PCMとGoogleアプリケーションが統合
またちょっと怪しげな「とある情報筋」からの情報だとのことですが^^、一応ヨーロッパのニュースサイトが報じられていましたので、ある程度は信ぴょう性があるのかな?と思ってみたりしたので見てみました。
その内容は、ポルシェはグーグルのソフトウェアをポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCM)に統合しようと検討されているとのことで、今後アンドロイドユーザーはポルシェでGoogleのアプリケーション(グーグルマップやグーグルアシスタント等)をダイレクトに利用することが可能になるだろうというもの。
この統合というのは、アンドロイドのスマホをつなげることなくPCMで利用できるようになるということだそうで、フォルクスワーゲングループではなくあくまでも「ポルシェブランドのみ」を対象として検討されているお話だそうです。
ちなみにこの件について、ポルシェとグーグルの広報担当者からの返答はまだなく、VWのソフトウェア部門であるCariadの広報担当者はコメントを控えられたという状況。
ポルシェAGのCEOであるルッツ・メシュケ(Lutz Meschk)氏は2022年10月の電話会議の場にて「VWのソフトウェア研究開発部門であるCariadとの契約が終了した後からポルシェはApple、Baidu、Tencent、Alibaba、そしてグーグルと密に連絡を取り合っている」と語られていました。
「Manager Magazin」という雑誌の話によると、以前ポルシェはGoogleソフトウェアを使うことに消極的であったそうで、なぜかというとGoogleがあまりに多くのデータ共有をするように求めたからだと言われています。
現在の車たちはソフトウェアも自動車設計の不可欠な部分になってきていることから、Google、Apple、Amazonにいたるテクノロジー会社たち内で自動車メーカーたちのシステムに入る為の競争が激化しているようですので、今回もしかしたらGoogleがデータ共有条件を緩められたりしたのかな?
ちなみにゼネラルモータース、ルノー、日産、フォードなどはGoogleマップ、Googleアシスタント、その他のアプリ機能を提供する『Googleオートモーティブサービス(GAS)パッケージ』を介して自社の車たちにGoogleテクノロジーを組み込まれているそう。
でもまだまだ一部の自動車メーカーはそういったサービスを介することで生成されたデータたちをテクノロジー大手企業たちに無制限にアクセスされてしまうということや、自社の車のディスプレイを他の物に変えてしまうことに非常に慎重。
例えば、BMWはGASを自分たちの車に統合する方向性は取られていないとのことで、カスタマーインターフェースを維持することがBMWにとって重要であると語られていとのことでした。
ポルシェはどうなるのかな。
結構、スマホでGoogleマップを表示させてナビしてもらうことも多いので、PCMでGoogleマップが普通に使えるようになったら私には便利かも^^