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→ 第2回 ポルシェ ザ・ラリー アメージングモーメント2019 まとめ
2019ポルシェ・ザ・ラリー アクティビティ
2019ポルシェ・ザ・ラリー1日目の走行の続きです。
4つ目のチェックポイントであった「河口湖オルゴールの森美術館」から、続いてのチェックポイントである「富士スピードウェイ」を目指すことになります。
まずはオルゴールの森美術館から、駐車場に戻ってきました。お、白のポルシェたちが3台一緒になってる。富士山もうしろの方に~。
ここから富士スピードウェイまでは、私が運転することにしたので、ペースカーのうしろに他のエントラントさんに入って頂いて、私の最初の走行はのんびり行こうと思っていたのですが、出発時間になってもなかなか他の方が戻られないこともあり、結局ペースカーのうしろに^^
あ、ちなみにこういう駐車場に停める時も、私の場合は「ポルシェ911GT3の素敵なディフューザーをぶつけちゃうかも」という心配が一切ないのです。
そう、こちらのポルシェ911 GT3 991後期型、安定の「ディフューザー取り外し車」です^^↓
参照記事: ポルシェGT3のディフューザーをはずす!!
出発前に、こういった駐車場にも色々なところに設置されたポルシェの旗を眺め「なんだかいいな~」と、のんびりしていたのですが…。
そうしていると、その先に、す~っと入ってこられたのは、Bグループのペースカーである新型ポルシェ911。
ゲンチアンブルーメタリック、とっても綺麗な色で、自然の中を走るゲンチアンブルーメタリックの992を見ることが出来て、なんとも幸せです。
では、出発。
ペースカーを運転される方に「次の区間は、私が運転するので、ちょっとだけ(今までより)ゆっくりめに行って頂けると嬉しいです」とお伝えしたところ、町中で信号が黄色になる時などにも、今まで以上に早めから止まってくださるとか、大変ジェントルな走りにして下さいました。
ドライバー様、大変紳士な方でした。ありがとうございました^^
…といっても、翌日の2日目は(私が運転する、とかは一切告げずに)まったくもって容赦なく走って頂き、それはそれでめちゃめちゃ楽しかったです!…またそのあたりは、2日目についてのブログで。
富士スピードウェイは現実の世界
富士スピードウェイ(FSW)が近づいてきて、私達が入場するのは東ゲートからだったのですが、その前に通った西ゲートのところで、まずはガソリンを入れました。
FSWのあとは、もうホテルに向かってゴールとなってしまうので、ここで給油しておくと、翌日にも備えられて良いですよ、ということだったので。
ばっちり給油完了し、FSWに入ります。事前に頂いていた通行証を見せて入場です。
なんだかFSWに来ると、「あ、いつものところに来た」みたいな感覚になるので、一瞬ラリーであることを忘れました。
スタンプを押して頂くという行為がなかったら、本当にもう、FSWに入った瞬間から、違うイベントに来た気になってしまっていて、ジムカーナ場についても、やっぱり違うイベントな気がしてしかたなかったです。
FSW、我が家にとっては「ポルシェラリーの夢の世界」よりも、より「現実の遊び場」という印象が強すぎるみたい^^ いや、これは我が家の問題(笑)。
そういえば先日、唐突に子供から「今度、また富士スピードウェイ行きたい!」って言われて、なんていう嬉しいことを言ってくれるのかと思い「ホントに??いいよ、いいよ、行っちゃう?」って言ったら「うん!またライオンさんにエサあげたい!」って言われました…いや、それ、富士サファリパークだし。
あ。すみません、ラリーに話を戻します(笑)。
さて、でもでも、やっぱりFSWに来ても、ポルシェのラリーであることは忘れずに、ちゃんとスタンプを押して頂きます。
ここではお世話になっているポルシェセンターの私の大好きなお姉さんともやっと遭遇することが出来て、またお会いした時に、ついついはしゃいでしまいました。ホント、こういう「やっと会えた!」感が嬉しい。
スタンプもだいぶたまってきました~。
FSWでのジムカーナ・アクティビティ
スタンプを押してもらったあとは、さっそく今回のラリーにおける唯一のアクティビティである「ジムカーナ」が始まります。
ジムカーナとは、当日その場で発表されるコースレイアウトを、コースを間違えないように走り、そのタイムを競うというもの。
ただ今回は、前回のラリー同様、一般人向けのあくまでも楽しむためのアクティビティであったので、ジムカーナのコースレイアウトは事前に通知されており、また前回に比べて非常に簡単なものにして下さっていました。
今回の2019年ポルシェ911ラリーでのジムカーナのコースレイアウトはこちら↓
いやいや、私が言うのもなんですが、かな~り簡単になりました。いわゆる広場トレーニングとかでよくありそうなコースレイアウトというか。
このレイアウトを見て思ったことは…ホントに「あ、いいな~、このコースだったら私もやってみたい」でした^^
ちなみに前回のジムカーナコースは、事前に知らされていたにしても、めちゃめちゃ(一般人には)難易度高かった!
下のコース図の左が2018年、右が今回2019年のものです↓。明らかに難易度が違うぅ。
今回も時間の関係から「ドライバーか、コドライバーのどちらか1人のみ」のアクティビティ体験だったので、夫に走ってもらいました。
夫いわく、確かに昨年の方がコースは難しかったものの、昨年はコース上にコーンを沢山置いていてくれたので、ある意味わかりやすかったけれど、今回はコースがシンプルな分、コーン配置も少なかったので、一瞬「あれ、どっちだっけ?」ってなることがあったそうです。
それでも、今回もまたコースミスすることなく完走出来て良かったと思います。
プロドライバーの方が、このコースを992で走られて、そのベストタイムが27~28秒台というお話だったのですが、夫はぶっつけ本番のたった1回、しかも初めてのGT3でのジムカーナ体験で、タイムが29秒台(29秒31)だったので、悪くないのでは?どうでしょう。
…まあ、もし私が走っていたら、28秒台だったと思いますけどね(←大ホラ吹き(笑))。
ジムカーナ参加の前には、プロドライバーである山野直也さんが、コースやルールなどについての説明して下さるブリーフィングタイム。
山野さんには、昨年のこのジムカーナ・アクティビティで同乗走行させて頂き、とっても楽しませて頂いた思い出があります。また久しぶりにお会い出来て嬉しかったです^^
そして、今回は山野さんではなく、久保凛太郎氏 & 堤優威氏の2名のプロドライバーの方が、新型ポルシェ911で、同乗走行(ジムカーナタクシー)をして下さることになっていました。
ジムカーナをするにあたり、ヘルメットの着用が必須です。
ヘルメットに関しては、持参された方もいらっしゃれば、こうして貸し出し用も用意されていたので、この場でお借りして利用することも出来ました。
新型ポルシェ911 (992型)のジムカーナ走行
まずは、プロドライバーの方が、デモンストレーション走行をして下さいます。
もう、いきなりこんなに早い時期から、新型ポルシェ911が本気で走っているところを見ることが出来てとっても幸せです。
うーん、カッコイイな~。911が走る姿、本当にカッコイイ。何度見ても、やっぱりイイ!
というわけで、ジムカーナ走行スタートです。
そう、今回のジムカーナアクティビティは「ドライバー以外に、もう1人助手席に乗っていてもOK」ということだったので、夫が走る時に私も助手席に乗ってみました(あ、もしかして私が乗らなかったら、0.5秒くらいはタイムが縮まってたのかな(笑)?)。
スタート位置について、もうここは「ローンチコントロールするしかないでしょ!」と、ローンチスタートで。
こちらがポルシェ911 GT3で走った、ジムカーナ走行の動画です↓。
途中「あれ、ここまで行っていいの?」という、ちょっとした迷いがある走行となっているようですが、ぶっつけ本番の1回だけのものなので、ご愛嬌ということで^^
夫の走行が終わり、そのあと数台がジムカーナ走行をされたあと、また後続のエントラントさんの走行準備が出来るまでの隙間時間を使って、プロドライバーの方が助手席にエントラントを乗せてジムカーナ走行をして下さるという、同乗走行(ジムカーナタクシー)が行われました。
もちろん、私も乗らせて頂きました!今回、私が乗らせて頂いたのは、こちらのマイアミブルーのポルシェ992。嬉しすぎる~!!
ヘルメットをお借りして、ドライバーの方に「動画撮ってもいいですか??」と許可を頂き、シートベルトもしっかりしめて、準備オッケーです。
もうね、992に乗りこんでから、「(出発しても)大丈夫ですか?」と確認して下さったドライバーさんに、またしても完全に舞い上がっている私は「はい!大丈夫です!…で、あの、スタートする時、ローンチコントロールでスタートしてもらえたりします??」と、お願いしちゃいました^^
ドライバーさんも、一瞬「え?」となりながらも、笑いながら「いいですよ!」と快諾してやってくださいました~。
んーーーいきなり、992でのローンチ体験!!
もう、これ、最高と言わずになんというのでしょう。最っ高!ありがとうございます~。
さて、こちらが私が乗せて頂いた時の、プロドライバーさんによる新型ポルシェ911でのジムカーナ走行の動画です。※こちらスマホ撮影なので、さきほどの動画(GoPro撮影)より音が少し大きいです。↓
昨年の私は、まだ「きゃ~!」と楽しめていたのですが、今回の私は、やっぱりもう完全に「学びモード」(笑)。
昨年のラリーから、今回のラリーまでの間に、自分も911カレラで何度かこういった走行をさせてもらっていることから、もう全然、こういう場で911を走らせることへの捉え方が違います。人って1年ちょっとで本当に変わるのですね^^
完全に「わー、ここくらいから、こんな一気にブレーキするんだ!」とか、プロの方の走り方を、実際に体験しながら学ぶことが出来て、本当にもう、こんな贅沢な時間はない!という感じ。
それにしても、992を本当に綺麗~にすべらせていて、もうさすがとしか言えませんでした。凄い~。
走行が終わったあと、優しいドライバーさんが「大丈夫でした?気持ち悪くなったりしませんでした?」と気をつかって下さったのですが「大丈夫ですー!最高に楽しかったです、ありがとうございました!」と興奮して返答する私…なのですが、実は頭のなかでは「うわー、もう、今すぐこれ、私も走ってみたい!」と思っていたとは、ドライバーさんも思わなかったことでしょう…。
めっちゃくちゃ楽しくて、ドライバーさんの走行も最高、ポルシェ992も最高、ラリーも最高、ぜーんぶ最高で大喜びで、とりあえず記念撮影。ボカしていますが、興奮状態が伝わるでしょうか^^
ドライバー様、最高の時間をありがとうございました!
ジムカーナ走行を終えたら、ここからはもう1日目のゴール兼宿泊するホテルに向かうだけです。
ペースカーの出発を待たずに、ホテルに戻る人は戻ってしまって良いし、ジムカーナに参加されなかったエントラントさんたちが待たれていた場所(ちょっとした飲み物、お菓子等があったそう)に行っても良いし、ということでした。
私たちは、夕食前にちょっとでもホテルでゆっくり出来れば、と思ったので、早々にホテルに向かうことにしました。
FSWのゲートから出て帰る時ですが、こちら、めちゃめちゃ小さいですが、運営の方(わかります(笑)?)が遠くに小さくうつっているのです。
こちらも知っている営業さんだったので、窓から「ばいばーい!」と、また最後の最後まで、喜んでしまいました^^
ホテルまでの道のりは、ペースカーも他のエントラントさんの911たちもいなかったので、なんだか変な感じ^^
ではでは、いよいよポルシェ・ザ・ラリー2019の1日目のゴールまであと少し。
続きます~。