コーンズさんのフェラーリイベントに参加
この日まずはランボルギーニで小田原に向かいランチをしました。ちょっとした小旅行気分になれてとても楽しいひと時。
途中、アネスト岩田ターンパイク箱根が「通行止」となっている表示も見たりしました。
ふーん、箱根ターンパイクは今日は通行止めなのね?大観山スカイラウンジに行く為には箱根新道経由でしか行けないのね?
箱根ターンパイク貸切イベント
なーんて、この箱根ターンパイクが通行止めとなっている表示を見て思わずニヤニヤしてしまったわけですが、それがなぜならこのターンパイク通行止というのが今回私達が参加させて頂くイベントの為であったから。
よって、通常であれば通行止めのお知らせを見たら「えええ」ってなるところ、この日は通行止めとなっているお知らせを見るだけでなんだか嬉しくなっていたという^^
通りたくても通れなかった方々には申し訳ありません…。
さてさて小田原でのランチのあと、遅れないように大観山のスカイラウンジへ向かいます。
このスカイラウンジもこの日は貸切となっていたので、基本的にはゲートが閉められていて事前に登録された方のみが入れるように。
続々と現れるフェラーリオーナーの皆さまたち。
我が家にはフェラーリがいないので、私達はランボルギーニで。
この日はコーンズさんのイベントであり、我が家のウラカンEVOのディーラーもコーンズさんなので、まあコーンズさんつながりで、と^^
こういうイベントに参加させて頂く時のお天気はだいたい晴れてくれることが多く、自分ではなかなか晴れ女だと思っていることから、この日もお天気に関してはほぼ心配していませんでした。
そしてやはり当日は最高に美しい富士山が見える素晴らしいお天気に。
感謝^^
大観山スカイラウンジに到着したら、まずは受付です。
ラウンジ2Fにはマガリガワ(THE MAGARIGAWA CLUB)の案内等もありました。
自分たちの走行時間になるまでの間はラウンジ内で飲み物などを頂きながらゆっくり待っていれば良かったわけですが、落ちつかない私はまずは外でうろうろうろ。
だって、せっかくのフェラーリたちが並んでいるいるわけですから、その姿をいっぱい眺めておきたい^^!!
フェラーリ 296GTB 4台が揃う
おおお。
います、います。
フェラーリ296GTBたちが4台も。贅沢すぎる眺め~。
こちらの4台がこの日参加者が走らせて頂いた296GTBたちです。4台中アセットフィオラノ仕様が2台。
やっぱりカモノハシペリーっぽいの、見れば見るほど慣れてきてカッコ良くて可愛い。
富士山とフェラーリの素晴らしすぎる共演
走行時間が近づいてきたら、フェラーリたちは富士山を背景に出来る位置へと移動。
目の前に広がる光景が「これ、何かのカレンダーとかの画像ですか?」というくらい非現実的に素敵すぎて、言葉がありませんでした。
フェラーリたちだけでも十分素敵すぎるところに、素晴らしすぎる富士山の物凄い富士山パワー(?)で何もかもがさらに何万倍にも素敵に見えました^^
着々と準備される296GTBたち。
この日の参加者は296GTBで走行させて頂いたわけですが、1回の走行枠に走る台数としては3台を1組x2の、合計6台。
先導車は488ピスタとローマ
3台1組のうち、先頭の1台はプロレーシングドライバーの方による先導車です。
その先導車たちはそれぞれフェラーリ488ピスタとフェラーリローマでした。
この日のイベントはターンパイクを貸切のクローズドでのイベントとなっていたことから:
- 法定速度がない
- 自分たち以外に他の車やバイク等がいない
わけなので、車線も対向車も気にする必要がなく、かつなんといっても法定速度がないわけですから思いっきりフェラーリの性能を堪能して走ることが出来ました。
このような奇跡的な条件下で走らせて頂ける車がフェラーリ296GTBという素晴らしすぎる車だなんて。
プラグインハイブリッドシステム搭載のこちらのお車、そのテーマは『Fun to Drive』であり、とにかく走ることが楽しいと思わせてくれることに注力されたモデル。
V6ツインターボエンジンと電気モーターによる総合出力は恐るべし830馬力(PS)。
こんな凄いスペックのフェラーリを素人が速度制限なしでワインディング走行するだなんて、通常で考えたら危ないわけですが、この日はプロレーシングドライバーの方が無線で指示を出しながら先導して下さるので、ただわけわからず危険に飛ばすだけというものではありません。
走行ラインも、各コーナー毎の注意事項なども無線で1つ1つ教えて下さりながらの走行でしたので、非常に楽しく高速ワインディング走行を体験させて頂くことが出来ました。
この日、先導してくださったドライバー様たちは以下の4名です:
- 荒聖治さん
- 坂本裕也さん
- 細川慎弥さん
- 安岡秀徒さん
私達の走行時に先導して下さったのは坂本さんでした。
坂本さんは楽しい方でお会いするたびになんとも親しみが増していきます。この日もお会い出来て楽しかったです^^
今回の運転は夫、私は助手席体験です。
助手席にもこうしてスクリーンがあるので、これを「Perform」の表示にしておくと…
このようにドライバーが見ているような画面を助手席でも見ることが出来るので楽しい!
いよいよ出発です。
最初の下りでは「(自分たちの前の走行枠の人たちの走行で減ってしまった)バッテリーを充電する」ことを目的に、そこそこ速く走りつつも出来るだけ回生ブレーキを使ってバッテリーを充電しながら降りていきます。
上りの走行を全開にしたいので、バッテリーもフル充電状態にしておきたいわけです。
回生ブレーキをしながらといってもノロノロ走るわけではないので、楽しくダウンヒル体験。
何が新鮮って車線が関係ないので、片側車線だけではなく道幅全体を利用してターンパイクをアウトインアウトのラインで走ることが可能だったりすること。
かつプロドライバーさんが「この先、橋があるのでつぎ目に気をつけて下さい」とか「このカーブは少しRがキツイです」とか助言して下さるので非常にわかりやすく、安心して走ることが出来ました。
料金所が見えてきます。
この料金所手前でUターンして、続いてはこの日の1番のメインイベントである箱根ターンパイクの上り走行。
今回の296GTBでの走行モードは、行き(下り)がハンドルの右側にあるマネッティーノをスポーツ、そして左側にあるeマネッティーノはハイブリッド。
それを帰り(上り)ではeマネッティーノをクオリファイへと変更します。
このeマネッティーノを「クオリファイ」モードにすることで296 GTBのいわゆるエンジン+モーターをフルパワーで使うというモードとなり、830馬力が開放されるということに。
さきほどのダウンヒルでばっちり回生できたのでバッテリーもフル充電状態になり、完璧な状態で楽しめます。
5,000回転以上でよりこの車の良さがわかるとのことなので、マニュアルモードでシフト操作しながら5,000回転くらいでの走行を楽しみつつ、830馬力パワーを使って一気に箱根ターンパイクを駆け上がる。
おおおおお。
これね、もうとにかく結構車が跳ねるので助手席でスマホ撮影していても画像・映像がブレブレになっちゃうわけですが(笑)、なんとかぎりぎり画像におさめられたのがこちらの198km/h時の数字。
跳ねている時に200kmはいけてたと思うわけですが、ほーんともうこれ初体験も良いところで、箱根ターンパイクのフェラーリ全開走行はすっごーーーーーく楽しかったです!!
この上りを余裕で時速200kmで走ってしまう296GTB。
プロドライバーの方だけの走行であれば、もっともっと速い速度でも何の問題もなく行けるのだろうなというのがわかる車の余裕度。
箱根ターンパイクをフェラーリで全開走行というのは、サーキット走行とはまた全然違う体験でした^^
フェラーリ 296GTBはFun to Drive
296GTBのサウンドもまたなかなかのもので、今回から採用されたという『ホットチューブ』という専用の経路(背中部分に少しの隙間を作ること)によりエンジンの高音だけを車内に取り入れているとのこと。
確かにフェラーリは市販の一般向けのモデルにおいては「ニュルブルクリンクでのタイムが最速のxxでした!」とか、そういうことではなく「それぞれのモデルにコンセプトがあり、そのコンセプトに忠実に」というスタイルで車を作られているのだなと実感しました。
そういった点からもこの296GTBはまさに『Fun to Drive』。
運転していて楽しいと思えるフェラーリ。
この日の体験は私の人生の中においてずっと記憶に残るであろうとてもとても贅沢な体験の1つとなりました。
素晴らしすぎる体験をさせて下さったコーンズ芝様、そしてフェラーリジャパン様、レーシングドライバーの皆さま、スタッフの皆様、ありがとうございました^^!
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