『Blancpain GT Series ASIA Races 7-8 (ブランパンGTシリーズアジア 第7戦&第8戦)』でポルシェチームを応援!
さて『Blancpain GT Series ASIA Races 7-8 (ブランパンGTシリーズアジア 第7戦&第8戦)』初日ですが、この日は私が1人で長男を連れて行っていたので、基本的にはレース観戦はこちらのブランパンGTのみに重きをおいて、のんびりすることにしていました。
とはいえ、やっぱりちょっと気になるのでレース前にTOYOTA Gazooレーシングの86/BRZに参戦する車たちが並んでいるところを見学には行きましたが…。
レース前の緊張感。いいですね~。
さてさて、そして。この日、私がメインにとらえていたブランパンGTアジアシリーズ第7戦がいよいよはじまります。
車たちが並んでいる姿を見ると、こちらもドキドキ。ワクワク感が一気に上昇します!このブランパンGTシリーズは、ローリングスタートで始まる1時間のレースとなっており、そのうち走行開始から25分~35分の時点で必ず1回ドライバー交代をしなければいけないことが義務づけられているレースとなります(なのでドライバーが2名)。
ピットインしている時間もきっちり決められているようで、その決められた時間前に出てしまうと、後からペナルティが加算されたりと、色々厳しいようでした。
山野直也&山野哲也ドライバーが走るポルシェチームEBI
今回、私が応援するポルシェチームは山野直也&哲也兄弟がドライバーとなり交代して走ります。ご兄弟のみのペアでレース参加されるのは今回が初めてだそうです。他の方を含めた3人でのチームというのは過去にあったそうですが。
走らせる車は、ポルシェはGT3Rのエクセレンス・ブライト号です(エクセレンスインターナショナル、ブライトインターナショナルという会社名からExcellence、Brightと車両サイドに大きく書いてあります)。
この日はもうラクして、クリスタルルームから観戦することにしたので、エアコンが効いた快適なお部屋での観戦です。ホームストレートはガラス越しに、またその他のエリアはテレビ画像で観戦します。
このクリスタルルームからの観戦、何が良いって!!そう。この部屋にドライバーである山野兄弟、またメカニックさんたちとのレース中の「無線のやりとり」がそのまま流されるのです。凄い!
山野兄弟の無線の会話が、これまた「本当にレース中?」と思えるくらい、暖かい会話で…ご兄弟の仲良さが良く見えたような気がしました。
この日のトラブルとしては、ブレーキペダルに滑り止めのヤスリみたいのが両面テープでくっつけてあったものが、あまりの暑さで両面テープがはがれ、その両面テープが足の裏にくっついて、アクセルペダルにうつりくっついてしまい、アクセルペダルを踏むと、ペダルが足にくっついてきてしまって、ペダルが戻らない…という、そこそこ致命的なもの(笑)。
その状況をまず体験した弟の直也さんが、ドライバー交代後に今度は兄の哲也さんが「なにこれ!アクセルがはなれない!」と無線で連絡してきた時に「そうそう、それアクセルを離す前に、足を『うにうに』ってすれば良くなるよ」との助言。
いや、「うにうにすれば良くなる」って全然わからない(笑)。それでも、通じ合っていたような?兄弟はさすがでした。
クリスタルルームで、この「うにうに」についての無線会話を聞いていた私たちは大笑い。あまりに可愛すぎる会話でした。ホント、レース中とは思えない~。ご兄弟とも語り口調がとってお穏やかだし。
それにしても、このペダル問題ってドライバー交代でピットインした時に直せなかったのでしょうか??そんな時間なかったのかな~??
クリスタルルームでは、こういった無線のやりとりがすべて聞けるだけでなく、EBIマーケティングの代表取締役の1人であるこちらの女性が、ずっとレースの解説もして下さったので、非常にわかりやすく、なんとも本当に快適に楽しめたレース観戦でした。
さらには、こちらの女性だけではわかりかねる部分のレース解説については、一緒にレース観戦して下さっていたレーサーの安岡秀徒さん(下の写真左側)が、「つまりさっきまでアンダーだったのが解消してきたので良くなったということです」とか、ちょこちょこ助言下さり、わかりやすく説明して下さったので、とっても良かったです!お2人にはとっても感謝。ありがたかったです。
ちなみにこの日、安岡さんはクリスタルルームに設置してあったドライブシミュレーターのご担当でした。夫がいたら絶対に遊んだと思うのに、残念ながら安岡さんがご担当の日に遊べず。
レースに関しては、私が1人で観戦していてもきっと全然、詳細がわからなかったと思うところに、このようにEBIの方とレーサーの方が「こういうことが起きているから、こうなっている」とレース状況を解説してくれ、その合間に実際のドライバーからの無線が聞こえるという、本当に大変贅沢でわかりやすい最高の環境でレース観戦が出来ました。
やっぱり、色々なことをわかって観戦する方が何倍も楽しいので、ホント、あっという間の1時間でした(レース時間が1時間)。
最後15分くらいになってくると、興奮して座っていられなくなり、立って画面に見入ったり、もうなんとも楽しいこのレースの雰囲気。
順位やラップタイムなどもすぐに掲示されるので、めちゃめちゃわかりやすい。
そして、1人とかで見るより、周りにも沢山の同じチームを応援する人たちがいる環境で観戦するのが、一体感あってホント楽しい!
ブランパンGTシリーズアジア第7戦、GT4ではBMWがポールポジションをゲット
そうそう、今回とってもコアなファンが来ているな~と思ったBMWチーム。BMWの旗を持った団体が観戦席にいて、炎天下の影がない場所からずっと応援されていました。BMWが来る度に旗を振って応援。
この応援の甲斐があってか、スバラシイ!今回この応援されていたBMWはこのブランパンGTのなかの「GT4クラス」でポールポジションをゲットです。おめでとうございます!
私、良くわかっていなかったのですが、このブランパンGTには「GT3カー」と「GT4カー」が混在して走行していて、総合での順位と、それとは別にGT3カーでの順位、GT4カーでの順位がそれぞれ記録されていたのですね。
さあ、レースもいよいよ終盤。メカの方たちもレースの行方を見守ります。
最終的にポルシェチーム山野兄弟のブライト号は9位という結果に。10位までに入るとポイントゲットとのことでしたので、無事ポイントはゲットです。こちらもまた、おめでとうございます!
レース開始前に「もし表彰台に上ることがあれば、表彰台まで皆で行きましょう」というお話でしたが、「表情台に上ることがない場合には、クリスタルルームに山野兄弟が来て下さり、トークショーになる」ということで(笑)、今回は9位であったことから、日程はトークショーに。レース直後にお疲れ様です…。
走ってきたばかりで、相当お疲れだと思うのに、笑顔でにこにこと今回のレースを振り返って下さる山野さん(直也さん/弟)。このあとお兄様の哲也さんもいらっしゃいましたが、本当にレース直後の大変な時に楽しくお話して下さり、感謝でした。ありがとうございました!
ちなみにブランパンGTアジア 第7戦の1位はこちらのお車。おめでとうございます!
Car#18 KCMG (GT3)/HKG
Nissan GT-R NISMO GT3
Class: Pro/AM
ユーク・タニグチ&アレキサンドレ・インペラトーリドライバー
さて、この日は夫が不在でしたので、私が運転して宿泊予定のホテルまで行かなければならず、かつそこまで行くには三国峠を越すので、明るいうちに運転したかったこともあり、トークショーが終わり次第、その後の86/BRZなどは観戦せず退散。
三国峠の途中は相変わらず霧…。一時的に目の前が全然見えないくらいの霧になり、長男は「え、これ大丈夫なの!この白いのなに!」と焦っていましたが、本当に数分で解消したので助かりました。三国峠も、前後に車がいなかったので自分のペースで楽しく走れて良かったです。
またこの日も久々に長距離を走った私の911さん。ありがとう!最高に楽しいドライブでした。レースでカッコイイ車たちを沢山見てきたあとでも、やっぱり自分の車が、1番大好きすぎました(笑)。
無事、ホテルの駐車場に到着。ゆっくりやすんでね~。
ホテルからは綺麗な富士山と山中湖が見えて、素敵な景色を眺めながら、1日のレース観戦の余韻にひたらせて頂きました。富士山が近くで見える生活っていいですね!
レース2日目に続きます…。
関連ブログ一覧:
The One Make Race Festival 2018 FUJI Summer/Blancpain GT Series ASIA Races 7-8
(ザ・ワンメイクレース祭り 2018 富士Summer/ブランパンGTシリーズアジア 第7戦&第8戦)
①ブランパンGTシリーズアジア 第7戦&第8戦@富士スピードウェイ その1:1日目 ポルシェチームラウンジ
③ブランパンGTアジア@FSW その3:ポルシェグリッドウォーク
④ブランパンGTアジア@FSW その4: 1日目 第7戦でポルシェを応援!
⑤ブランパンGTアジア@FSW その5: 2日目 The One Make Race Festival 2018 FUJI Summer (ザ・ワンメイクレース祭り 2018 富士Summer)