タイカンにとって4つめのギネス記録
ポルシェのタイカンGTSが氷上ドリフトの最長記録としてギネス世界記録を樹立されたそうです。
インストラクターのJens Richter氏がタイカンGTSで氷上ドリフト合計132周を完走されたとのことで、それにかかった時間は46分、走行距離にして17.503Km。
いやいやいや、凄いな。
というのも私もポルシェ911で定常円ドリフトが出来るようになりたくて練習してきているわけですが、先日やっとのこと「8周」周ることが出来たのです。もうね、8周できただけで感動で、その8周にかかった時間はたぶん1分半くらい(笑)。
8周でヒーヒー言っているわけですから、たとえ氷上だからといっても46分間ドリフトしつづけることの大変さがめちゃめちゃ良くわかって(しかも難しそうなタイカンで!)、もう尊敬しかありません。
技術だけでなく、目もまわりそう^^
今回のギネス記録樹立によって、タイカンが獲得したギネス記録は4度めとなったとのこと。
過去のタイカン・ギネス記録
◆最長ドリフトでポルシェ・タイカンがギネス記録達成
◆ポルシェタイカンが室内ドライブ最速でギネス記録更新
◆タイカンクロスツーリスモが電気自動車として最大の高度差移動でギネス記録を更新
今回のこの氷上ドリフトチャレンジは2025年1月14日の午後に行われたそうなのですが、最初のトライではタイカンが継続的にドリフトすることで氷の路面が予想よりも早く劣化し、約11キロを走行した時点で中止しなければならなくなったそう。
そこで2度目のトライでは、チームはより短いスパイクに切り替え日が暮れるにつれて氷の温度がまた下がるという状況を利用することで、今回の記録達成となったとのこと。
これまでの電気自動車最長連続ドリフトの世界記録は14.809㎞だったそうなので、今回の17.503㎞は今までの記録を大幅に上回るもの。
今回使われたタイカンは四輪駆動車だったわけですが、そのタイカンが極限の状況でも上手に制御できるという事実がその優れたシャーシとバランスが取れた性能を物語り、タイカンの横方向の走行性能を証明したと言われています。
ちなみに今回のチャレンジが行われたのは北極圏の北約150㎞に位置するフィンランドのLeviにあるポルシェ・アークティックセンターの氷上コース。
ドリフトサークルの直径は59メートル。大きいな。
使われたタイヤは市販の1㎜スパイク付きミシュランタイヤとのことです。
記録達成時には花火まで(笑)。
なかなかの演出だったようで、記録も樹立できたし楽しそうで何よりです^^
出典:(公式)Porsche Taycan: New Guinness World Records™ title on ice