いきなり目の前に現れた992.1 ポルシェ911 GT3RS
先日遊びに行ってきた幕張メッセで開催のオートモビルカウンシル2023。
お誘い頂くまでこのイベントが開催されていること自体を知らなかった私は、今回行くことになったあともこのイベントがどのような感じのものなのか、そしてポルシェの出展があることは確認していたのですがその内容詳細まではしっかり確認するところまで出来ていませんでした。
そんななか、さっそくイベントに行ってみてポルシェブースを見た瞬間。
あれ?
え?
これってもしかして。
あなた、新型のポルシェ911 GT3 RSなのでは??
ここで何してるの?!幕張よ、ここ?
まさか出会えるとは思っていなかったので本当にびっくりでした。良い驚きなわけですが^^
なんだかもう当たり前のように「え、幕張にいますけどなにか?」って目の前にいるこちらのポルシェ911 GT3RS (992.1型)、この日が日本での初お披露目となるお車とのことでした。
実際にイギリスのシルバーストーンを走ってこられたGT3 RSだそうです。
まずこの新しいGT3 RSを見ての第一印象は…正直に言って…『派手』(笑)!
もちろん、サーキットを走るレースカーとして捉えれば派手でもなければ、ただもう純粋にカッコイイ!!なのです。
でも「一般道を走る市販車モデル」と考えると「は、派手だね…」という感じというか(笑)。
だって、もうこのウイングといったら!
後ろからみるとこう。もう、バーン!って羽の存在がとにかく凄い。
ちょっと下から見上げてみようものなら、もうなんだか過ごすぎる。
ウイングの下に『PORSCHE』って書いてあるな~という感想よりも先に、とにかく「凄い」しか出てきません。
でもこの迫力は本当に凄くて、凄すぎるからこそ「これはもうレース用」としか思えず。
それはもちろん見た目だけでなく実際に性能もそうなわけで。
でもこれでスーパーにお買い物に行こうと思ったら行けちゃうわけで、それも罪ではないわけですから、もうなんていうの、色々な意味で凄い(笑)。
まあ、荷物を載せるところがほぼないのでお買い物には向かないわけですが(そういう理由じゃない)。
ところでこのウイングの下を見ていたら。
左右になにやら「パチン」と開けられそうなところがありました。
ここにいわゆるクーラントとエンジンオイルへのアクセスがあるようです。
通常の水冷ポルシェ911のエンジンフード下のところからアクセスがあるのと同じ感じなのかな。
後ろから見るとめちゃくちゃ高い位置までありそうなウイングですが、正面から見てみると意外と見えない。
もう少し上からの視線で見てみてもウイングがどーんと見えるというわけではありませんでした。
あと拡大して撮り忘れたのですがフロントのクレストはペイントのようです。
そしてこちらが本国仕様にはないもので、それがリアのフェンダーモール↓
これをつけることによって車検に問題なく通るとか、通らないとか…(いや、通るとのことです^^…が、実際にはやっぱり苦労されているみたい)。
※追記:その後、フロントにもこれをつけなければ車検が通らないとなったそうで、フロントにもフェンダーモールがつけられたとのこと。
ついにこの目で見ることが出来たGT3 RSの隠し文字
ここでもう1つ、私がGT3 RSに出会えたら確認したいと思っていたポイントがありました。
それがリアのこの部分。
ここにポルシェが隠し込んだ「隠し文字」があるはずなのです。
上と下にエアーベントみたいになっている部分があるのですが…
この①の方はちゃんと空気が流れるように出来ています。でも。
こちらが②をライトを当ててのぞきこんだところなのですが、実は②の方は空気が流れるようにはなっていなくて、ふさがれているのです。
そこにポルシェがあえて書いた文字が「no vent」。「だからここはエアーベントじゃないんだってば」というポルシェからの主張。
機能性ではなく、見た目をカッコ良くする為だけにこうしたデザインにする車も他ブランドにはあるということから「え、ポルシェもそんなことするの?」と思われるのがイヤだったらしく「ちゃんと機能として意味があってこうしてるの、空気通らないのわかってるの」という主張の為、ここにno ventという文字をあえて入れたそうで^^
ホント、そういうところがポルシェを開発している方々が可愛いと思えてしまうところで、好きなところです。
今回、ホンモノのポルシェの主張「no vent」を見ることが出来て嬉しかったです。
さきほど、荷物を入れる場所がないと書きましたが、実際にフロントを確認してみると本当にボンネットの下にはすぐにラジエーター?が見えている状態。
ちょっとうまく撮れなかったのですが…
とりあえずフードの下には何やら色々あって、少なくともトランクスペースではないということがわかるでしょうか。凄いな~。
この展示されていたGT3 RSはヴァイザッハパッケージのモデルだったことからホイールは泣く子も黙るマグネシウムホイール。
このホイール1本分で通常より約2キロ軽く出来ているそうなので、4本合計で約8キロ軽くすることが出来るというもの。
でもキズついちゃったりしたらもう大変ってなるものなので、なかなか手を出すには勇気(とお金)が必要な逸品ですね^^
タイヤの隙間に指を入れてみたところ…
男性の指ぎりぎり1本入るか入らないかくらい。
あとはもうとにかく至るところにエアロダイナミクスが考えられた構造を見ることが出来ました。
今回はドアを開けて車内を見ることは出来ませんでしたので、窓からのぞいた風景だけですが、車内をちらっとだけ確認。
この展示されていた車のロールケージはカーボン製でした。
窓の外からちらりとのぞいて見えたロールケージバーのアップ。
会えると思っていなかったまさかのGT3 RSでしたが、奇跡的な偶然の出会いに感動した1日でした^^
迫力あって、走っている姿はまだ見ていないというのに「きっとこれはもう凄いに違いない」としか思えない車でした。
最後にフロントを見て終わりにしたいと思います。
え?もうちょっと下から?
理性が邪魔してこれ以上はオートモビルカウンシルの場で這いつくばることは出来ず^^
以上、私にとっては新型GT3 RSとの幸せな出会いもあったオートモビルカウンシル2023でした!
オートモビルカウンシル2023についての他記事はこちら:オートモビルカウンシル 2023に行ってきました:展示されていたポルシェたち
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