2024年ポルシェ日本国内販売台数は過去最高の9,292台
ポルシェジャパンの発表によると、2024年に日本国内で販売されたポルシェ新車台数は過去最高となる9,292台(前年比+16.1%)となったそうです。
※数値は日本自動車輸入組合および日本自動車販売協会連合会調べ
増加の要因としては、ポルシェ911、タイカン、パナメーラの新型車投入に加え、一昨年にモデルチェンジした新型カイエンが通年寄与したことが挙げられるとのこと。
ポルシェ新規登録台数(日本国内)
2024年 | 9,292台 |
2023年 | 8,002台 |
2022年 | 7,193台* |
2021年 | 7,009台 |
2020年 | 7,284台 |
2019年 | 7,192台 |
*2022年は公式発表は上半期の数字だけで年間の台数発表はなかったと思うのですが、こちらの2023年1月14日のレスポンスの記事で台数が書かれていましたのでそちらを参照した数字を入れています。
なかなか枠が来ない等々というお話をよく聞いた1年だったような印象がありますが、意外にも2023年よりも1,290台も多く販売されていたのですね。
2024年ポルシェアメリカ国内販売台数は76,167台
続いてはアメリカでの2024年新車販売台数ですがこちらも過去最高の記録を達成、その数76,167台(前年比+1%)。
北米ポルシェ社長のTimo Resch氏は2024年は北米ポルシェにとって極めて重要な時期だったと言われています。
北米でのポルシェ2024年度(2024年1月4日~2024年12月31日)新車販売台数のモデル別内訳
2024年の北米は2ドアポルシェの売れ行きが好調だったとのことで、911は前年比20.8%増の14,128台、718が25.9%増の5,698台で、この2種類の2ドアモデルだけで2024年に米国で販売されたポルシェ全体の26%をしめたとのこと。
カイエンも過去新記録となり、前年比9.6%増の22,432台。マカンとパナメーラは前年比マイナスで、それぞれマカンが25,180台とパナメーラが3,982台。
もう米国ポルシェのニュースリリースでは文中にも書かれなかったのがタイカンで、その台数は前年から大きく減って4,747台。
モデル | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
911 | 10,042 | 10,204 | 11,692 | 14,128 |
718 | 4,292 | 3,484 | 4,526 | 5,698 |
タイカン | 9,419 | 7,271 | 7,570 | 4,747 |
パナメーラ | 4,257 | 4,224 | 4,205 | 3,982 |
カイエン | 17,299 | 21,194 | 20,475 | 22,432 |
マカン | 24,716 | 23,688 | 26,947 | 25,180 |
合計 | 70,025 | 70,065 | 75,415 | 76,167 |
北米でのポルシェ認定中古車も好調
北米におけるポルシェ認定中古車の2024年販売台数も前年に引き続き好調だったようで、その台数は前年比12%増の43,249台という過去最高の数字とのことです。
出典:
◆(公式)Porsche reports U.S. retail sales record in 2024
◆(公式)2024年にポルシェは全世界で310,718台を販売
関連記事:
◆2024年ポルシェ全体(ワールドワイド)での新車販売台数
◆2023年ポルシェ全体(ワールドワイド)での新車販売台数
◆2023年ポルシェ(日本&アメリカ)での新車販売台数
◆過去のポルシェ販売台数、売上等の記事一覧