※こちらの記事は以下のブログの続きとなります:
① ポルシェトラックエクスペリエンス・パフォーマンスに参加:PTX 2021
② PTX 2021:【Performance】トレーニング内容
③PTX 2021:【Performance】サーキット走行
PTX Performance走行距離
先日富士スピードウェイの駐車場で開催された砂子塾では、駐車場内のレッスンのみで約80㎞もの距離を走っていました。
では、今回の袖ケ浦フォレストレースウェイでのポルシェトラックエクスペリエンス・パフォーマンスレベルでは、1回のトレーニングで一体どれくらいの距離を走ることになるのかも気になった私。
この日の朝、袖ケ浦フォレストレースウェイに到着してトレーニングがスタートされる直前に、911の距離計(トリップメーター)をリセットしていました↓
1日走り終えたあとのメーターを見てみると…おお。
この日のPTXトレーニングだけでの走行距離は『97.6㎞』!
袖ケ浦フォレストレースウェイでのPTXの良いところとしては、午前中のトレーニングがサーキットの「外周」と「内周」の2つにわけて行われるものがあったことから、各回のレッスンで自分が走ったあとに「Uターンして戻る」ということが出来ないこと。
どういうことかというと、それはつまり1回走るごとに毎回サーキットを1周まわってからしか次の順番待ちの場所にまで戻ることが出来ないのです。
よって、なぜ「Uターン出来ないこと」が良いことなのかというと、それは次の順番待ちに戻る為に、毎回サーキットの中を自分のカレラたった1台で(外周だけとかではあるものの)いっぱい走ることが出来ちゃうから。
楽しかった~。コレ本当に最高でした^^
午後の30分間のフリー走行時もほぼ休みなしでずっと走っていたので、最終的にPTX1日での走行距離はなかなかのものとなったのでした。
やっぱりメカニックさんにお世話になる
前回のPTX参加の際には911が壊れてしまったことから、その時PTXに来て下さっていた都内ポルシェセンター(PC目黒)のメカニックの方に大変お世話になっていました。
そうしたら、今回もまた同じ方がPTXのメカニックさんとしていらっしゃっていたのです。
この再会には嬉しくなって「車、直してもらったので、また懲りずにやってきました~」と、この日最初にお話しさせて頂いていました。
最後に全てのトレーニングが終わった後にも、その方に「今回は壊れなかったので、(メカニックさんに)良い意味でお世話になることがなかったから良かったです^^!」とお話させて頂きました。
…が。
最後の最後にやっぱりお世話になっちゃった。
それがこちら↓ これ、何かわかるでしょうか?
そーなのです、グローブボックスを開けたら、なんとETCが落ちていた~(笑)。そんなことってあるの!
びっくりしましたが、メカニックさんに「ETCが落ちちゃってるのです~!!」とお伝えして、ささっと直して頂きました。
こうして結局、お世話になってしまいましたが、今回はこのくらいのことで良かった^^
前回も今回もありがとうございました!
PTX修了式と授賞式
トレーニング終了後には、朝ブリーフィングをした場所にまた全員が集まり、修了式と授賞式となりました。
それぞれの席には、今回パフォーマンスレベルのPTXプログラムに参加し、きちんと修了したという証となる証書が。
たったこの1つのファイルですが、前回の私には頂けなかったものだったので、今回は無事こちらの証書を頂けて本当に嬉しかったです。
以前、PTXプレシジョンに参加した時には、この証書は参加したら当たり前に頂けるものだと思っていたので、嬉しくはあったもののそこまで「感動」まではしていませんでした(すみません)。
でも「参加(申し込み)したからといって必ず頂けるものではなかった」というレアな体験をした私からしたら(笑)、今回のこの証書の受領は本当にとても感慨深いものでした。
ポルシェジャパン賞
インストラクターの方やポルシェジャパンの方からのこの日の総評や、様々なお話に続いて「授賞式」が行われました。
インストラクターの方が各グループから1名を選ばれる「インストラクター賞」がA~Dグループにそれぞれあり、またそれとは別に参加者全員から誰かしらかが1名ずつ選ばれる各スポンサーの皆さまの名前がつけられている賞がありました(ミシュラン賞、とか)。
ついに最後の1つの賞を残してすべての賞が発表され…あとは最後の「ポルシェジャパン賞」の発表を残すのみとなったのですが、ここでまさかの。
自分にはまったく無関係だと思って、のんびりしていた私が、なんとここで呼ばれてしまったのです。
うそ~!!めちゃめちゃ驚きました。でもすごーく嬉しかった^^
ん。待って。いや、わかっています。わかっているから言わないで!
そうそう、あの、今まで何度となく書いてきましたが、前回の私は黒カレラが壊れてしまって結局PTXに参加できずにいました。だからこその、ちょっとそういうことへの忖度があったんでしょ?って?
わ、わ、わ、わかってる(涙)!
きっとそういう心優しい配慮をして下さったのだろうと思っています(自分に自信がないので、卑屈な捉え方をしてしまってインストラクターの皆様ごめんなさい)。
でもそれでも、もしすべてが本当に「前回の出来事への配慮」であるのなら、テキトウに「懲りずにまた頑張って参加したで賞」とか(なにそれ(笑))作ってくれても良かったわけですよね。
あえて最後の『ポルシェジャパン賞』にまでして頂くことはなかったのでは?と思うと、多少はこの日の努力を認めて頂けたのかなと思って、結局のところは素直に喜んでいます(笑)。
本当に、すごーく嬉しかったです。ありがとうございました!!!
この日、ポルシェジャパン賞として頂いた賞品があるのですが、これについては、また別途ご報告させて頂きたく思います。ふふ。
PTX マスターレベルへの扉
今回このように最大級に素晴らしい、私には身に余りすぎるポルシェジャパン賞というものを頂いたわけなのですが、今回のPTXに参加する前にはまさかのそのような賞を頂くことは想像もしておらず、また目標にさえもしていなかったわけで、でもそんな私が実は「今回絶対に頂きたい」と思っていたものが別にありました。
それが何かというと「次回のPTXではマスターレベルを受講してもいいよ」というインストラクターさんからの「OK」です。
今のPTXは、上位レベルのPTXを受講する前に、その1つ下のレベルのプログラム受講していなければいけなくなっています。例えば、今回のPerformanceを受講する前にはPrecisionの受講が必須、みたいな。
さらには、はっきりと明記されてはいないものの、今のPTXでは各レベルのトレーニング終了後にインストラクターさんたちによって個々の参加者に対してその人への「参加推奨プログラム」が判断され、そこで「次のレベルに行ってもいいですよ」というお墨付きを頂けなければレベルアップすることは推奨されなくなっています。
今回の私の目標は「次のマスタープログラムに行ってもいいよ」という、その「OK」が頂きたかったのです。それが今回の私の1番の目標でした。
そして、結果。
最後に頂いたこの日の成績表みたいなものにあった「参加推奨プログラム」のチェック欄がこちら↓
嬉しい~!Masterレベルにチェックがついてる!!!!もう、これが嬉しくて嬉しくて、本当にとっても嬉しかったです^^
影山さんからも「マスターにも行っていいですよ」と直接言って頂けました。ああもう嬉しすぎて、これは思い返すだけでも眠れなくなる。
それでも、まだまだ自分では「余裕でMasterレベルに参加できる」とは思えていないので、Masterに参加する前にはもっともっと色々と理解を深めていきたいと思っています。
実際、すでにとてもお上手な方でもこの「下位レベルから参加しなければ上に行けない」ことから、今回Performanceに参加されていらっしゃった方もいたのではないかと思います。
実際、サーキット走行ですっごく速い方もいらっしゃいました(湘南ナンバーの方!!凄かった^^!!)。
そういう、すっごい方もさらに増えて、より高度になっていくわけですから、少なくとも周りの参加者の方にご迷惑にならないくらいにはなってから参加したいと思っています。
ポルシェ女子との出会い
もう1つ、今回のPTXでとっても嬉しかったことに「ポルシェ女子との出会い」がありました。
奇跡的に同じCグループに女性が私の他に2名いらっしゃって、トレーニングの合間にちょこちょこお話させて頂いたり、1人の方とはランチもご一緒させて頂いたり。
お2人ともポルシェ911で、一緒にポルシェの話が出来ることが楽しくてしかたなかったです。
途中、ウラカンの話とかにもなったのですが、その時にこの知り合った女性の方が「ウラカンはあのウィンカーが使いづらくて」と言われた瞬間、もう私の感動は振り切れちゃいましたよ!!
「そうそう!あのウィンカー!!」って(笑)。だって、ウラカンのウィンカーがいかに苦手かというような会話が出来て共感できる女性となんて、今まで出会ったことがありませんでしたから。
もう本当に感動しちゃって、限られた短い時間の中でも色々なお話させて頂きました^^
こんな素敵なポルシェ女子の方々との最高の出会いがあったことが今回のPTXではとってもとっても幸せだった出来事の1つです。お2人とはライン交換もさせて頂いたので、コロナが落ち着いたいつかの日には、ポルシェ女子会をさせて頂きたい思っています^^
もうね、同じ同性でありながらも、素敵な女性が911を操られている姿を見ると、本当にカッコ良くて素敵すぎて感動していました。
他にもこの日は、もともとすでに知り合っている方々にもお会い出来てとっても嬉しかったですし、他にも数名の方から「ブログの方ですよね??」とお声がけ頂くことも出来てとても嬉しかったです。
お声がけ頂きありがとうございました^^
1番最初に参加したPTXプレシジョンの時は、参加されている方のことは誰も知らずに参加していたのですが、たった2回目(2.5回目?)の今回のPTXでは、インストラクターさんたちにも、参加者の皆さまにも沢山の知り合いが出来ていることに自分でも驚きました。
こうしてポルシェつながりの素敵なご縁が広がっていくことがとても嬉しく楽しくて、これこそ、ポルシェ911に乗っていて良かったと思えることの1つでもあります。
またしても今回、ポルシェトラックエクスペリエンス・パフォーマンスについてのブログを長々と書いてしまいました。
こうして書かせて頂いているのは自分の記録のためと、もう1つは「PTXっていったいどのような雰囲気で、どんなところなのだろう」と思って「行ってみたいけれどどうしようかな」という方のご参考に少しでもなればと思ったからです。
今回も「Precisionの時のブログ記事を見て、参加してみました」と言って下さった方もいらっしゃって、これは本当に嬉しかったです。ありがとうございます^^
長いようであっという間の1日でした。本当に楽しかった。
朝から遅い時間まで、設営やその他で一生懸命、参加者の為にお時間を使って下さったインストラクターの皆さま、そしてポルシェジャパンをはじめとする運営の皆さまには心より感謝いたします。とても有意義で楽しい幸せな時間を本当にありがとうございました!
家についてからは、黒カレラにもありがとうの時間をとりました。
さんざん走ったあとのカレラの熱の香りといったら、これ以上の麻薬はありません。ふふふ。最後の最後まで911変態。
ポルシェ911とたっぷり遊べる、法定速度とかを気にせずたっぷり走れる、そしてポルシェ911への理解度がさらに深まり、自分の愛車との距離がさらに近づく最高の体験でした。
独学でただ走られるのも十分に楽しいかと思います。でも、やっぱりポルシェを知り尽くされたプロの方に色々と教えて頂いて走るのは、また今までとは違ったポルシェの楽しさが発見できるのではないかと思います。
参加してみようかな?と悩まれている方は、是非参加されてみて下さい。もっともっとポルシェが大好きになっちゃうことと思います。
ああ、もうやっぱりポルシェ911、大好き!!!(言わずにはいられない^^)
ポルシェトラックエクスペリエンス【Performance】記事一覧:
① ポルシェトラックエクスペリエンス・パフォーマンスに参加:PTX 2021
② PTX 2021: 【Performance】トレーニング内容
③PTX 2021:【Performance】サーキット走行
④PTX 2021: 【Performance】その他
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