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→ 第2回 ポルシェ ザ・ラリー アメージングモーメント2019 まとめ
2019年ポルシェ ザ・ラリー1日目のルート&チェックポイント
2019年10月26日(土)朝8:30に、御殿場のタンタローバ・デル・ミュゼオをスタート地点に始まった、ポルシェの「The Rally -Amazing Moment- Featuring Mt.Fuji」。
今回の第1日目の走行ルートは以下の通りです。
タンタローバ・デル・ミュゼオ・ガーデン
(スタート地)
↓
水ヶ塚公園
(チェックポイント)
↓
まかいの牧場
(チェックポイント)
↓
道の駅しもべ
(チェックポイント)
↓
Kingswell
(ランチ)
↓
河口湖オルゴールの森美術館
(チェックポイント)
↓
富士スピードウェイ
(チェックポイント+アクティビティ:ジムカーナ)
↓
富士マリオットホテル山中湖
(1日目ゴール)
決められたルートを、事前に配布されている「コマ図」通りに進んで走り、各チェックポイントごとにスタンプを押してもらうというスタンプラリー形式。
待ちに待った第2回目のポルシェ911のラリー・イベントです。
ラリー前日は、ありえないほどのどしゃ降りの豪雨だったわけですが、さすがラリーの参加者・運営の皆様は、前回もそうでしたが、確実に皆さま「何かを持っている」のです。
普段の行いが良すぎるとも言うのでしょうか…本当に、2年連続でポルシェのラリー開催日は、これでもかというほどの良いお天気となりました。神様、ありがとうございます。
前日の豪雨が嘘のようで、ラリー当日の朝、起きて目の前に広がっていた景色は、このような綺麗な富士山だったのでした。なんという末広がり。↓
雨予報が続くお天気のなか、ラリー開催の2日間だけばっちりと雨を避け、快晴のお天気と、今まで何度となく見てきた富士山の中でも、この日が最も綺麗に見えていたのではないかと思えるくらいの、綺麗な綺麗な富士山を景色にラリーを楽しむことが出来ました。
ポルシェ・ラリー当日の早朝にしたこと
さてさて。そんなラリーのスタート地点に集合する前のことです。私にはやるべきことがありました。
そう、それは…朝、ミュゼオ集合が7:15~だというのに、朝6時台に御殿場の町を走り…あああ、幻のような1987年製のポルシェ959に遭遇しながら…、そう、わざわざラリーの直前に私が御殿場でやったこと。
それは。
そうです、もう、これしかありません、ポルシェ911 GT3の洗車です(笑)!私が「やるべきことがある」といったら、だいたい洗車なのです^^ どういう生活。
でも、それしかないでしょう。
だって、凄い雨のあとを走ってきたのです。水たまりもあったし、私の白いGT3には、泥はねや、また高速を走ってきたことで虫さんたちがついていたり。
いや実は、もともと前夜祭に参加しようと思っていた時から、前夜祭の前に御殿場についたらまずは洗車しようと決めていたのです(え?変?)。
高速を雨の中走ってきたら車が汚れることは必至だったので、御殿場についたらとにかく前日に洗車して、翌日のラリーに備えようと思って、事前に御殿場の洗車場の場所も調べてありました^^
もちろん、愛用しているカークランドの黄色のマイクロファイバーも、洗車用に家から何枚か持参しています。ああもう、これは変といわれてもしかたないかも^^ …って、違います、ポルシェへの愛です、愛!
結局、前日の予定が狂って御殿場到着が夜中になってしまったことから、急遽予定を変更し、ラリー当日の朝に洗車することにしたのです。
見て下さい、わかります?肉眼で見ると、結構泥はねしています↓
可愛い我が子を人前に出す時、汚いままでは出せません。あ、我が子なの?彼氏じゃなかったの?
いや、あのポルシェ911が私にとってどういう存在なのかいまだにわからないのですが^^、とにかく自分の大好きな愛車をラリーに参加させるのに、汚いままだなんて、私には耐えられません。
↓汚れが見えるように写真のコントラストあげてみました。
霧がかかる御殿場で、朝の6時台からポルシェの洗車。
綺麗になっていくGT3を見て、幸せを感じる朝でした。
完っ璧!綺麗になりました~。
さすがに全部をふき取る時間はなかったので、窓とサイドミラーのふき取りだけして、あとは自然に水を飛ばして乾燥することに。このあと沢山走るので、乾くだろうと見越して。
あ、あとはこういうドアシルの樹脂部分などは水滴跡が残るので、樹脂部分だけは拭き上げておきました。
洗車を終え、大満足でぴかぴかになったGT3と共に、ラリー・スタート地点であるミュゼオに向かいます。洗車場からすぐです。
とても懐かしい、昨年のラリーでも何度となく見たポルシェの旗が遠くに見えてきます。
着いた~!
集合時間に遅れることなく、無事、ミュゼオに到着。
敷地内に入っていくと、さらに奥の芝生エリアに行くように誘導されます。
沢山の運営スタッフさんたちが待ち構えていてくれて、丁寧に指示を出して下さいます。
誘導されるがままに、ミュゼオの芝生のお庭に向かうと、すでに結構な数のポルシェ911たちが集まっていました。
朝の光のなかに911がたくさん。素敵すぎる光景。
どんどん集まってくるポルシェ911たち。すべてが911なことが不思議であり、でも、それが当たり前にも感じ、とにかくもう、集まってくるポルシェさんたちが可愛くてしかたない^^
みんなが、このポルシェの旗を目印に「集まってきたよ~、さ~ラリー行こうよ~」と、わくわくしているように見えました。え?妄想はいってる(笑)?
でもでも、自分の車を見ても、やっぱり楽しそうに見えちゃうのです。
他のエントラントさんたちのポルシェたちも、きっとオーナーのワクワク感を感じ取って「今から、何か楽しいことが始まるに違いない!」って気づき、楽しんでいてくれたように見えました。いや、ホントに。
車を駐車した時点で、車検証や免許証など必要書類の確認がありました。これ重要、重要。
書類不備もなく(書類不備があったらラリー参加できませんよ、と言われていたので、何度となく確認してから家を出たのですが、それでも最後までどきどきしちゃった^^)、ラリー参加OKとなったあとは、とりあえず、車を停めさせて頂き、ミュゼオのレストラン内に入ります。
2019 ポルシェ・ザ・ラリー受付
こちらに入って、まずは受付。名前とゼッケンナンバーを伝えます。
参加登録が確認されると、この場で今回のラリーで使用するスタンプを押す為の台紙を頂くことが出来ました。
また後述しますが、昨年度の冊子タイプのスタンプラリー台紙とは変わって、とても素敵なファイルに入れられた1枚のスタンプラリー用紙へと変わっていました。
受付の場には、新型ポルシェ911であるマイアミブルーの992型も展示されており、さらにはそのバックには綺麗な富士山という眺め。絵になりすぎる。
さらには、車に貼る為のゼッケン3枚もこの場で頂きました。フロントに1枚、左右のサイドに各1枚ずつ貼る為の、合計3枚のゼッケンです。
昨年のエントラントさんたちの会話としては「前回のゼッケンより、今回のゼッケンの方が貼りやすくなった」というものがありました。
昨年のものとは違っていたのかな。とにかく、今年のものの方が貼りやすくて良かったようです。
ポルシェ911ラリーでの朝食
今回のラリー、事前説明会で「ラリー当日の朝は、ミュゼオでブレックファースト・ボックスをご用意しています」と聞いてはいたのですが、それでも、昨年の代官山のT-Siteからのスタート時では、スターバックスのコーヒーの他には、フィナンシェが頂けたくらいであったことから、今回もエントラントさんたちは「そうはいっても、朝食はちゃんと自分たちで食べてこなければ」と思った方が多かったようです。
でも!今回のラリーの朝食は、想像以上の朝ごはんが用意されていました。こちらが朝食ボックス↓
じゃーん。
開けると中にはサラダと、カツサンド。一見、小さく見えますが、このカツサンドがなかなかボリュームあって、全部食べたら相当おなかいっぱいになる感じでした^^
他にも、コーヒーなどの温かい飲み物の他、ミネストローネのスープに、フレンチトーストまで用意されていて、もうエントラントさんたちからは「えーー、さっきおにぎり食べてきちゃったよ!」「もう食べられない」「こんな立派な朝食が用意されているとは」という声が聞こえてきたくらいでした^^
朝から、綺麗な富士山とカッコイイ911たちを景色として眺めながらの、素敵な朝食。
気候も良くて、外で頂く食事はなんとも優雅でした。今からポルシェで走りに行くとは思えないほどの、ゆったりした時間。(あとから考えたら、これこそまさに嵐の前の静けさ(笑)?)
そして、ゆったりしつつも、そこに現れるエントラントさんたちに出会うたびに「あ!お久しぶりです!」「お揃いの恰好、素敵ですね」など、エントラント同士のやりとりが発生するので、笑顔がたえることのない、本当に素敵な朝の始まりとなっていました。
私ももう、この場でエントラントさんとお話を始めてしまうと、とまらなくって、出発までに時間が足りなすぎる!っていうくらいに感じました^^
エントラントさんとお話するのに夢中で、出発ぎりぎりまでゼッケンを貼ることも忘れちゃっていました。何しにきてるの、私(笑)。
こちらの黒いファイルが今回のラリースタンプ台紙が入れられているファイルです↓。黒色のファイルにラリーのロゴが押してあって、素敵です。
そしてゼッケンと、「お土産とかを入れて下さい」といって頂けた、ポルシェのバッグx2つ。
あとは小さい封筒があったので「なんだろう?」って思ったら、中から出てきたのは、こちらのネームタグでした。
昨年同様に、ただ「Porsche ラリー」とか書いてあるのではなく、1枚1枚にそれぞれのエントラントの参加車両である、各自の911の写真とそのモデル名、年式、そして各エントラントの名前が記載されているという、本当にもうエクスクルーシブなものです。
基本的に、ラリー参加時はこのネームタグを常に首からさげておくことになります。
そうそう、あとはこの朝食と共に、こちらのボトルも頂けました。可愛すぎるでしょ~!!!白と黒が1本ずつで、中にはコーヒーが入れられていました。いたれりつくせり。ありがとうございます^^
それにしてももう、本当にこのボトル可愛すぎる。
ラリー開会式
さて、朝7:15~が集合時間となり、8:00から開会式です。
ちなみに朝8時までに受付されなかった場合は「リタイアとなります」と言われていたので、これまたドキドキでした^^
朝8時になったので、皆さん集まっての開会式が始まりました。
第1回目と同じく、株式会社エクセレンスインターナショナルの藤田会長のご挨拶(開会宣言)から、ポルシェ・ザ・ラリー・アメージング・モーメント2019はスタートです!
開会式も無事終わり、あとは出発を待つだけとなりました。第1日目はAグループ→Bグループ→Cグループの順番での走行となります。
まだゼッケンを貼っていない人なども、この出発までの時間を使って、ゼッケンを貼ります。
ゼッケンをつけられたポルシェたちは、なんともりりしくなって「今から、イベントなのですよ!」というやる気モードに入るような気がします。
ポルシェ911 ラリーペースカー
こちらが、今回のペースカーたち。
まずはAグループを先導してくれるペースカーである2016年式911ターボ・キャララホワイト。今回のラリーでは、私達の車はこちらのペースカーと大変楽しい時間をすごさせて頂きました^^
そして、Bグループを先導してくれる2020年式911カレラ4S・ゲンチアンブルーメタリック。そう、新型ポルシェ911です。すごい!
ちなみに今回参加されたエントラントさんでも、1台は992がいらっしゃいました。凄すぎる~&992と一緒に走ることが出来て嬉しすぎます^^
ポルシェのクラシックカーのグループである、Cグループを先導するのは、やはりクラシックカーである1994年式911カレラ・ガーズレッド。
ペースカーもクラシックだなんて素敵なはからいです。
ペースカーの他にも、運営の方々のお車たちも沢山出動されます。パナメーラや、カイエンなど。
それらには運営スタッフさんたちが乗っていたり、メカニックさんが乗っていたり、何かあった時の為には、ローダーも出されています。
こういうバックアップ環境も整えられているので、安心してラリー参加することが出来ているわけで、特にクラシックカーに乗られているエントラントの方などは大変心強かったのではないでしょうか。
運営の方のお車たちも、富士山を背景にホント、絵になっちゃう。かっこよすぎるでしょ!!
さあ、本当にいよいよ出発です。8:30amのスタート。
下の写真に見える、道沿いに2つたっている四角いところがスタート地点。ゴールにも、同じものが設置されます。
私の今回のラリー参加車であるポルシェ911 GT3も、ばっちり洗車され、ガソリンも満タン、ゼッケンも貼られて、準備完璧!
今回のスタートでは、出発する時点で、その出発するエントラントの車(モデル/年式)の説明と、エントラントの名前以外に、担当営業さんの名前もアナウンスされての出発となっていました^^
私は最初の方の出発だったので、ほとんど他の方のアナウンスを聞くことが出来ませんでしたが、他のエントラントさんの出発を眺めていたのなら「あ、同じ営業さんのお客さんなんだ」と知ることが出来て、よりエントラントさんたちとの親近感を感じられたかもしれないな~と思いました。
ラリーの出発で興奮している私は、もうそんなアナウンスを車内から聞きながら「そうそう、このGT3さんはxxさんが担当してくれている車なのですよ~!いいでしょ~(←意味不明(笑))」と、嬉しくなりながらスタートしたのでした。
スタート地点を越して、そのままミュゼオから出る道路の方へと向かったところ…ミュゼオを出る直前には、真正面に綺麗な富士山が待ち構えていてくれました。The Rallyのサインと富士山。
さらにはこの場には、これまた昨年のラリーのスタート時に「エンジンスタート」のサインを出して下さった営業さんがいて、今回もまたスタートの誘導をしてくれたので、なんとも嬉しかったです。
ホント、いつもの通り満面の笑みで送り出して下さいました。ありがとうございます。
フューチャリング・マウント富士:ポルシェラリーは富士山と共に
いよいよスタートした第2回目のポルシェ911のラリー。The Amazing Moment Featuring Mt.Fuji。その名にいつわりなく、ばっちり富士山がずっと一緒にいてくれました。
前回のラリー、あまりに素敵すぎて、終わったあとに「このラリーにアメージング・モーメントという名称を付けられた方は凄すぎる。本当にアメージング・モーメントになることが事前にわかっていたかのよう!」と感動していたのですが、今回もまた「Featuring Mt.Fuji」という名称をつけられた方、本当に凄すぎます。
ここまで富士山が一緒になってラリーを楽しませてくれるとは。そのことが、まさにまた、2019年のラリーの名前をつける前からわかっていたかのようです^^
ラリーは始まったばかり。チェックポイントでスタンプを押していく台紙もまだまだスタンプはゼロの状態。
絵が描いてあるところは、立ち寄ったりするところではあるものの、チェックポイントとしてスタンプを押す必要がないところなので、丸い白い円になっているところに、これから順番にスタンプを押しながら、ラリーを進めていきます↓。
ラリースタート地点のミュゼオから、私自身がとてもお世話になっている大好きな営業さんをはじめ、もう皆さん大好きすぎる沢山の運営スタッフの皆さまにもお会いすることが出来、懐かしいエントラントさんたちとの再会もあり、とにかくもう、幸せいっぱいのスタートとなりました。
これからまた、エントラントの皆さまと一緒にポルシェを走らせるのも楽しければ、チェックポイントに行くのも楽しみなのですが、さらに私の密かな楽しみの1つは「知っているポルシェセンターのスタッフさんたちに出会うこと」もあったので、まだまだこの日、出会えていない(または1度出会った人でも次のチェックポイントとかで再会する)知っている運営スタッフの方を「どこにいるのかな?」と探しつつ、お会いするのも楽しみの1つでした。
では、ついにラリースタート^^!