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なぜハンドルが左に曲がるのか?ポルシェ911カレラのタイヤ溝を計測

投稿日:2022年3月8日 更新日:

ハンドルの左傾き

ポルシェのドライビングレッスンに参加したあとから、ポルシェ911カレラが「車はまっすぐな状態なのに、ステアリングホイールがちょっと左に傾いている」ようになったことを以前書いていました。

過去記事はこちらポルシェ911のステアリングがまっすぐにならなくなった

このことを書いた時『アライメント調整すればすぐ直るのでは』等々アドバイスを色々と頂いたわけですが、とりあえずハンドルは左に傾いてはいるものの、車自体はまっすぐに走るので左にどんどんハンドルが取られていくというわけでもありません。

よって、とりあえず次回タイヤ交換をするまではこのまま様子を見ようということになりました(相変らず適当すぎる)。

夫なんて「ステアリング中央のクレストマークを少し右に傾けておいたら、Rikaちゃんはたぶんハンドルの傾きに気づかないだろうし、もうそれでいいんじゃない」なんてテキトウなことまで言っていたし(笑)。ひどい^^

PTXのあとすぐに見て頂いた時には、タイヤカスがあまりにつきすぎていた為「これが原因でしょ」となったわけですが、現在は何度も頑張ってタイヤカスを取った為、かなり綺麗なタイヤの状態に。

それでも現在まだ少しステアリングの左傾きは残っているので、あとはタイヤカスが原因ではなさそうです。

これはまだまだタイヤカスがいっぱいついているヒドイ時の状態↓

左右のタイヤ残溝の違いでステアリングが曲がっている説

そこで今回は「もしかしたらタイヤの溝の減り方の差で傾きが出来ているのかも」という仮説をたて(なぜ素直にタイヤ交換しない(笑))、黒カレラのタイヤ残溝を測ってみることにしました。

仮説と言いつつ、ただ単に自分の興味本位で色々やっているだけですなのですが^^

さっそく向かったのはいつも大変お世話になっているポルシェセンター銀座小石川様。

ポルシェセンターに行った理由は、そこでタイヤ残溝を測って頂いたわけではなく工具をお借りしに行ったのです。またしても変な顧客^^

というのも、我が家にもノギスという工具(計測器)はあるのですが、これだとタイヤの溝に対して幅が狭すぎた為、きちんと計測できずだったのです。

左の黒いのが我が家のノギスで、右側が今回お借りしたもの↓

一見、同じ感じに見えますよね。

そう、ここで本当に必要でお借りしたかったのはこちらの小さい工具(計測器)の方↓

こちら。この黄色で丸してある方です↓

こちらも計測器となっていて、タイヤの溝に対してしっかりと計測できる幅がある為に、これを利用することでより正確なタイヤ溝を計測することが可能となりました。

こういうことが不得意な私は、もうすでにこのノギスたちを見ている時点で何が何だかさっぱりでしたが、この小さい計測器で溝を測ったあとに、この大きい方に取り付けて数値を読むことで正確な計測値が出るみたいということだけはなんとか理解。

夫と営業さんとでサクサクと話が進んでいっていたので、私は隣で「よくわからないな」と思いつつ聞いていただけ…←自分の車のことなのに使えない人。

さらには営業さんが、計測結果を記入できるようにささっとメモを用意してくれ、そこにはちゃんと車の方向とタイヤ4つの数値をそれぞれを記入できるように書き込みまで入れてくれていました。

なんて出来る方なの!!スバラシイ。ありがとうございます。

あ、はい、すみません。

朝イチでまだPCの駐車場も空いている時間帯だったので、計測はポルシェセンターの駐車場でさせて頂きました。

ポルシェセンターの駐車場で、工具を借りてタイヤ溝を測る変な顧客がここに。

さらには「計測しました」と書きつつ、実際には自分では計測できないのですべて夫にやってもらって、私は横でメモを取るだけ…あとは「やっぱり黒カレラさんは素敵すぎるな」と自分のポルシェに惚れ惚れしているだけという^^

黒カレラのタイヤ残溝

さて、結果です。

こちらがPTXマスターコースに参加したあとのポルシェ911カレラのタイヤ残溝。

寒い空の下での(特にリアはタイヤを曲げることも出来ずに手をつっこんでの)、人の手による計測であった為、そこまで正確に測れないかもと思われたことから、念の為に少しだけずらした個所を2回ずつ計測しています。

よって左右の「外側、中央、内側」のそれぞれの溝に対して2つずつ数値があります。

上の段が1回目の計測値、下の段が2回目の計測値↓

リアの内側が減ってるな~。

でも、リアタイヤの減りではステアリングの傾きには影響は出ないでしょうとのことだったので、フロントを見てみると、うん、やっぱり左右のフロントそれぞれ外側と内側が両方とも「左の方が減ってる」ことがわかります。

ほんの少しの差ですが、この数ミリが結構な差でもあるみたい(よくわかっていなくてすみません)。

PTXマスターでは富士スピードウェイ本コースを走らせて頂いたので、確かに基本的にはずっと右周り。

サーキット走行で右回りしまくったことから左タイヤの方の減りが右よりも多くなり、その差によってステアリングが少し左に傾いている…ということになった??

とりあえず、今回とりあえずたててみた「左フロントタイヤの溝の方が右フロントよりも減っているかも」という仮説は正しかったようです。

結局、何がしたかったのかわかりませんが(笑)、自分が疑問に思ったことをとりあえず数値として見ることが出来たので、今回これはこれでとっても満足です。

あとは、フロントタイヤの中央があまり減っていないということで、これは空気圧をもう少し上げた方が良いのではとのことなので、その辺りも調整したいと思います^^

データを取ると色々見えて面白いですね。

ブルーメタリックカラーにラッピングされたポルシェカイエンクーペ

この日、ポルシェセンター銀座小石川のショールーム内を見回した時、ふと目に入ってきたのがこちらのカイエンクーペ

「あれ、こんな色ってカイエンだと純正であるのですか?」と聞いたところ、こちらのお車はフルラッピングされているお車なのだとか。

以前、知り合いの女性が「すみれ色のメルセデス」に乗られていたことがあったのですが、このカイエンも目の前で実車を見るとそんな感じのすみれ色っぽかったです。

テキトウなラッピング(と言っていいのかな)だとドアを開けた時のサイドあたりにオリジナルカラーが見えていたりもするのですが、こちらのカイエンはドアをあけてもすべてラッピングされていたので、ドアを開けてもラッピングとは気づきませんでした。

オリジナルカラーを確認する為には、エンジンフードを開けてその裏側を見なければわからなかったくらい。

オリジナルカラーは「クォーツァイトグレーメタリック」。

この黄色で囲った部分辺りでそのオリジナルカラーを確認することが出来ました↓

こうして綺麗にラッピングされていると、ラッピングだかカラーされているのかホント、わからないものですね~^^

最後に話がそれましたが、今回黒カレラのタイヤ溝の残りを計測することが出来て良かったです。

思ったより溝が残っていたこともあるので、タイヤ交換前にあと1~2回くらい?はドライビングレッスンに参加したいなと思いました。

参加しよ~^^

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