フェラーリがあることでの特許を申請。そのあることというのが、少し意外ですが『高度な空調システムみたいな仕組み』について。
温度を測ることが出来るサーマルカメラが、車内の様々な場所や、車に乗っている人たちの性別(どうやってみわけるの?!)、体形、衣服などを考慮しながら温度を読み取り、データを送信。
送信されたデータをもとにシステムは空調の流れ、方向、循環、そして温度を決定するとのことで、これをフェラーリは『plurality of ventilation devices (複数のベンチレーションデバイス)』と呼んでいます。
このシステムによって、車に乗っている人は外気温に関係なく、フェラーリの中では常に快適な気温ですごせることになる、と。
ここで面白いのが、この空調システムの特許申請がされた図面を見てみると、そこに描かれているフェラーリは4シーターで車高が高め。
現在のフェラーリにおいて、このような感じの車で4シーターのものはない為、これはもしや今後登場する予定のフェラーリのクロスオーバー/SUVであるプロサングエに搭載されるのではないかと。
あ、フェラーリの場合はSUVではなくて、フェラーリ・ユーティリティ・ビークル (Ferrari Utility Vehicle / FUV)と呼ぶのでしっけ^^?
フェラーリ初のFUVとなるプロサングエには、すでに市場に出ている
- ランボルギーニ・ウルス
- アストンマーティン・DBX
- ベントレー・ベンテイガ
- ロールスロイス・カリナン
などのライバルが存在しているので、車の性能面だけでなくこういったテクノロジー面もより良いものにしていく必要があるからではと言われています。
もちろん、特許申請をされたからといって、必ずその技術が使われるわけではありませんので、実際に生産モデルにこのような空調システムが入ってくるのかどうかはわかりません。
でも少なくとも、現在こういった空調システムの特許をフェラーリが得ているということがわかったので、フェラーリもこういった面も色々と考えられているのだな~と思った次第です。
出典:Ferrari Patent Shows The Air Conditioning System Of The Future