Don't think. Just do.
先日ネットフリックスでのトップガン・マーヴェリックの配信が始まったことから、今度は自宅で改めてこのトップガンマーヴェリックを観ていました。
いや~、何度もみても面白い。
このトップガンマーヴェリックを手がけられたのがジョセフ・コシンスキー監督なわけですが、なんと彼の愛車はポルシェでした。
知りませんでした。なんだか嬉しい^^
このことを知ってからは、トップガンマーヴェリックでポルシェが映し出された時のあのポルシェの見せ方なども、やっぱりポルシェが好きな方だからこそのこだわりがあっての、あの感じだったのだろうな~なんて思ったり。
ジョセフ・コシンスキー監督はこの映画の製作中、本物の海軍パイロットと一緒にF/A-18ジェット機で7G以上の力に耐えながら、俳優たちにどう演技をしていくのかの指導をされたとのこと。
また、トップガン以外にもF1を題材とした映画においてもやはり徹底して本物らしさを追及されているそうです。
そんな監督は「スピードは常に私のテーマ(I've always been interested in speed)」と言われているとのこと。
ちなみにこの「スピードは常に私のテーマ」とポルシェのインタビューに対して語られたのはご自身の自宅にあるホームシアター内だそうで、ここにはトム・クルーズ氏やブラッドピット氏なども訪れるのだとか。
なんていう豪華な密室(言い方)。
ジョセフ・コシンスキー監督とポルシェ
ジョセフ・コシンスキー監督が子供の頃に彼の部屋に貼ってあったポスターはポルシェ959だったそうです。
小さい頃の夢はレーシングカーのデザイナーで、のちにスタンフォード大学で機械工学と航空宇宙工学を学ばれているのですが、その後とあるきっかけからコロンビア大学で3年間建築学を学ばれたりと彼の人生におけるキャリアは色々と展開。
詳細についてはポルシェの『クリストフォーラスマガジン 406号』に日本語で掲載されいますので、ご興味ある方は是非御覧になってみて下さい^^
ジョセフ・コシンスキー監督のポルシェ歴としては:
- 33歳で最初のポルシェである718ケイマンSを購入
- その後、長男が生まれた時にポルシェ911カレラS(997)に乗り換え
- しばらくポルシェ911が続く(彼いわくもっともホットだったのは911ターボ(2017年991型)
- お気に入りの991ターボは駐車場スタッフにより正面衝突され1年もしないうちになくなってしまう(めちゃ悲しかったとのこと)
- 現在、12歳・8歳・2歳のお子さんがいるので家族で出かける時の為の車としてカイエンGTSクーペを所有
- 同時に1996年製ポルシェ911カレラクーペ(993)も所有
- (この監督インタビューの記事が出た時点で)ポルシェ911 GT3ツーリングパッケージの納車待ち
そんなポルシェ好きの監督は、数カ月ごとにポルシェエクスペリエンスセンターでトレーニングを受けられているそうです。
ポルシェに乗るにはトレーニングを受けて乗るかどうかで、その楽しさはさらに変わってきて、今までとはまた違った世界を見せてくれるようになると思います。
こうして監督も定期的にトレーニングでポルシェを思いっきり走らせる場を作られていると知ると、私も引き続き定期的にそういう場を作っていきたいなと改めて思いました^^
トップガンマーヴェリックに登場したポルシェはなぜ1973年ポルシェ911Sだったのか
1作目のトップガンにも、今回のトップガンマーヴェリックにも同じ様に『女性が乗っている車』としてポルシェが登場するわけですが、今回のマーヴェリックに登場したポルシェは、1986年のトップガンに登場したポルシェ356スピードスターへのただ新しいオマージュというわけではなかったそう。
ジョセフ・コシンスキー監督いわく「ジェニファー・コネリーとトム・クルーズのこのシーンはトップガンを象徴するようなものにしなければならなかった」とのことで、彼が思う『今まで作られた911の中で最も美しいポルシェの1つ』を選ばれたとのこと。
さらにはこのマーヴェリックに登場したポルシェの製造年とジョセフ・コシンスキー監督の誕生歳が同じ…なのも、もちろん偶然ではないとのこと。
監督、可愛い(笑)。
ジョセフ・コシンスキー監督が使われている時計の1つも、ポルシェデザインのクロノグラフ I 。
本当にポルシェが大好きなのだなと思うと、あああ、もう1回改めてポルシェ登場シーンを見るためにマーヴェリックみてこようかな^^