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Porsche: ポルシェ ◆私の愛する黒カレラ (991.2)

久しぶりの砂子塾で黒カレラと遊ぶ

投稿日:

富士スピードウェイP2でのドライビングレッスン

この日、私は朝からまた富士スピードウェイへと向かっていました。

天気予報では朝から1日通して曇り~晴れとなっていたはずなのですが、行き道ではちょこちょこと雨か降ったり一時的にはざっと降ったりで、目的地であるFSW P2に到着した時には路面はかなり濡れている状態。

そんなこの日は私にとって久しぶりの広場トレーニング参加日でした。

参加させて頂いたのはドライビングレッスンの砂子塾。うーん、本当に久しぶり。

数えてみたら、私にとってこの日の砂子塾参加はすでに5回目となっていました。もうそんなに参加していたのかと驚き。

でも、前回の参加は何気に2021年3月だったので実に今回は約1年半ぶりの参加となります。

レッスンに参加していなくても遊びに行ったりはしていたので、こんなにも長い間参加していないとは思ってもいませんでした。サボりすぎ^^

それにしてもP2は広いですね~。

広いP2の路面は全体的に濡れていて良い感じ。それでいて、雨はもう上がってる。

イベント参加時などはほぼ晴天となる私なのに、朝は天気予報にもない雨が降るなんてめずらしいと思っていたのですが、やっぱりレッスンがスタートしてすぐからどんどん晴れてきて、最終的には暑すぎるくらいになりました^^

散水車大活躍。

インストラクターさんは3名と豪華

今回の砂子塾もまたインストラクターには砂子塾長はもちろんのこと、世界の荒さん、そして砂子塾の事務局長も兼ねられている東風谷(こちや)さんの3名という豪華さです。

こうして3名のインストラクターさんたちを見るとBMWのStudieチームにしか見えないわけですが、私にとってはその中でも荒さんだけはポルシェのドライビングレッスンであるPTXのインストラクターさんでもあるので、ポルシェのインストラクターさんだと思い込んでいます。

それを知っている東風谷さんからは「荒さんを独り占めしちゃダメよ(怒)」と朝から念押しされたりしていました^^

座学→走行練習

まずはこの日の参加者の皆様同士の挨拶から始まり、砂子塾長と荒さんによる午前中のレッスンに関する座学。

しっかりと座学でこの日学ぶべきことを理解してからさっそく実践です。

うーん、久しぶりすぎてちょっと緊張する~!

この日のレッスンに私はいつもの通りポルシェ911 カレラ(991.2) での参加で、スポーツモードにPSMオフ、そしてPDKの車ですがマニュアルモードでの走行です。

※PSM=ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム

午前中のレッスンではとっても広いP2にオーバルと丸の定常円が設置され、それらのうち自分で練習したいところを練習するというスタイル。

ここ最近の私であれば、定常円でまたドリフト練習がしたくなってしまうところなのですが、この日は朝の座学で特に「オーバルで何を学ぶか」をしっかりと教えて頂いたことから、それを試したく(練習したく)なったのでまずはオーバルから行きました。

毎回のことなのですが走行スタート前になんとなく何をするのかは理解していても、やっぱり記憶力が悪い私は毎回スタート前に具体的に何をすれば良いのか(=何を学べば良いのか)をぼんやり忘れてしまっている部分が大きいので(笑)、最初の座学は本当にとっても重要。

今からのレッスンで改めて何をすべきか、何を学ぶべきかを復習してから、それを意識して練習出来るというのが自分にとっては物凄く良い学びになります。

わかっていないと、ただぐるぐる走っているだけになっちゃう。

そして、さらにはインストラクターさんに実際に自分の車を運転して頂きそれに同乗することで「ああ、こういう感じか」と体感して覚えていくことが出来るのでわかりやすいのです。

今回も砂子塾長、荒さん、東風谷さんのそれぞれに何度か同乗して頂き、それぞれから毎回アドバイスを頂くことが出来ました。

3人のインストラクターさんたちは、それぞれの言葉や言い回しで私の走行へのアドバイスを下さるわけですが、皆さん違う表現なのだけれど、根本的には同じことを言われているので、それがまたなんとも良かったです。

つまり例えばですが、シンプルに書くと3人の方からそれぞれある特定のコーナーの走り方について:

A「もっとコースを広く使って」
B「クリップポイントに(早くから)近づきすぎ」
C「コーンに吸い寄せられる癖があるよね」

とかの会話があった場合、本来ならクリッピングポイントに対して、もっとアウト側いっぱいから向かって行かないといけないのに、私は手前から小回りするようにクリッピングポイントに近づいてしまっているということがわかります。

例えとして本当に簡単に言うとこのような感じで、3名のそれぞれのアドバイスを聞きながら「あああ、そういうことか~」と、その時々で3名のお言葉を組み合わせて理解したり。

3名の方から色々とアドバイス頂けるのは本当に貴重な体験で、そして同乗して頂くこと自体も楽しくって、うーん、なんとも楽しかったです。

ほめて頂けた時はとっても嬉しいし^^

さてさて、そして話を戻して最初にオーバルを走行する時に私はまずは荒さんに運転して頂いて、なるほど、なるほどと(出来るか出来ないかは別として)このオーバルで自分がすべきことは理解させて頂きました。

じゃあ、そのままオーバルで練習と…と思ったのですが、やっぱり隣に荒さんがいてその奥に定常円が見えているとなると、うーん、それはもう聞いちゃいますね。

「どうしても、あの、やっぱりドリフトが(最後まで)出来ないのです」と。

そう、私が初めてきちんとドリフトのやり方を教えて頂いたのが荒さんなのです。そこから「私も出来るようになりたい」と思い始めたのがスタート。

「じゃあ行ってみましょう」と定常円にも行って頂き、教えて頂きました…が、この日の定常円は円が小さめであったので、荒さんも「ポルシェだとこの大きさの円だとちょっと難しいかも」と。

もちろんそれでも荒さんは余裕で出来ちゃうわけですが、私がするにはただでさえまだ出来ないところに、さらに至難の業(笑)。

それでも、午前中の最後15~20分くらい?は定常円で頑張ってみました。

でもやっぱり滑りだすところまでは行けても、そのあとが続けられないぃぃ~。悔しいな。

とはいえこの日もまた1つ自分の中で学べたことがあったので、きっと次はさらにもう一歩先に進める…はず。はず。どうかな(弱気(笑))。

この日は参加者を2つのグループにわけ、それぞれのグループが30分交替で走行するという形式でした。

走っていない方のグループは30分休憩です。

30分ごとに休憩と聞くと長く感じるかもしれないですが、走行後に戻ってきて車を停める、そしてまた30分がたつ前には次に走る準備をするとかの合間と考えると、お手洗いに行ったり少し休むとすぐに次の走行枠がくる感じでした。

良い感じで休みを入れつつ走れるので、人にも車にも優しいかと。

さらには何が良いって、別のグループの方とはなかなかお話出来ませんでしたが、同じグループの人などとはこの休み中に少しお話できたり。

しかも!!

私にとってはさらにこの日嬉しいことがあって、この日の様子を撮影されていたカメラマンさんが、以前雑誌の取材見学をさせて頂いた時にいらっしゃっていたカメラマンさんだったのです^^

まさかここでまた再会出来るとは思ってもいなかったので嬉しかった~。

このバズーカ砲みたいなレンズものぞかせて頂いたりしちゃった(お仕事の邪魔してる)。

あとは私の大好き散水車と黒カレラのツーショットを撮ったりと、いつもより時間に余裕がある感じも良かったです。

強引に休憩時間を作ってもらわないと、たぶんずっと走っちゃうので^^

午前の部が終了したらランチです。

この日のお弁当はなんだか豪華でした。もう1年以上参加していなかったので知らなかったですが、いつから砂子塾のお弁当はこんなに豪華になったの^^??

この日の砂子塾で驚いたことがもう1つあって、それが「ワンちゃんがどんどん増えていった」こと。

何を言ってる?と思われるかもしれませんが(笑)、朝イチに砂子塾についてこの部屋に入った時、ワンちゃん=犬が1匹いたのです。

参加者の方のお犬様なわけですが、「可愛いですね~!」なんてお話していてしばらくしたら、続いてもう1匹登場。

「え、今日は2匹もいるの」と思っていて…で、午前の走行1回目に出て休憩時間で戻ってきて部屋に入ったら、さらにもう1匹増えてたという。

合計3匹のわんちゃんたちが参加されていた砂子塾となりました^^

それぞれ個性があって可愛くて癒されました。ランチ休憩時にはわんちゃんと遊ぶ砂子塾長も可愛かった(笑)。

さて、気持ちを切り替えて午後の部スタートです。

また午後も座学から始まり、午後から新たに設置された走行コースの説明をして下さいました。

サーキット走行の正解がまだ自分ではわからない

午後はP2の広場を目いっぱい使ったコース設定。

広いところを黒カレラで思う存分走ることが出来るのもまた最っ高に楽しい!!

練習なので毎回「こうじゃない、あああ、間違えた、行き過ぎ!違う!」とかぶつぶつ言いながら走っていたわけですが(笑)、楽しくてしかたなかったです。

このコースを走る前にインストラクターさんにどう走るかを教えて頂こうと思って同乗をお願いしようと思ったのですが「最初はまず自分で走ってみるといいよ」とのこと。

私が「でもそれだと何が正解かわからないので、正解ではないものを練習してしまうかも」と言うと「何が正解か自分でわかるようにならないと」と。

そう、まさにそうなのです。

私が自分でいつも問題だなと思っているのが「自分で正解がわからない」ということ。え、致命的(笑)?

例えば今回もこの下の図にある1コーナーと2コーナーが続いているところで見てみると、まずは自分で何度か走ってみると走っているうちに

「あれ、これ1コーナーは気にせずスルーしてそのまま2コーナーに入ればいいんじゃないの?」

と思ってしまい、緑のラインっぽく走ってしまっていました(そもそもコーナーをスルーすればいいんじゃない?と考える私がどうかと思うけど(笑))↓

でも、そのあとインストラクターさんに同乗して頂き、1コーナーはもっとコーンに近づいて(クリッピングポイントをちゃんと把握)と言われ、青いラインっぽく走ることを教えてもらい、そうしてみると当たり前ですがその方が圧倒的に次に行きやすいし、効率良い。

言われてみたらわかるのに、自分ではたぶん走っていても緑ラインのままでも「これでいいんじゃない?」と正解が見つけられない…という感じなのです。

こんなにも親切にコーンを立ててくれているのに正しい走行ラインに気づけないようじゃダメダメだな~。

自分で正解がわかるようになりたいと思いました。そして、最終目標はその正解の通りに実際に走れるようになること。

いつまでたっても初心者丸出しな感じでお恥ずかしい…。

でも本当に、面白いのがきちんとしたラインできちんとしたブレーキ踏力、ステアリング操作にアクセルONが出来ると、自分で走っていてもカレラが美しい走りをしてくれるのがわかるのです。

「あ、今コーナーがすっごく走りやすかった」とわかるというか、黒カレラも無理しているように感じず美しく先へ先へと走ってくれる感じ。

これが何かが少しでも変だとカレラが無理しているのがわかる。つまり、私が無理させてる。

深いな~。

まだまだ全然、愛する黒カレラとわかりあえていない私なわけですが、こうして1つ1つ学んでいくことで、前よりは少~しずつわかりあえていっているはずと信じて頑張りたいと思います^^

他の参加者のお車にも同乗させて頂く

この日はポルシェの空冷さんで参加されていた方もいらっしゃったので、こちらの964が走られる時に助手席に同乗もさせて頂いちゃいました。

もう何年も前のお車とは思えない、物凄く美しく走られるポルシェに感動。

沢山走られているお車という感じがしました。やっぱりポルシェはいっぱい走って、どんどん美しくなっていくのだなと思ったり。

あとこの日女性の参加者は私を含めて全部で4名でした。

私以外の3名は、うち2名がすでにレースにばっちり参戦されている方々で、もう1名は今後レース参加予定なので練習をされている方。皆さん凄い!

このお車も、そのうち1名の方のお車なのです↓

女性でレース参戦されているのとか、本当にカッコイイ。あ、もちろん、男性もとってもカッコイイですよ^^

すべての走行プログラムが終了し、最後にまた参加者の皆様からの一言と、インストラクターさんたちからのお話がありました。

朝イチから夕方までの1日プログラムでしたが、本当にあっという間。

いつもの通りまだまだ走って良いなら、もっともっと走りたかったくらいです^^

1日が終わったあとの黒カレラは、散水されたところを走っていたことから沢山の水を浴びて、もう真っ黒(真っ白)。

リアなんて全体が真っ白です。

今回、他の方と「筑波サーキットのジムカーナ場で散水される水だとイオンデポジットが取れなくなっちゃって大変だったのです」という話をしたら、なんと「いや、FSWの広場でも同じようになりました!」と。

えええ。

今ってついにFSWでもそうなるようになっちゃったの??前まではFSWも全然大丈夫だったのに。

使われている水が地下からくみ上げられている井戸水であることから、筑波の地下水脈に異変が起きたのではと思っていましたが、実は全国規模で異変が起きているのかも?!(そんなわけない(笑))。

「この前、FSW広場で走った時も(イオンデポジットみたいな汚れの)あとが残りました」と聞いてしまったので、それは大変!となった私は、この日もやっぱり「背に腹は代えられぬ」と、帰りに御殿場のガソリンスタンドに寄って洗車機での洗車をしちゃいました。

今まで自分での手洗いしかしてこなかった黒カレラですが、前回「またイオンデポジットでボディがダメになるくらいなら!」と洗車機に入れたことで、もう今回もなんというか

「ボディに傷つく前に、筑波でのイオンデポジットがいっぱい残ってるから、傷つくより先にその汚れがボディを守ってくれる」

と意味不明な考えをして洗車機へ(笑)。

一人での洗車機初体験

でもでもでも、これ、簡単に書いていますが、実は私にとっては物凄い恐怖体験だったのでした。

というのも、黒カレラ洗車機体験が今回で2回目で、かつ自分1人で入るのは初めてだったのです(前回は助手席に乗っていただけ)。

よって、どうやるのかもわからず、洗車がスタートして「ゴワーーーー」っという轟音とともに前も何も見えなくなって、そうなると自分が正しいことをしているのかもわからず(止まったままでいいのか?とか)、なんだかものすごく怖かった…。

この日の1人で洗車機の初体験したことを経て、また1つ経験値があがったかな(笑)。

ただ、結果は…なんなのーーー。全然落ちてない!!

シャンプー洗車に、オプションで高圧泡洗浄、ホイール洗浄、下部洗浄までつけてみたのにぃぃぃ。あ、ホイールはまあまあ綺麗になってるか(ホイールコーティングもしています)。

まあでも、これでも洗車機に入れる前よりはましになったのですぐに洗車しないよりは良かったかと思います。

前回の筑波サーキットでの汚れの上に、さらにFSWでの汚れが上乗せされました。

ちゃんとさらに手洗いでしっかり洗車したいと思います。早く自分で洗いたい。

今回また黒カレラでこうしてドライビングレッスンに参加させて頂いたことで、毎回同じようなことを書いているかと思いますが、とにかくもうやっぱり私はこの黒カレラが大好きすぎて、大好きすぎて、本当に大好きだということを実感しました。

走ったあとはアドレナリンが出まくっているからか?そのあとしばらくは翌日になってもずっと「はぁ、黒カレラ大好きすぎる」って心が痛くなるくらい苦しくなっちゃうほど好きでたまらなくなっちゃうのです。

いつまでたっても黒カレラに対しては中学生が恋愛してる時みたいな気持ちになります。この歳になっても、こんな気持ちで人生楽しめるのはある意味とても幸せ^^

とっても楽しい1日でした。

砂子塾長、荒さん、東風谷さん、ご一緒させて頂きました参加者の皆様、ありがとうございました!

でもやっぱり走り足りないので…またすぐ行きますっ(え(笑)?)!

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