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フェラーリ・プロサングエと偶然の出会い:スーサイドドアとは

投稿日:2023年5月5日 更新日:

コーンズ芝に行ったらプロサングエがいました

プロサングエに出会ったのですが自分だけで興奮したまま、そのことをブログに書いていなかったことを思い出しましたので、数カ月も前の話なのですがせっかくなので書かせて下さい(さぼりすぎ)。

この日コーンズの営業さんに何かお話したいことが出来て、急に連絡をして「行ってもいいです?」と急遽コーンズ芝ショールームに行かせて頂いていました。

そしてコーンズ芝のフェラーリショールーム(今は新しい店舗に移られたので旧店舗の方)に入った瞬間「ん??あそこにいるのは?!」となったのが、こちらのプロサングエ様。

もうびっくり。

だっていきなりプロサングエが展示されているだなんてまったく想像もしていなかった出来事だったので。

しかもこの日、プロサングエがこちらに展示されていたのは特にイベントをしていたとかではなく、プロサングエの方もなんとなく偶然にこの場に来ていたっぽい(っていう表現であってるのかな(笑))。

偶然この日にふらっとコーンズ芝さんに行きたくなった私と、偶然この日にふらっとショールームに来ていたプロサングエ。

運命なの?

もしかしてお互い、引き寄せあってしまった?

やっぱりそれって運命的な出会いってやつ?

なーんて、また変な妄想狂になりそうにはなりましたが(笑)、我が家はやっぱりなんだかんだいってSUVを購入する流れにはならなさそうですし、そもそも「欲しいです」となっても、我が家レベルでは購入させて頂くのは難しそう^^

すでに相当数のオーダーも入っているようです。

そもそもプロサングエのことを「SUV」と呼んでしまっている時点で私は購入資格ないですね?

フェラーリのプロサングエは「SUV」というカテゴリーではなく(フェラーリいわく)「FUV」(フェラーリ・ユーティリティビークル)というカテゴリーのお車^^

とりあえずこの日はせっかくでしたので、初対面となったプロサングエのことをじっくり見させて頂きました。

このテールライトの下にある穴(言い方(笑))も凄いな。まさにエアロダイナミクス的な。

ちょっと色々反射していてわかりづらいですが、これはリアの方からルーフの方を見上げてみたところ。隙間があいていました。

ここから空気が下に流れるように出来ているために、リアワイパーがなくても機能するように出来ているのだそう。

車内にも乗らせて頂けるということでしたので、乗り込ませて頂きます…が、その前にドアのニコちゃんマークの確認

いたいた。

内側からドアを開けるのは、ローマの時などと同じくボタン1つでの操作となっていました。

このボタン、開ける時は簡単ではあるものの万が一壊れてしまった時とかに自分の力では開けることが出来なさそうなのはちょっと怖いと思えるところでしょうか。

助手席側にスクリーンがあって、ちょうどこの時表示されていたのが「SHIATSU」。

へー、座席にマッサージ機能がついているのですね。

フェラーリだけれど、車内ではゆったりマッサージを受けながらのドライブ…っていうこのギャップ感がまたFUVの素敵なところ?

Purosangueの文字も。

ウィンカーの下にある十字の選択ボタン)部分が、ローマとか296GTBの時は平面でつるつるしていたのでどこを触ったらよいのかパッとわからなかったのですが、それがプロサングエでは凹凸がついて指の感覚でわかりやすくなったそうです。

使いやすさ重視なのもやっぱりFUVならではなのかな。だって、ユーティリティ(実用的)モデルですから~。

シフトセレクター部分↓

シフト上部にはなにやら開きそうなところがあって…

開けてみるとカップホルダーが2つ。便利。

さらにこの上部にはワイヤレスのスマートフォン充電があったのですが、私のギャラクシーは大きすぎて収まらず(笑)。

運転席と助手席の間のアームレスト部分を開けたところ↓

では、続いて後部座席にも乗らせて頂こうと思います。

後部座席のドアにもしっかりニコちゃん^^

そして何よりも特記すべきはこのプロサングエは「観音開き」を採用されているということですよね。

ここちらの後部座席のドアには、このような小さめのドアハンドル(でいいのかな)がついていて、ここをちょっとだけ長めに引くと自動的に開きました。

車内からはやはりボタンを押すことで開閉が可能。

ドアがこういう向きに開くのって慣れていないのでなんとも不思議な感じがしました。

後部座席のアームレスト部分にもワイヤレスの充電が。

4人乗りですが、大人が4人でもまったくもって快適に乗れる感じです。

後部座席中央のこの部分を開けると…

こちらにもカップホルダーが2つ分。便利。

スーサイドドアとは

ところでこのフェラーリ・プロサングエにも採用されている観音開きのドアですが、これは英語では「スーサイドドア(suicide doors)=自殺ドア」と呼ばれています。

私も昔は観音開きのドアについて英語で語る機会がなかったことから知らなかったのですが(笑)、とある時にこの観音開きはアメリカなどの英語圏ではスーサイドドアと呼ばれていることを知りました。

ポルシェ・ミッションEは最初観音開きだった

それを知ったキッカケがポルシェのタイカン。

いや、正しくはタイカン以前のコンセプトカーであった『ミッションE』。

覚えていらっしゃる方、いらっしゃるでしょうか?

ミッションEが初めて2015年にフランクフルトモーターショーで発表された時、そのミッションEは観音開きだったのですよ!!

こちらは公式に公開されていたミッションEの画像↓

結局のところ『タイカン』として発売になった時には観音開きではなくなっていたわけですが、『ミッションE』の時には観音開きで発表されていたので、結構この時点ではポルシェも真剣に観音開きを検討されていたのではないかと思っちゃいます。

そしてなぜこの観音開きが「スーサイドドア(自殺ドア)」と呼ばれているのかというと、それはその構造にあり、ウイキペディアによるとその理由は以下の通り:

  • 何らかの理由で走行中の自動車から飛び降りなければならなくなったときに、後ろ側に開いたスーサイドドアがあると、飛び降りるときドアにぶつかってしまうから。
  • 通常のドアは走行中万一開いても風圧がしまる方向にかかるが、スーサイドドアの場合ドアが風圧でますます開いてしまい、最悪捥ぎ取れてしまい、ドアに身を寄せたりする同乗者にとって転落の危険があること。

プロサングエについても、たぶん走行中には車内からのボタンを押してもドアが開かないようになっていたりはするのだと思いますが、お子様を乗せられる場合などにはちゃんとロックがかかるようになっているかをきちんと確認されておいた方が良いかと思います。

偶然にプロサングエに出会えてとても嬉しかった日でした。

コーンズ芝様、ありがとうございました^^

出典:
Welcome to the future: the Mission E electric concept car.
Porsche’s Mission E concept flaunts its advanced electric drive system in Frankfurt

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