目黒にあるホテル雅叙園東京に行ってきました。以前、サイズ的にはOKなのにフェラーリの駐車をお断りされてから、毎回初めてフェラーリで訪れる場所には、車を駐めさせてもらえるか、ちょっとドキドキする私たちです…貫禄ゼロ(笑)。
この日も、ホテルなんだから大丈夫…とは思いつつ、恐る恐る雅叙園へ。ここに来るのは、本当に何年ぶり??かわらないくらいぶりです。もう中も全然覚えていません…。
さて「地下駐車場はこちら」みたいな指示にしたがって、地下の駐車場へ。なかなか広そうなので安心して進んでいくと、そこには沢山の平置き駐車場が。これならまったく問題なく大丈夫です!こんな感じ。
というわけで、カリフォルニアTなら普通に来て、ホテル雅叙園東京になら駐められることがわかりました。一安心です。今後、どなたかのご参考になれば(笑)。
車を無事、駐めることが出来たのでホテルの中に入ります。こんな感じでした。いや~、昔来たことあるのに、一切記憶にない!
女性同士が沢山お茶されていて、確かに女性同士でお茶するのに素敵なスポットかも、と思いました。そしてお昼間なので、男性はほぼいない…。目黒という土地柄か?雅叙園だからか?お昼間のホテルのカフェ、レストランはほぼ女性Onlyでした。
私も一応そういう「女性」の1人なのですが、ホテルでお茶しておしゃべり~…よりも、興味があって来たのはこちらです。同じホテル内でも、まさに真逆の「男性ばかりの場所」につっこんでいく感じです(笑)。
そう。行ったのは日経BP総研イノベーションICTラボ主催の「ビジネスVR/AR カンファレンス2018」。子供のお迎えの時間の関係で、最初の2.5つ分のセミナーのみの参加でしたが、なかなか面白かったです。
※私の歩んできた仕事上、こういう最先端技術とかのセミナーに出たり、聴講したりすることに抵抗がないというか、逆にどちらかといえば好きなくらいです…。
VR/AR/MR (あとSR)はなんとなくわかっていても、私からしたら、やっぱりまだまだ全然知らない世界だったので、いったい今、これら分野がどのようになってきているのかを垣間見ることが出来た気がします。
興味深かったのが、トヨタ自動車さんのエンジニアリングIT部主幹の方がプレゼンされた「トヨタが取り組むMixed Reality(複合実現)を活用した生産現場の革新」。
トヨタ以外ではあまりまだ知られていないかと言われる、トヨタ内でのつらい組み立て作業の負担軽減の為の判断・決断にMixed Reality(複合実現/MR)を利用している、というお話です。過去記事ですが、ざっくりこんな感じ。
トヨタさん内でも、もうこんなにMRが浸透しはじめているんだ!と、驚きでした。しかもMRを利用する工場の方々はマウスやキーボード操作でさえも不慣れな方々なんだとか。
そのようなパソコン、タブレット操作でさえ苦手な方々がそこまで抵抗なく、バーチャルな世界を利用していけるのは、これが「VR」ではなく「MR」であるということがやはり、とっかかりやすいポイントだったようです。
私のつたない知識で簡単にまとめます。専門家の方からみて違うこと言っていたら、ご指摘お願い致します。
VR: Virtual Reality (仮想現実)
閉じた没入型の3Dの世界。◆VR機(ヘッドマウント)を装着すると、そのVRの中の画像しか見えないですよね?そのうえでの仮想現実。映画「レディープレイヤーワン」で使われていたゲームのシステムがまさにVR。
AR: Augmented Reality (拡張現実)
デジタル情報が挿入された現実の世界。◆あくまでも「現実」がメインであることが、VRとの大きな違い。わかりやすい例がポケモンGO。スマホ画面に映し出された「現実の世界」に、バーチャルなポケモンを表す…という、現実主体にバーチャルを入れ込んでくる拡張現実がAR。
MR: Mixed Reality (複合現実)
ハイブリットの世界。◆ARと同じく現実の世界を主体としているものの、そこに写し出されたバーチャルなCGを実際に操作したり、回り込んで見てみたり、ということが出来るものがMR。つまり、ポケモンGOでは現実世界にポケモンが写し出されるだけで、そのポケモンに実際に触ってみたり、ポケモンの裏側に回り込んで、しっぽを持ち上げてその下を確認したり、とかは出来なかったですよね?これがMRでは可能になっている、と言えばなんとなくわかるでしょうか。
SR: Substitutional Reality (代替現実)
まだ私があまり学んでいないので飛ばします(笑)。
BMI: Brain Machine Interface
ついでにこちらも書いておくと、この日プレゼンされたうちの1人の方が、VR,AR,MR,SRなどに続く先がこのBMI技術などかも、と話してしました。いわゆる、脳などにチップを埋め込んで何かしらのことをする技術です。怖い…。
というわけで、TOYOTAが採用しているMRでは、実際の現場(現実)の世界でありながら、目の前にあるバーチャルなエンジンや車パーツなどを見たり、触ったり、作業しながら、遠隔にいる他社員たちとその作業内容等を共有することが出来るので、作業する方たちからしても、とても入りやすい仮想現実での作業となっているようでした。
いや~、スゴい世界がもう目の前まで来ているのですね~。そして、このトヨタの方、外見からは使いそうもない可愛いフォントでのプレゼン資料(笑)。人は見かけによりません。
そのあとの他の方のプレゼンで「すでにVR等を導入されている企業さんたちが沢山います」と紹介された時に、その企業さんたちのものと思われる現場写真たちが、ばばば…っと何枚もまとめられたものが一瞬写されたのですが、その中の1つのパソコン画面に開かれていたのが、たぶんマクラーレンの車体だったのを、私、見逃しませんでした(笑)。なんでしょうね?
さて、VRとかについてちょっと学んで好奇心が旺盛になったところで、子供のお迎えがあるので帰ります。そこで、駐車場代を払わないとなのですが、止めていた時間からして1,400~1,750円くらいかかりそうです。そこで夫が「3,000円以上買うと3時間無料になるから、ただ駐車場に払うなら、何か3,000円買った方が良くない?」というので、ホテル内にあるケーキとか売っているお店で、お買い物。
といっても、欲しいものがなく(笑)、実用性を求めると冷蔵のシュウマイがあったので、子供のおかずにでもとシュウマイを2箱。それでも3,000円に行かないので、夫と私のおやつにケーキを2つだけ追加しました(←子供には買わないという…あくまでも駐車場代のため(笑))。なんだかんだ4,000円近くなりました(涙)。
…と、お会計の時に目に入ったのは!!これ!!↓ なんと。「2,000円以上で駐車場3時間無料」でした~!!!うわーー無駄にケーキまで買っちゃった~(涙)。シュウマイ2箱で十分だった~!
こちら↓が、帰ってから頂いたケーキたち…。美味しかったですが…これ買わなくても、駐車場無料になったのに…(笑)。というわけで、ホテル雅叙園東京に行かれることがある方は、2,000円以上の利用で3時間無料ですので、お忘れなく!!それにしても、ケーキはとっても美味しかったです…。美味しくって幸せになれたので、まあ、いいか~。
(少し無駄に払った感がやはりちょっと悔しくもありますが(笑))駐車場も無事、無料になって出庫。気温が30度を超えていて、晴天の日だったので、私はもう車はオープンにはせず、クーラーで涼しく快適に帰るものだと思っていたら…「開けるよ~!」と、オソロシイ一言が。「えええええ、やだ!!」と言ってみるものの「開けようよ~」と、オープンに。暑い~!!!…けど、まあ高速はなんとかなりました。一般道は真夏は厳しいですね~。
でも、夫はオープンに出来る車に乗ると、常に可能な限りオープンにする派なので、ここはもう今後もかなり諦めてオープンカーを一緒に楽しむことにしたいと思います…。私の車は今後もやっぱり屋根が開かないのにしよう…(笑)。