最速のピットストップタイム 1.82秒
2019年11月に開催されたフォーミュラ1のBrazilian GP。
この場で、レッドブル・レーシングが『1.82秒』という恐ろしい数値のピットストップ時間最速の記録を樹立。
ピットストップにかかった時間が1.82秒ってありえなくないですか??
私が普通に「とまれ」サインでフルストップして、そのあとすぐに、よっこらしょと普通にアクセルを踏んで再出発するだけでも2秒はかかっていると思われるのに(笑)。
レッドブル・レーシングのチームの方々は、このたった1.82秒の間に、タイヤ交換もしているという。恐ろしい速さ!!凄いです。
レッドブル・レーシング 1.82秒ピットストップ動画
こちら、1.82秒のピットストップの様子↓
アストン・マーティン・レッドブル・モータースポーツの無重力ピットストップ
こんなに物凄い記録を作ったレッドブルレーシングですが、今回はアストン・マーティン・レッドブル・モータースポーツのピットクルーの皆さんが、また新たなことに挑戦されたとのこと。
その挑戦とは「ピットストップのタイムを20秒内にする」。
え?
1.82秒のタイムを記録しているピットクルーの皆さんにとって、20秒だなんて、時間をもてあましてしまうくらいなのでは??と思えるわけですが…。この20秒のピットストップには条件があったのです。
それが。
"In zero-gravity"
そう、無重力の中でピットストップを行い、すべての作業を20秒内に終わらせるという挑戦。なにそれ(笑)。
もう、レッドブル面白い。本当にやっちゃったのです。無重力ピットストップ (Zero Gravity Pit Stop)。
ロシアのロスコスモス(Roscosmos)という宇宙開発をしている国営企業の協力のもと、Il-76 (Ilyushin Il-76 MDK)航空機を使って、2005 RB1 F1カーを持ち込み、無重力でのピットストップを実現。
実際に無重力下で作業してみると、普段いかに重力に頼って生きているかが良く分かり、ホイールのナットをしめるというだけでも、車が浮いていると大変だった、と。
今までこういうプロモーション作成を色々とやってきたライブデモ・チームとしても、今回のこの無重力ピットストップチャレンジが1番クールで楽しかったそう。確かにこれは楽しそうです^^
その動画がこちら↓
それにしても「今までやったなかでも1番楽しかった」って、今までレッドブル・レーシングって何をやってきたのでしょう。
過去に彼らが色々と挑戦してきたことのTOP5も動画になっていました。是非、見てみて下さい。
「凄い!」と思えることもあるのですが、アメリカ国内を走るものなんて、こう書いてしまっては申し訳ないけれど、本当にもう「くだらない」…いや、もう褒め言葉で(笑)。
可愛いのです、どこからともなく出てくるピットクルーとか^^
お時間あったら是非見てみて下さい~^^ レッドブル・レーシングのピットクルーさんたち、可愛すぎる!
出典:
◆ Aston Martin Red Bull Racing
◆ Watch the Red Bull F1 Team Perform the World's First Zero-Gravity Pit Stop
◆ Aston Martin Red Bull Racing is doing no-gravity pit stops now