ポルシェのVW買収を止めに入ったのはドイツ政府と…
はは~。この動画、すっごくわかりやすかったです!まだまだポルシェがフォルクスワーゲン傘下に入っていなかった頃からのお話。
私はヘッジファンド系の話とか数字に弱いので、細かいところのニュアンスを間違えてお伝えしてしまうと申し訳ないので、今回は内容を訳したりはしませんが、とりあえずこの「なぜポルシェが今、VW傘下にいるのか」にご興味がある方は、この動画を見て頂けたらすっごくよくわかると思います^^
ざっとまとめると、過去に(まだそれぞれが別会社だった頃)ポルシェはVWの株を買い足し続けながらも「いやいや、VWを買収したりするつもりはないよ。VWが頑張れるように応援しているだけ」と言い続けていた、と。
どこかの時点まではそれが本当の想いだったのかもしれません(?)が、やっぱりそれはあとからでは「なーに言っちゃってるの、ポルシェったら嘘ばっかりじゃないの。ポルシェはもともとVWを買う気満々だったよね」と非難されちゃううわけですが。
で、最終的にポルシェは「やっぱりVW買っちゃお」となったのですが、それを止めに入ったのがドイツ政府。止めるというか、阻止。
さらには、そのドイツ政府と実は裏で手を組んで最終的にポルシェがVWを買収することを食い止めたのが、ポルシェ創立者であるフェルディナント・ポルシェ氏の孫である、フェルディナント・ピエヒ氏であった、と。ピエヒさん~。
VWとポルシェの両方の株を所有したりして両社に対して権力を持っていたピエヒ氏のことを、もともとドイツ政府は気に入っていなくてピエヒ氏を現職からやめさせてやるっていう方向で動いていたようなのですが、そんなドイツ政府とでさえ最終的には手を組んじゃうピエヒさん、凄い。
ピエヒ氏については以前、こちらで書かせて頂いていますのでこちらもご興味あれば↓
参照記事:フェルディナント・ピエヒ氏(1937-2019)について
で、話の続きですが結末はVWがポルシェを合併させ、傘下にいれるということに。そしてそのまま現在に至ります。
今だにまだVW内でポルシェをどうする等の話はちょこちょこ出ているようですが、きっと内部では色々な話が動いているのでしょうね。たぶん(笑)。
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こちらの動画は英語ですが、図もいっぱい入りますから見ているだけでとってもわかりやすいので、約13分お時間があってご興味ある方はぜひ~。