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NSXと新型スープラを小学生の我が子が運転しちゃった

投稿日:2019年12月3日 更新日:

小学生が実車を運転

すごい、このブログのタイトル『NSXと新型スープラを我が子が運転しちゃった』…って、めちゃめちゃなんだか違法感ありますね(笑)。

「あ、この人(私)、公に書いては行けないことをついに書いちゃったよ。捕まるな」っていう感じがしちゃう。

そう、我が家の娘さんたち。小学生でいながら、本当にHONDAのNSX、それに新型スープラ、他にもMAZDAロードスター、BRZ、フェアレディZまでもを「実車」で、運転してしまったのです!!

もう、母親大興奮(笑)。すっご~く楽しい1日でした。

こちら、私が無免許の子供たちにこっそり運転する機会を与えたりしたわけではなく、ちゃんとしたイベントとして開催されたものに参加させて頂きました。

U-18運転予備校

ちょっと前のことになりますが、イベントはその名も『U-18運転予備校』。

U-18は、アンダー18の略で、まさに「18歳以下の人が参加することが出来る運転予備校」なわけです。

対象者は、18歳以下でまだ免許を持っていなくて、かつ身長が150cm以上あれば小学生から参加可能。

こちらのプログラム、株式会社オークネットが運営されている一般社団法人の日本マイスター検定協会主催で、国内車メーカー8社協力のもと、国産最新モデルを幅広く用意して、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)のモータージャーナリストの皆さまが、子供たちのインストラクターを担当して下さるという、豪華すぎる内容のもの。

しかも参加費無料です。ありえないでしょ、これ!

※こちらのイベントに関するニュース等の写真たちには、私もしくは我が家の子供たちは写っておりませんので、念の為^^

小学生でも実車の運転が出来る貴重な体験

さて、それでこのイベントは、私有地で開催される交通安全イベントであり、免許を保持していない子供たちが運転しても、違法とはなりません。

きちんと座学での安全講習を40分間しっかりと受けたあと、インストラクターさんとともに、きちんと安全を考慮された形での実技です。

まずは、AJAJの方がプレゼンテーション形式で、子供たちに「車のドアの開け方」から始まり、色々なことを基礎からしっかり教えて下さいました。

いや、運転はしていなくても、子供たちは車自体には何度も乗っているわけで、今さらドアの開け方?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが

「ドアは全開のところから、ばたん!って閉めるのではなく、閉める手前20cmくらいまで持っていって、そこから最後の20cmを閉めましょう」

とか、丁寧に教えてくれるのです。

その方が、車にも優しいし、安全面でも良いということで。

こういうことって、細かければ細かいことほど、親からよりもちゃんと第3者の方から「教えてもらった」方が響くと思います。

さらには車への乗り込み方、ドライビングポジション(シートポジション)の取り方なども。

ボタン式エンジンのかけ方、クリープについて、ブレーキング、回転数について、ハンドル操作についてなどを学びました。

座学が終わると、いよいよ実技です。こういう広~い駐車場で行いました。

こちら、もともとアウトレットモールだったところが閉鎖して、その後はイベント用などに貸し出しをしている私有地となっているようです。

今回、こちらの駐車場を使いましたが、実際には「あ、本当にここはアウトレットだったね」という名残があります。

ママのこと車の変人と言われた…

さて、こちらのイベントに話を戻しますが、途中、スタッフの方が子供たちに話しかけてくださった時に、長女が「ママが車大好きなんです。もう変人なの」なんて言ってる!

しかし、私がこの日の状況を夫にラインして「いまから、駐車場で子供たちが実車の運転するよ~」と報告したら、返ってきた返事が「散水車きてる?」。

うう。私だけではなく、夫婦そろって変人だった(笑)。子供向けイベントで、散水しません^^

さて、最初はさきほど習ったばかりの知識を活かして、子供たちは車に乗り込み、ドライビングポジションをとるところから始まります。

用意されていた車はNSXに新型スープラなどスポーツカーばかり

今回、こちらのイベントで用意して下さったお車たちは以下の6台。

どの車もスポーツカーという、最高のラインアップ。

  • ホンダ NSX
  • トヨタ スープラ
  • マツダ ロードスター x2
  • スバル BRZ
  • ニッサン フェアレディZ

しかも、そのうちロードスターとBRZの1台ずつは「ホメパト」さんだったのです。

以前、イベントで遭遇したことがあるホメパトさんにまた会えるなんて。

ホメパトだって、普通なら運転することが出来ない車両なわけであって、もう本当に子供たち凄い体験させて頂きました。

子供、初の自分の運転でのオープンカー体験まで。贅沢すぎる~。

全部、きちんとインストラクターさんが1人につき1人ついて、手取り足取り教えて下さいます。

そして、エンジンをかけて、なんと!

続いては、車を停止させた状態で、『アクセルをベタ踏み全開にして(停止時の)回転数マックスまであげてみる』ということをします。

いや~!!それって!!私でもやったことがない、新型スープラとか、NSXのベタ踏みするとかって、ありえない~!やりたい~!!ずるい~!!(あ、本音)。

子供たち、アクセル全開を体験したあとは、続いてアクセルワークで回転数をうまく2,000に合わせてみましょう、と。いいな~。なんだか良い体験させてもらってる。

そして、少~しだけクリープで前進、ブレーキする練習。

そんな基礎練習をしたら、次についに駐車場のオーバル走行です。感動。

Is that a Supra?!

これ、前にいるNSXに長女が、そして、後ろの新型スープラに次女が乗っています。

そう、運転席に。運転するのです!

もう、こんな光景みたら感動で、感動で。いやもう、感動で、感動で。しつこいけど、本当に感動^^

子供の入卒園式とかでも泣くことがない私ですが「我が子がNSXと新型スープラで走っている」なんていう光景を見ちゃうと、もう、泣けそうでした(笑)。

本当に大興奮。私が^^

新型スープラについては、各地のトヨタディーラーにでさえ、この時期ではまだまだ置かれていないところがほとんどで、試乗できる機会もとても限られているという状況の中、今回は子供たちのためにメーカーさんが直接ご提供して下さったそうです。

だからなのかわからないですが、ナンバーも豊田ナンバー。「豊田から来てくれたのね!」って思いました^^

新型スープラを運転させて頂ける小学生って…もう、本当に運転、変わって!!私が運転する~(笑)!!

とりあえず、インストラクターさんに「うちの子供たち、全然アクセル踏めていないので、もっとがっつり踏むように言って下さい!」なんてお願いする親は私だけだったかと(笑)。すみません…。

子供の心境に変化が

イベントが始まる前には「ママが車を見たくて、イベントに申し込んだだけでしょ!ママの車好きに付き合わされて、来たんだから」と「私はそんなに興味ないし」っていう感じのことを言っていた我が家の子供たち。

それが、実際に車の運転をさせて頂けたことで、もう、色々な車に乗せてもらい、運転体験するたびに、どんどん子供自身が興奮していく様子がよくわかりました。

ツンデレな長女でさえ「運転、楽しい!ずっと運転していたい!」なんて、素直に言い始める始末(笑)。

最初は私だけが興奮していたのですが、運転が始まってからは、子供たち、本当に笑顔がきらきらしはじめて、もう体全体で「楽しい!」っていう想いが溢れでてきていました^^

自分で運転してみて、まだまだ「スピード出すのはちょっと怖い!曲がれなかったら大変だし!」と、ドキドキしている子供たちに「ママもこういう(オーバル)コースで走ったことあるの?」と聞かれたので、そりゃーもうここぞとばかりに

「あるよ!まあ、ママがこういうオーバルを走る時は、あなたたちのノロノロ走行とは違って、アクセルベタ踏み全開から、フルブレーキで曲がってく感じだけどね!ふん!」

と、小学生相手に、偉そうに意味不明のマウンティング(笑)。やっぱり変な親すぎる。

それにしても、本当に「実際に体験すること」で、こんなにも子供たちの車に対する興味、そして「車って楽しい」と思う気持ちに変化がでるとは思いませんでした。想像以上です。期待以上です。

長女は「もっと運転したい。でもまだ免許とれないから、運転することが出来る土地(私有地)買って!」だって。

えーっと、育て方間違えたかな(笑)?

いや、でもそれくらい「もっと運転したい」という想いが強かったようです。

とにかく、用意されていたすべての車たちをそれぞれが運転させて頂くことが出来ました。

次女はスタッフの方に「18歳で免許とったら、また運転してみたい?」と聞かれたことに対して、私からは一切何も吹き込んでいないのに

「18歳で免許とれたら、サーキットを走ってみたいです!」

なんて宣言していました。もう、びっくり。えーっと、これはこれで、育て方…あってるの(笑)?

とにかく、実車…しかも初めて運転する車がすべてスポーツカーという素晴らしい体験を提供して下さった日本マイスター検定協会様、日本自動車ジャーナリスト協会様、そして各メーカー様に心から感謝です。

このイベントでは、以下の2つを目的にしているとのことでした。

  • 運転免許を持たない若者の交通安全の向上(運転を体験することで、歩行者・自転車の危ない行動を理解する)
  • クルマ好きの若者を増やして日本の自動車産業の発展に貢献(若いうちに安全運転を体験し、正しいクルマの扱い方を習得する、クルマの楽しさを知ってもらいたいというのが本音?とのこと^^)

まさに、この2つの目的が見事に達成されたイベントだと思いました。

子供たちが、こんなにもいきなりクルマへの興味・関心を持つなんて、本当にびっくりです。

そして、こんなにも素直に「もっと運転したい!クルマ、楽しい!」って言ってもらえるなんて。あああ、もう感動(涙)。

ダメだ、これですよ。

NSXとスープラを自分の長女・次女がつらなって運転するとか、思い出しただけでもホント泣けます。

今回、体験させて頂いたことが、どんなに貴重なことで、凄いことなのかを子供たちにはとうとうと語ってはおいたのですが、子供たち、どこまで理解しているのだか…。

何年か経った時に「え、小学生の時に私、これを運転していたの??」と、その凄さを早くわかってもらえる日が来てほしいです^^

とりあえず、私はもう感動の1日でした。

そして、子供たちも今回の体験がどれだけ貴重なことなのかは理解していなくとも「クルマは楽しい」ということを心から感じてもらえたようで、もうそれだけで私は大満足、感動しました。

U-18運転予備校に参加させて頂けて、本当に感謝です。

さらに、オーバル走行を子供たちが体験したあとには、最後にもまた座学がありました。

そこで、しっかり「今日は運転できて楽しかったと思うけれど、免許を取るまでは運転してはいけないよ」ということも再度きちんと繰り返し教えて頂けました。

無免許運転は

  • 刑事責任
  • 行政責任
  • 民事責任

がある、と。

こういうことを最後にしっかり教えて頂くことで、子供たちは「運転は楽しかったけれど、今日が特別なだけで、通常はまだ運転してないけない。運転したかったら、ちゃんと運転免許証を取得しなければ」と理解出来て、とても良かったです。

すべてのプログラムを終え、帰路につきます。

私のポルシェ愛も少しは理解してもらえた?

今回、ポルシェ911カレラでイベント会場まで向かっていたのですが、その時、案内されて駐車させて頂いたのはこのような位置。

すごい、なんだか「ここでいいの?」っていう、特別感ある場所です。ありがとうございます^^

…って、いやもう、見るからに路駐的な(笑)。さすが私有地。

そんな私が大好きなカレラの元に戻ってきて、子供たちにいつものごとく

「あ~、やっぱりポルシェさん、カッコ良すぎるよね~!!」

と話してみたら(←日常茶飯事)、いつもなら「はい、はい」って適当にあしらわれる私なのですが、この日は子供たちの受け止め方が暖かかった気がしました(笑)。

「うん、わかる、ママがポルシェ(クルマ)が大好きな理由が少しわかった気がする」って言われた気がしました。

え、これ幻想?いや、そんなことないと思います^^

まあ、帰り道は彼らが学んだ「シートベルトの仕方」「ハンドルの持ち方」とかを、私がちゃんとやっているかをいちいちチェックされましたけど!!!

でも、それもまた良い傾向です^^

さて最後に。

今回のイベントを主催してくだった日本マイスター検定協会様のサイトで、簡単な検定を私も受けてみました。

その結果、なんとか合格^^良かった。

お時間ある方はぜひ、お試しください。

本当に今回は素敵なイベントに参加させて頂き、ありがとうございました。

少しずつかもしれませんが、若い世代に「クルマは楽しい」が、本当に良く伝わるイベントだと思います^^

参照:
日本マイスター検定協会様
日本自動車ジャーナリスト協会様

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