プチ・ルマン (Petit Le Mans)で走るコカコーラ・ポルシェ
IMSA(国際モータースポーツ協会/International Motor Sports Association)のチャンピオンシップの最終ラウンドである、アメリカはアトランタで開催される10時間のプチ・ルマンレースにて、ポルシェのヴァイザッハのチームと、アトランタに本社をかまえるコカ・コーラが提携。
とっても可愛いコカ・コーラデザインのポルシェが出来上がっています^^
今回のレース、IMSAの50周年を締めくくるものであるそうで、その記念すべき場に登場するがのがポルシェ911RSRのコカ・コーラデザインバージョン。可愛い。
IMSAチャンピオンシップとは、2014年からアメリカとカナダで開催されているスポーツカーレースシリーズで、このシリーズはアメリカ・ルマンとグランダムシリーズの合併から誕生。以下の4つのクラスがあるそうです:
- GTLM (GTルマン)
- GTD (GTデイトナ)
- Dpi (デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル)
- LMP2 (ルマン・プロトタイプ2)
輝かしい歴史を持つコカ・コーラ・デザインポルシェ
そう、実はこのコカ・コーラデザインのポルシェというのは、過去に大変輝かしい歴史を持っているそうで、最初に投入されたコカ・コーラデザインのポルシェは1980年代に Bob Akin Motor Racingが投入したポルシェ935。
このチームは1980年から1987年までの間、コカ・コーラをテーマにしたデザインをポルシェに施していたそう。
デイトナ24時間耐久を含むレースで表彰台にのぼり、1983年のGTPクラスで優勝。翌年、同チームはポルシェを962に変更、コカ・コーラデザインのNo.5のポルシェはすぐに大変な人気となった車であったそうです。
1986年シーズンには、セブリングでの12時間耐久レースでも優勝。
今回、ポルシェ911RSRはこのうちGTLMクラス、そしてポルシェ911GT3RがGTDクラスで走ることになるとのこと。
プチ・ルマンでポルシェは2台のポルシェ911RSRを投入。1台は911番でドライバーはPatrick Pilet氏、Nick Tandy氏そしてFrédéric Makowiecki氏。このチームは2015年のプチルマンで総合優勝されています。
そしてもう1台は912番で、ドライバーはEarl Bramber氏、Laurens Vanthoor氏、そしてMathieu Jaminet氏。1980年代初期のポルシェ962と同じように、白いBBSホイールをつけるそうです。
Porsche 911 RSR
ポルシェ911 GT3RSがベースとなっているハイパフォーマンスカーであるポルシェ911RSR。今回の車はアメリカでの第3レースシーズンの為に、さらにサスペンションセットアップなどがチューニングされたもの。
リアにあるエンジンは510馬力を生み出し、大きなディフューザーとリアウィングのコンビネーションにより、非常に効率的なエアロダイナミクス、ダウンフォースを実現。
2019年10月9日~12日開催のプチ・ルマン10時間耐久レースでこちらのコカ・コーラ911が見られるとのことです^^
ポルシェ911RSRがコカ・コーラデザインに変わる動画
そして、こちらが公開された「ポルシェ911RSRがコカ・コーラデザインへと変わる動画」です。可愛い。
めちゃめちゃ急いでコーラをゲットして、その瞬間デザインが変わるのですが、この急いでいるドライバーさんの感じが、とってもおちゃめ^^
Porsche/Coca-Cola Livery Reveal for IMSA Motul Petit Le Mans at Michelin Raceway Road Atlanta
そしてこちらが、上の動画のメイキング映像です^^
出典:
◆Highlight at season final: Porsche flies Coca Cola design at Petit Le Mans
◆Porsche Will Run This Awesome Vintage Coke Livery at the Petit Le Mans