ポルシェテクイプメント:ルーフテント
先日、ポルシェからテクイプメントとして新しくルーフテントが発表されました。
ヴァイザッハ開発センターとスタジオ F.A.ポルシェと共同で設計・開発されたという専用のハードケースを備えているこちらのルーフテント。
ルーフテント装着可能モデル
ルーフレールがなくても(あってもOK)取り付け可能とのことで、以下のモデルたちに取り付けが可能とのこと:
- 911 (GTモデル、カブリオレ、タルガ除く)
- マカン
- カイエン
- パナメーラ
- タイカン
車のルーフ(屋根)の上に設置されるこのテントは、なかなかの眺望を楽しめるとのことで、側面に2つの窓とさらには天窓を標準装備。
この側面にある2つの窓は換気の為に開けることが可能で、虫よけガードもあれば、遮光機能で遮光することも可能。
こちらのテントは2人用で、オールシーズン対応。
テント内の床の広さは210x130cm、快適な高密度ポリフォームマットレスが組み込まれているとのこと。
テントの側面(壁)は通気性の良いコットンブレンドで作られていて、防水ジッパーとテントに入るところ用のレインカバーも備えられているので、雨天にも対応可能。
サイドウォールは911のフライラインを模していて、もちろんPORSCHEロゴ入り。
インテリアの特徴としては断熱性の高いキルティングのライニング(ライトグレー)、そしてヘッドエンドには山のシルエット。ちなみにマットレスにも同じキルティングのパターンがつけられているそうです。
使い方は簡単なのかな
このポルシェの純正ルーフテントですが、なかなか慣れていない初心者には大変なのでは?と思ったりもしたのですが、実際のところ設営はとても簡単とのこと。
ロックされているラッチを開き、続いてハードケースを開けるそうなのですが、これも2つのガス圧式ショックアブゾーバーを利用するので非常に簡単に開けられるようです。
続いて床となる部分を伸縮式のはしごによって安定させ、あとはテントを立てて4本のポールで支えれば完成。
なんだかこうして見てみると私でもなかなか簡単に設営できてしまいそうな気になりますが、どうなのでしょうね??
ハードケースは黒、黒&ライトグレー、黒&ダークグレーの3色から選択可能で、それぞれにマットブラックのPORSCHEロゴ入り。
ポルシェAGからの発表によると2022年11月からポルシェセンター等での購入が可能になるとのことですが、日本国内での販売状況についての詳細はわかりません。
他にも追加オプションとして、インナーテント、ヒートブランケット、靴&バッグオーガナイザーも販売されるとのことです。
ちょっとこれは簡単そうで、楽しいかも^^!!
ポルシェ純正ルーフテント仕様
- サイズ(折りたたみ時):146 x 140 x 33 cm
- サイズ(広げた時):258 x 257 x 118 cm
- 重量:約56キロ
- 静止時の最大荷重(テントに載せる人と荷物):ルーフレールがある場合は約190キロ、ない場合は約140キロ
- ルーフテントを載せている状態での最高速度:時速130キロ