Porsche Esports Racing Japan Season 1
今回のポルシェスポーツデートゥギャザーデー2019で開催されたレースのうち、1つだけ富士スピードウェイの本コースを使わないものがありました。開催場所は、富士スピードウェイ(FSW)なのに!
そう、そのFSWにいながらも、FSWのコースを走らないというポルシェのレースが…今回、1stシーズンを迎えた「ポルシェ Eスポーツレーシング・ジャパン シーズン1」。
つまりは…簡単に言ってしまえば「ゲーム」です。バーチャルレース。
プレイステーション4用レースゲーム「グランツーリスモSPORT」を利用したポルシェのレースであり、ポルシェが力を入れ始めている『Esports Racing』と呼ばれる、ポルシェが公式に「レース」として位置付けている、れっきとしたカーレースなのです。
今回、このFSWで行われるのは、そのセミファイナルと決勝大会(敗者復活含む)。
決勝大会に勝ち上がってくるまでの間の予選には、全国数万人という人数が参加されていたそうです。数万人!すごい。
確かに、実車を使った車のレースだと「とりあえずやってみようかな」と、気楽に参加するのはなかなか難しいことであるものの、これがゲーム上のレースとなると「プレステさえ持っていれば出来るかも」と、気軽に参加出来てしまうのは、明らかに、レースに参戦することに対するハードルの高さが違います。
たぶん「あ、自分もちょっとグランツーリスモはそこそこ上手だから、ちょっと予選にでも参加してみようかな」なんて思った方、いらっしゃったかと思うのです。そんなことないのかな^^?
でも。
でも、でも、でも。
でも!!!
この決勝大会を目の前で見てしまうと、もう、なんというか、恐れ多くて「いやいや、ゲームだからといって、軽々しく参戦してみようかな」なんて、ちょっとでも思ってしまってゴメンナサイ!と、謝りたくなってしまうほど(笑)。
いやもう、とにかく、もう、凄かったのです!
ただ観客として後ろから見ているだけの私でさえ、目で追うのが大変なくらいの速さでの走行なのに、その走行ラインから、抜き方から、もう何からなにまで、物凄くハイレベル。
もう「お上手ですね」くらいの表現では、まったくもって物足りないレベルの「本気ですごい!!!」っていう、感動レベルのレースでした。
ゲームのレース中には、皆さんヘッドフォンをされていました。
これは、実況中継などが会場で流されるので、それらが耳にはいって集中力を欠かさないようにするためだそうです。なるほど。
確かに、実車のレースだとドライバーさんには、レースを実況中継している声は届かないかもしれませんが、ゲームだと目の前でされている実況中継や、周りの観客の声などが全部聞こえてしまうので、そういうレース中の環境的なものも、また実車のドライバーさんとは全然違いますよね。
いや、もちろん、画面の中では同じレースのようでも、実際には、実車とゲームでは何もかも違うと思うのですが^^
実車とゲームのレーサーさんだと、『車を走らせる』にしても、それぞれ実際には「使っている能力=長けている能力」が、きっとまったく違うところなのだろうな~。でもその、それぞれが凄いと思います!
この日、Porsche Sportscar Together Day 2019のイベントでもあったので、ちょうと私がのんびりとFSWのラウンジでランチを食べている時、お隣に座られたのが、今回こちらの決勝に参加された選手の方々だったのでした。
「あ、Esportsの皆さんだ」って思ったのですが、せっかく選手の皆さんでお食事しているところをお邪魔しては申し訳ないと思い、お声がけするのは控えたのですが、今となっては、どうやったらあんなに凄い走りが出来るようになったのか、伺っておけば良かったとちょっと後悔です^^
いや~、こんな書き方をしたら、申し訳ないですが、車のゲームでこんなに凄い、頂点にたつような走りが出来るような方って、もっと「オタクっぽい」というか、そういう感じなのかな?なんてちょっと思ったこともあったのです(ごめんなさい!反省しています、完全なる偏見です)。
でも、ランチで一緒になった決勝に出られた皆さん(=最終的には勝者の皆さん)は、本当にそんなまったくもってオタク感なんてなく、好青年!という感じで、とても笑顔の素敵な方々でした^^
いや、もう私の方がレースも何も出来ないのに、よりオタク度高そうな感じ(笑)。反省。
勝者はNight of Champions Japan 2019へ招待
さて結果は:
1位:T.Sugawara選手
2位:T.Okamoto選手
3位:S.Imamura選手
3位のImamura選手は敗者復活からの3位だそうで、それもまた凄い。
こちらの3名は「Night of Champions Japan 2019」での表彰に招待される権利を得たわけです。
これは、実車のレースで勝利したレーサーたちが表彰される場であり、これからはその場でEsports Racingでの勝者も同じように表彰されることになります。
Esports Racingの会場には、なぜか?ポルシェ911 GT3RSの展示もあったのですが…この、GT3RSが可愛くゲーム画面をみつめる姿もまた、とても可愛かったです。
「何やってるの~。FSWのコースが目の前にあるけど、みんな走らないの~」みたいな^^?ホント、ポルシェって可愛い。
ポルシェコネクト: ポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)講座
さて、Esports観戦も終わり、最後に家に向けて帰る前に、この日駐車場スペースで色々な出店/出展がされているものを見てまわりました。
- ポルシェセンター青山 (世田谷)
- ポルシェセンター横浜青葉
- ポルシェセンター名古屋
- ポルシェセンター堺
の4つのディーラー合同出展のクラシックポルシェブースや…
PUMAのMotorsportのお店。ポルシェデザインのコレクションなど販売。
あ、さっきグリッドウォークにいたミシュランマンくんもいました。ここにいるミシュランマンくんは、さっきグリッドウォークにいて歩いていた人より、魂が抜けている気がしますが、まあ気のせいということで^^
そして、私たちがこの日、最後に訪れたのが、こちらのポルシェクッションが山積みにされていたブースでした。
それが、ポルシェコネクトを学ぶためのブースです。
せっかくなので、聞いてみることにみました。カイエンの実車を使ってのデモ形式でのプレゼンテーション。
この日、実演しながら教えて下さった機能は、まず遠隔で車のロック・アンロックが出来るというもの。
PCMアプリが入っている人は、それを立ち上げるとロックできるボタンが出てくるので、遠隔で車のロックをすることが出来る…とのことだったので、私もそれを聞きながら、手元のスマホでアプリを起動。
デモは進んでいき、お姉さんとお兄さんが「あ、本当だ!アプリ経由でロック出来ました!」ってやっている横で、私は「え、鍵マークとか出ない…」と撃沈。
ううーん。そう、これ、遠隔でのロック操作はカイエンのみなのだそうです(2019年6月時点)。残念。
そして、続いてはAmazon Musicで音楽を流すというデモンストレーション。これ、1回やってみたかったので、実際に見ることが出来て良かったです。
ちなみに、この時、デモで流された曲はクィーンのボヘミアンラプソディーでした^^
ポルシェ コンシェルジュサービス
最後に、ポルシェコネクトでつながる『ポルシェ コンシェルジュサービス』のデモ。
便利そうではありましたが、どうも我が家はコンシェルジュサービスを使うことが苦手なので(クレジットカードとかについているサービスもまったく利用しない)、やはりこちらは、まだ私は利用しなさそうです、せっかく説明を聞かせて頂いたのにゴメンナサイ。
この日、この場でポルシェコンシェルジュのサービスを申し込んだ方には、特典の1つとして、さきほど載せたポルシェクッションが頂けたようでした^^
ポルシェからAmazon Musicにつないでみる
と、このPCMの説明を聞いたあとに帰路についたので、せっかくなので、今まで「やってみよう、やってみよう」と思いつつ出来ていなかったAmazon Musicにコネクトしてみました。アンドロイドスマホ経由。
お~。つながった時はなんだか感動です^^
ただ…これも、Amazon Music自体を使うことに慣れていなかったので、何をどう使えば良いのかを考えることからして、ついつい面倒になってしまいました(おばちゃん…)。
人気のプレイリストとしてAmazonによってプリセットされているプレイリストも沢山ありましたが、邦楽を聞かない私からすると、なかなか「これイイ!」というのに、すぐ出会えなかったので、Amazon Musicにつなぐのも、これが最初で最後となりそうです^^
でも、やってみようと思いつつ、なかなか出来ていなかったことが出来て良かったです。
最後に、PCM関連で個人的に聞きたかったことも聞けたりしたので、大変助かりました~。
…と、次でPorsche Sportscar Together Day 2019に関する内容は終わりとなります。え?まだあるのって?あ、あるのです。相変わらず、だらだら長くてすみません!では、また続きます~。