Sonderwunschによるカスタマイズ車をもって911ダカールが終了
2022年11月16日に発表された世界限定2,500台のポルシェ911 ダカール (992.1)。ついに先日、2,500台目の最後のダカールの生産が完了したそうでポルシェが最後の1台を発表されました。
生産されたのが最後というか、工場で車自体が生産されたあとにポルシェのワンオフのカスタムカーを製作するプログラム『ゾンダーブンシュ(Sonderwunsch)』によってカスタマイズされその工程が完了したということですね^^
このゾンダーブンシュからの引き渡しによって911ダカールモデルの終了となり、ポルシェはそのお祝いしたとのことです。
この「最後のダカール」となった車はイタリアのスポーツカーコレクターと言われる方が注文されたものとのこと。
カスタマイズされた3トーン塗装
ゾンダーブンシュにてカスタマイズされたこちらのダカールには、3トーン塗装がされているとのこと。
塗装されたカラーはシグナルイエローとゲンチアンブルーメタリックで、それら2色の大きなカラーエリアの間には青いラインが描かれ3トーン塗装に。
このラインに使われた色合いはイタリアの地中海の島にちなんで『Lampedusablue (ランペドゥーサブルー)』と名付けられたそうです。
アルミホイールのスポークもシグナルイエローとなっていて、リムのエッジはランペドゥーサブルー。
これらの塗装はすべて手作業で行われたとのことです。
LEDマトリックスヘッドライトは同じくランペドゥーサカラーのアクセントリングがつけられ、フロント・リア・サイドシルは黒。
さらには内装ももちろん個性的に凝られていて、ダッシュボード、センターコンソール、ドアパネルのステッチやトリムストリップなどには、対照的な黒色に対してより多くの黄色が使われています。
スポーツシートプラスのヘッドレストには『911 Dakar』の文字がスピードイエローの糸で刺繍。
ギアセレクター部分にもスピードイエローのレザーインサート。
ドアを開ければLEDプロジェクターがゾンダーブンシュのロゴを地面に映しちゃうそうです。
こちらのダカールですが、ゾンダーブンシュでのカスタマイズが終了後すぐにイタリアのオーナー様のもとへと向かうのではなく、まずはドイツにあるポルシェミュージアムに展示されているとのこと。
なかなかカッコイイですね^^!
次世代のポルシェ911 オフロード車は出るのか
ところで992.2のダカールってまた出てくるのでしょうか?いやでもダカールは限定車だから出ないか。
となると、もし992.2型にまたオフロード仕様車が出てくるとしたら「サファリ→ダカール→xxx」と、また違う名前になるのかな^^??
ポルシェ911 Safari、ポルシェ911 Dakarと来たら次は何でしょう(←出る前提で考えてる(笑))。
場所の名前(特定の砂漠の名前だったり)?それともオフロードレースが開催される場所の名前とか(Bajaとか)?それかもうわかりやすくRallyとか?
あ、でもスピードスターとかも限定車だけれど世代ごとに出ていたりするから、普通にまた992.2ダカールとして限定車で出てくるのかな。
最後は勝手に妄想話になってしまいました、すみません~^^
出典:(公式)Sonderwunsch 911 Dakar shines with an extraordinary design
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