ミッションRは実はEV718ケイマンにもなりえるのか
先日、ポルシェが新しいコンセプトカーを発表すると伝えられた時、その発表されるコンセプトカーが何かという予測において海外のメディアで最も有力視されていたのが『フル電気自動車の718ケイマン/ボクスター』であったように思います。
しかしながら、今回発表されたのは「ポルシェのカスタマーが参加できるポルシェワンメイクレース用のフル電気自動車である」という位置づけのコンセプトカーでした。
が、しかーし。
ここでまた言われているのが「え、でもこのミッションRってなんだかんだ言って、将来的なEV718のコンセプトなのじゃない?」ということ。
あああ、また怪しげなブログになってきた(笑)。話半分以下で読んで頂ければと思います(最近こんなのばかり^^)。
ポルシェのミッションx=将来のプロダクションカー
さて話を戻しますと、タイカンが発表された時にはまったく新しいフル電気自動車のモデルをポルシェが発表するという位置づけであったわけですが、現在ポルシェが注力しているのは「既存モデルをEVに変えていくこと」。
すでにマカンもフルEV化することが発表されています。
そして、それに続いて718ケイマンと718ボクスターもフルEV化していくと言われています(2019年にポルシェCEOのオリバー・ブルーメ氏がそう語られている)。
そこで出てきたのが今回IAAモビリティ2021にて発表されたミッションR。
発表された際には、これは将来のフル電気自動車のGTレーシングカーとなるもので、言ってみれば現在のポルシェ911 GT3カップカーの後継となるような存在のモデルとして発表されていますが…。
ポルシェのミッションカーは将来のプロダクションカーとなる可能性
ここでまた過去を振り返ってみると、ポルシェが最初に『ミッションE』というコンセプトカーを発表したのが2015年のこと。
そのミッションEは、のちにポルシェタイカンというレースカーではないいわゆる一般的に販売されるプロダクションカーとしてデビューしました。
その後、『ミッションE クロスツーリスモ』というコンセプトカーが2018年に発表され、こちらものちにタイカン・クロスツーリスモとしてプロダクションされました。
つまり、ポルシェにとって『ミッションxx』というコンセプトカーは、将来的に一般に販売されるプロダクションカーとなるモデルを意味しているとも考えられるわけです。
細かく見ていくと、今回のミッションRの発表の際にも、その車のサイズ感が比べられたのも718モデルとの比較でした。
実際に現在の718ケイマンと今回発表されたミッションRを見比べてみると、なかなかの類似点があるようにも見受けられます。
リアクォーターウィンドウなんてかなり似てない?って言われてる…。
ドイツやアメリカなどでは「フライドエッグ」と呼ばれていた中央が黄色くなっているボクスターや996(911)のヘッドライトがオマージュされていると言われている観点からもボクスターになりうることを示しているのでは…?なんて。
そうそう、あとは元Mr.911であったアウグスト・アハライトナー(AugustAchleitner)氏が以前2019年に「現在の718モデルは2023年まで続く」と語られています。
そして今回のミッションRの発表の際にポルシェCEOのオリバーブルーメ氏は「ミッションRは2024年のプロダクションを目指す」と言われていました。
これは偶然?
いや、もしかしたら2024年にはこのミッションRコンセプトがベースとなったEV718ケイマン/ボクスターが発表&生産開始となり、そのあとに続いてミッションRをベースとしたワンメイクレース用のモデルが出されるのでは…。
って、ふふふ。楽しい!
「そういう考えもあるのね」くらいに楽しんで見て頂けたら幸いです^^
書いていることすべて嘘かもしれまんので(笑)。
出典:Porsche Mission R Concept Could Be a Future All-Electric 718 Road Car in Disguise