アメリカでの992型 GT3の価格が発表に
2021年3月31日に、ポルシェが正式に2022モデルのポルシェ911 GT3のアメリカでの価格を発表されました。それにともない、アメリカのコンフィギュレーターでもGT3を作ることが出来るようになり、注文受付もスタート。
アメリカでは必ず車のデリバリーの際にかかる費用があり($1,350)、その金額を含めた本体車両価格は『$162,450』(本日のレートで約1,800万円)とのこと。
この価格は、991.2型のGT3よりも12%のプライスアップ (アメリカでの価格での比較です)。
アメリカ国内でのデリバリーは2021年秋頃からとなるとのことです。
ポルシェ911における2022年モデルからの変更
今回、992型の2022年モデルGT3の受注受付開始と価格発表と同時に、その他の992世代ポルシェ911のモデルたちの新しい価格も発表となっています(すべてアメリカのこと)。
新しい価格はこのページの下にありますので、ご参照下さい。
そして、2022年モデルからの違いとしては、10.9インチのタッチスクリーンディスプレイを兼ね備えたPCM (ポルシェコミュニケーションマネジメント)の拡張。
ポルシェタイカンで最初に導入されたものがベースとなっていて、レイアウトとパーソナライズすることにおいて柔軟になり、シンプル化されたインターフェース。
…って、2021年モデルとどう違うのでしょ?
アップデートされたシステムはコネクションサービスがトライアル期間として3年間無料(今までは1年間無料だった)に。そして、3年がたったあとは、サブスクリプションベースでのサービス購入となるそうです。
アップルカープレイもこの無料トライアル期間対象(有線でもワイヤレスでも)。さらにはポルシェで初となるアンドロイドオートにも対応。
え、そうなの!!いいな~、アンドロイド対応。…と言いつつも、つながったからといって何が出来るかよくわかっていないのですが^^
他にもデジタルラジオへの対応等々あるのですが、あまりにアメリカ仕様のお話っぽいのでその辺りは割愛致しします。それら内容の詳細は、このページ下の関連記事の公式サイトにて確認できます。
あとは、911カレラ、タルガ、ターボモデルにおいては、PDK車であればオプションでリモートパークアシストが利用可能になるとのこと。つまりは、車の外からスマホを使ってポルシェを駐車スペースに出し入れすることが出来るというもの。
とりあえず、今回発表になった内容はすべて「アメリカ仕様」の2022年モデルについてのこととなりますので、日本仕様とは違う可能性がありますのであくまでもご参考までに^^
以下が今回発表されたアメリカでの2022年モデルの改定された新しい911価格リストとなります:
モデル名 | 2022モデル車両本体価格 |
911 Carrera | $101,200 |
911 Carrera Cabriolet | $114,000 |
911 Carrera 4 | $108,500 |
911 Carrera 4 Cabriolet | $121,300 |
911 Carrera S | $117,100 |
911 Carrera S Cabriolet | $129,900 |
911 Carrera 4S | $124,400 |
911 Carrera 4S Cabriolet | $137,200 |
911 Targa 4 | $121,300 |
911 Targa 4S | $137,200 |
911 Turbo | $174,300 |
911 Turbo Cabriolet | $187,100 |
911 Turbo S | $207,000 |
911 Turbo S Cabriolet | $219,800 |
911 GT3 | $161,100 |
同時に新型ポルシェ911 GT3の新しい動画も公開されました:
出典:
◆ (公式)2022 Porsche 911 announced: 911 GT3 pricing, enhanced tech and new options across the range
◆ The 2022 Porsche 911 GT3 Comes With a $20,000 Price Hike But a Lot More of Everything