エンジンと3つの電気モーターを搭載。


パワートレインは835馬力のNAエンジンで、245馬力の電気モーター3基とあわさって合計出力は1,080馬力に。


0-100キロ加速はたったの2.4秒。
最高速度は350km/hに。

わかりづらいですがサイドシル↓

フェノメノの車内に乗り込ませて頂くことも出来たので、車内体験もさせて頂きました。

自分が5億円以上の価値があるお車の中にいるだなんて、もうなんというかまったくもって理解が追いつきません。


こちらはフロントシートから振り向いて後ろを見たところですが、Yのデザインが可愛い。

車内ルーフにもこちらのYが。

レヴエルト・アド・ペルソナム
この日フェノメノと同時に公開されたアドペルソナム(Ad Personam)のレヴエルトも見ていきたいと思います。

こちらもNAのV12エンジンに3つのモーターを搭載。

アドペルソナムということで独特な仕様にカスタマイズされたこちらのお車、エクステリアはBianco Asopo(白)とRosso Khonsu(赤)の2色が半分ずつになっているデザイン。

このように縦真っ二つな感じで縦方向にフェード効果を出した仕様はこれが初めてとのことです。


紅白の色合いは日本で縁起が良いとされている文化からインスピレーションを得ているとのことで、まさにそれは日本の国旗を象徴する色でもあります。
ちゃんと赤ボディ側のキャリパーは白、そして白ボディ側のキャリパーは赤になっていました。

インテリアにおいても、やっぱり赤白で分けられていて運転席が赤で助手席が白に。

こうした細かいこだわりまで対応してくれるのがアド・ペルソナムというわけですね。

こちらのお車よく見てみると『Lamborghini Day Japan 2025』というプレートも付けられていました。本当にこの日の為の仕様であったモデル。

さらにその上部にはヴィンケルマン氏によるサインも入れられました^^
このお車、このあとどうするのでしょう…?

Centro Stile design studio
あとはそうそう、会場内にはデザインディレクターのMitja Borkert氏率いる『Centro Stile design studio』にてフェノメノのライブスケッチをフィーチャーされたりブランドのデザイン哲学等を表現されていました。


ご本人によるサイン会も。

いや~とにかく、途中からは美味しいお食事たちも提供されお酒も進んで楽しかった^^
パスタはトルテッリで美味しかったです。ラビオリとかこういう系大好き。

メインは和牛とのことで、これまた赤ワインとあって最高。
最後デザートの提供もあったようですが、あまりに広い会場で私は出会うことが出来なかったので残念。
いや、これだけ飲ませて頂いたらもう他になにもいらないでしょう^^

この日はランボルギーニデイということで沢山のカッコ良いランボルギーニたちに会わせて頂いただけでなく、再会したかった方々とお会いすることが出来て本当に嬉しく、こうしてランボルギーニを通しての出会いも広がっていることに感謝した時間となりました。
フェノメノのカップホルダー
…で、最後に1つだけいいですか?
この日会わせて頂いた全世界で販売はたったの29台という5億円越えのフェノメノ。
こちらのね、カップホルダーが気になったのですよ。
なので確認。
ぱかっ。
ん?
これは…既視感。というか見たことある。
普段いつもよく見る光景が目の前に…?

って、出してみたらやっぱり!!
私の素カレラと同じじゃないの!!

ふふふ。これもまたご愛敬ということでOKかな(ほんとに?)。
最後にすみません(笑)。
いやいや、カップホルダーは同じであったとしても、ランボルギーニはポルシェとはまた違った世界を私に見せてくれます。
ランボルギーニとこうして少しながらでも接点を持たせて頂けていることに本当に感謝です。

会場をあとにして帰り道を走っていたら、ちょうど隣にGIRO仲間の方がいらっしゃったのでお互い(運転していない人が)動画を撮りあって送りあったりと、最後の最後まで暖かく楽しい時間でした。
こうしてランボルギーニが運んできてくれたご縁も大事にしていきたいと思います。
先日のコーンズディに続いて、我が家がお世話になっているのはコーンズさんのランボルギーニ芝様となります。ありがとうございました^^
※この記事には私自身が撮影したものに加え、オフィシャルサイトより頂いている写真も掲載させて頂いております。
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